eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

あごが出る、あがる

無意識に動作として、姿勢として「あごが出る、あがる」とういのは、私的には白旗をあげる、余裕が無い行為のような気がします。


昨日、シンクロジュニアのレッスンで、表現として、何を踊るにもちょいとあごがあがる癖の子がいました。ダンス的に言うと、振り付けにもよりますが、顔の付け方というのは、体の動きの流れと自然でなければなりません。先にあごをあげて顔を決めてしまうと、それ以上表現は広がらないんです。あごをあげる=首筋を縮めることになるので、流れがそこでとまり、大きさが出ない事になるんですね。バレリーナの首筋が伸びているのは、どこまでも広がる表現力の象徴です。これに胸の広がりや手や脚、体の動きがつきより大きく、優雅になり、さまざまな表現に繋がって行きます。
動きに集中してしまって余裕が無いと、そういう「癖」が先攻して詰まった感じになってしまいがちです。


ストレッチ、特に前屈する時ですかね、あごがでやすいのは。
あごが出ると上記のダンスなどと同じで、首が縮むので背中も丸くなり、首がストッパーになってそれ以上伸びなくしてしまいます。文字通りそれが「ネック」になりますyo。前屈は全く深まりません。

あとは普段の姿勢です。昨日書いた骨盤がたたないことが起因です。長年、楽な姿勢で生活を続けて、普段から、背もたれに倒れて、腹筋つかっていない、背中が丸くなり骨盤が傾斜、そうするとあごがあがる体勢になります。そしてその癖であごが何かするたびに出てしまう。普段立っている時も無意識に出てしまいます。
ただ、こういう方は、「あごをひいて下さい」とレクチャーすると、逆に気持ちも苦しくなってしまうので逆効果です。以前にもご紹介しましたが。。。
イメージして下さい。

UFOキャッチャーの手が段違いになっていて、ひとつは首筋、ひとつは腹筋をあげてくれています。そうすると自然とあごはひきます。あごに集中してしまううと、二重あごみたいになって、顔もこわいよ。あは。だから、この場合は、気持ちよく、首筋と腹筋が背伸びです。やってみてね。
あとは、「身長測定」をイメージします。
『臀頭』という武術での教えがあります。臀部と頭部の対立操法で、臀部をわずかに後ろに引きながら頭部を脊柱の延長線上にスッと持ち上げる動作です。お尻が頭の「にこちゃん大王」では無いので悪しからず。うしし。
かかとの上に臀部と頭が乗ることでバランスがとりやすくなり、腹筋もちゃんと使い、背中、首筋、膝のうしろ、ふくらはぎ、全体で伸びようとします。身長測定がそうなんですね。かかとつけてあごひいて、1mmでも高くなりたいか
ら、腹に力入り、首筋伸ばし、全てが伸び、一番いい状態で立つことができる。もし、後ろ重心過ぎると腹筋使わなくなるが、この方法だと身長計は壁なので、お尻以上はいかなくなり自然と腹筋を使えるようになりまっせ。
自然にあごがひけている状態になるまで、普段から姿勢!これしかありません。
闘わずして白旗あげるのはやめようね〜〜〜。


どうしてもあごが気になる方は、常に、首でいやいやや、引く・出すをしてみるとかして首に力が入らない様にします。あごが出ているのかあがっているかの感覚を無意識から意識的にしていくことが大事で〜〜す。



今朝はぐっと気温が低い東京です。乾燥がすごいのでお肌、のど、気をつけて下さいね。最近、ドライアイの他、ドライマウスが流行しているそうです。ダライマウスになると、舌も割れてしまい、口の中の唾液が無くなるので菌が繁殖しやすくなり免疫も低下し、病気が発症しやすくなるそうです。色んなケアをしましょうね〜〜!あれもこれも。。。ケアなくしてきらきらはありません。輝く為に自分を磨きましょう!



今日はWSです。ご参加の皆さん、こけないように遅れない様においで下さいね。お会いできるのを楽しみにしております。


●今日のお言葉
一滴の水、微小の砂粒が大海と心地よき陸地をつくる。
byカーネイ 「小さな物」

小さい努力は大きな人間を作るよね!♪♪♪

今日もきらきらhappyな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚