なんのためにやりたいの？ - eigonだって泳ぎたい　あひる解剖学

おはようございます。
昨日は、中村勘三郎さんのご逝去でかなり落ち込んでしまいました。
あんな方は後にも先にも現れないでしょうね。。。まったくもって残念、悔しいです。。。
勘三郎さんのモットーは、

人を楽しませたい

だったそうです。

私も結局そこかな〜。ワクワクを届けたいし共有したいです。
心が動くから体が動くと思うな〜〜。

『体が柔らかくなりたい』
と多くの方がそう言っていらっしゃいますが、それはなんのためにやりたいの？でしょうか。。。

人との比較じゃな〜〜〜い！
体裁じゃな〜〜い！
自分の健康のためだ〜〜〜！
体を動かすのが楽しい〜〜〜！
体の外より中を磨け〜〜〜〜！！
そして外も中もきれいになろう〜〜〜！！
最後はぴんぴんころり〜だじょ〜！

今日現在の私にはこんなことです。

人の価値観は違うし、その時の状況、目標などなどで違うと思うけれど、心に余裕を持って焦らず、しっかり自分を俯瞰し、時にズームインして取り組んで欲しいな〜〜と思います。

昨日、小学生から15年間バレエをやってきた若い女の子がレッスンにきてくれましたが、立ち方を間違ってずっとやってきてしまい、所謂　反張膝になってしまっていましたが、本人はそれに気付いていませんでした。
（反張膝：膝が真っ直ぐではなく内側や反対側に反るような形になる膝のこと）
この若い時にしっかりとした体の使い方を学べるかどうかでかなりの影響力が。。。残念ながら、ここにズームインしているバレエの先生が少ないように思えます。
『バレエをしていました』と言っても、私の経験上、なかなかきちんとできている人は少ないように思えます。勿論私もそうでした。いや今でもできていないと思いますが、前よりは改善できているとは思います。
踊ることが主になり、あまり体の使い方を教えていない、ということです。それは本来同時平行で教えるべきものと私は思いますが。。。ん〜〜時間が無いというのはわかりますが、それで体が変形してしまっては本当に大変だということを責任を持ってお稽古してほしいな〜と思うわけです。骨が変形してからでは大変だからだし、子供の成長痛や体のことをしっかり勉強もして対処して欲しい訳です。
具体的には「開いて開いて〜」というと、足先ばかりがひらき、骨の付き方とか積み上げ方とか、筋肉の使い方とかがもうめちゃくちゃになり、それでも踊ろうとするもんだから、若いのでまあ変に柔らかいので、めちゃくちゃなまま踊れる体になってしまうのです。実はそれは恐ろしいことなのに。。。
一日も早く気付くことです！バレエに限らずです。
この子は、アンディオール、アンディオールを間違えて使ってしまい、膝を押し込み、それのせいで出っ尻になり、太ももを成長させしまってましたよ。

して、この彼女は変わろうと思っているようで、早速FBで申請してくれてお友達になったのですが、どうやら記事を読んでいたら、部屋もエクササイズできるように片付けたらしいです。そして1月のWSも申し込んでくれました。

いくつでも変わる事はできます！
彼女は充分人から見ると柔らかいと思います。でもそれを活かしきれていません。せっかくのものを持っていても使えなければ意味がありません。
そして、変わろうという、その氣持ちこそが本当に大切ですし、それを即実践することが本当に本当に大切なことではないでしょうか？（なに、政見放送チックになってるんだ。。。あはは）

入り口が変わりたい、という氣持ちなら、次はそれをする環境を整える→やり方を学ぶ→実践→継続、努力→やりきる

だと思います。そうしたら次のステージがまたやってきます。
彼女は実践までとんとんと進んできました。私の準備は万端です。手を広げて待ってますね！ふふ♪

なんのためにやりたいの？
常に自分に問いて、日々生活しましょう。そうすれば明確になっていくでしょう。
いや、いいんですよ、モテたいとかそういうのでも。でも結局は、自分の内部に行き着くはずです。もしそうならなかったら。。。淋しい人生です。。。

本日の写真

いいな〜〜〜。こういう人になりたい。心の余裕。
おおらかさ、寛大さ、に人間の深さを感じます。
自分が、ちっちゃい、みみっちい奴だからでしょうね。ぐすん。
こんな風に懐深くなりたいっす。
ちょいまじめぶってます。笑
心がでっかくなりたいじょ〜〜〜〜。