eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

KIDS柔軟アップ講習会から見る身体のお勉強。

おっはようございます〜。


昨日は、冬休みなので、午後KIDS講習会を。
色々な事が見えてきます。
新体操、器械体操、シンクロをやっている子たちでしたが、まだまだ基本の身体をつくる時間です。8歳〜13歳。
この身体の基本を作る時に、姿勢の悪さ、間違った方法、勘違いな感じでなんとなく運動をしてしまうと、変な癖、取り返しのつかない変形、そんな風になってしまいますので、今の内に身体の使い方とケアの知識と軌道修正することをおすすめします。ここは親御さんや指導者の導き方が重要になります。


あ、でもKIDSの講習会は、保護者見学NGです。
そのへんのことはHPに書いていますのでお読み下さいね。
http://eicohatta.com/archives/news/message#article34
保護者の方が見学、覚えてもらうということをよく言われますが、それには実際保護者の方も参加されないと無理です。
実際やらないで見学して、子供たち本人たちもただ口だけで言われるのくらい不快なものはありません。
私としては、「やらされ感」になるのなら、やめた方がいいと思います。
新体操やシンクロ、バレエも自分がやりたくてやっているのでしょうから、保護者は関係ありません。入らない方が逆にいいと思います。
実際は親も身体をほぐした方がいいですが、片鱗だけ下手に覚えられてもうまくいきません。
自宅でのストレッチ、それも親の介入はやめて欲しいです。できてない人がレクチャー、手を貸すのは危ないです。見ようみまねでできることではないです。
ちゃんとやりたいなら、ちゃんとレッスン、勉強会に出席すべきです。少なくほぐれッチ®の本やDVDでやってみればいいと思います。そうするとどんなに身体を使う事、柔軟することが難しく、デリケートなことか、子供に口だけで言えないことが見えてきます。
選手も、自分の身体がどうなるとどうなり、ということを自分で確認、向き合って欲しいし、進化も自分で感じて欲しいのでできるだけ自力の方向でお願いしたいです。
その上で、保護者にたとえば、引っ張ってほしいとか、押さえてて欲しいとか、そういうことは自分で説明して手伝ってもらえばいいことです。
自分で出来るように指導しますし、身体をその日に変えますから、ご心配しないで下さい。
昨日も途中から皆笑顔になって、変わっていく自分の身体を楽しんで、私が言わなくても、自ら何度もトライしてましたよ。それが導きだと思います。
ほらやれよ、じゃ、誰もどうしていいかわからないし、楽しさや変化を楽しむしかけをしないとです。
年齢が低くても、きちんと理論と道筋を説明すれば必ず伝わるし、進化して笑顔になります。喜んだ身体の使い方は絶対忘れる事はありませんし、そのように身体を使おうとします。



それと、特に側湾症に関しては要注意なので、下記の方をよく読んで下さいね。
今は、小学6年生から検査があるようですが、昨日の子は2年生でその疑いが見られました。すぐ病院で検査をとすすめましたが、おうちでできることをレクチャーしました、今のうちに矯正していくと間に合います。
できれば検査は、小学生低学年からやってほしいですし、これは殆ど普段の姿勢、食生活、、などから来ています。家族ぐるみで習慣にしましょう。





まず、写真の彼女は、背中が丸いのです。そして過緊張する癖があります。
それをほぐすだけでこんなにイキイキになり、可動域も広がり、力もぬけていい具合に柔軟になっていきます。
ストレスは意外と背中に現れます。そして、対極の胸にコリを作ります。ですから両方ほぐさないとですが、実はこれはメンタル、精神的からくる歪みでもあります。あとはやはり普段の姿勢ですね。腹筋や骨盤底筋の衰えや胃腸の不具合もあります。
体操やシンクロなど柔軟性が問われる競技の場合、柔軟の時間が怖いらしいです。それは無理矢理ギュウギュウに押されたりするので、恐怖の方が先になりついつい無意識に力むのです。本当にそれは悲しい残念なことです。もっと温泉につかるくらいの脱力感、、開放感でできるはずなんですね。




次の写真は、すべて歪みが動きをとめている例です。
◉前後開脚は、1本脚になってはいけません。
◉ブリッチだろうが前後開脚だろうが、足先ひとつ歪ませてはNGです。
◉最後がいわゆる側湾症のうたがいの背中です。多分間違いないと思います。
▼前後開脚のこの間違いは殆どの子がこうですね。今のうちに矯正させてないと、将来ぎっくり腰、股関節症になります。

▼つま先が内股になるのは、彼女は無意識だといっていますが、無意識な癖程本当に意識的に直すしかありませんし、一瞬可愛いですが、この内股がO脚を生み、足首を固める原因になり、いずれ座骨神経痛にも繋がるし、悪循環です。
しっかりまっすぐになるよう、中指くらいの方向に足首を向けましょう。

▼側湾症に関しては、色々書いていますので、ご参照下さい。
とにかく、早期発見、早期牽引、姿勢を見直す!です!!必ず改善します!
側湾症に朗報!part1〜3 
http://d.hatena.ne.jp/eigon/20130810/1376097277
http://d.hatena.ne.jp/eigon/20130815/1376524093
http://d.hatena.ne.jp/eigon/20131109/1383951376


私の理論の中で何よりも体を動かすのに一番大事な事は、まずは、歪みなき身体です。
歪みの無い体・姿勢、S字曲線ありきということです。正しい姿勢だとラクに体が動きます。
どうしてもご自分でわからない方は、自分の体を熟知して頂き、調整してくれ主治医のような整体師を持つといいと思います。どう歪んでいて、その施術の結果どう治ったのか、治らないのか、ここをきちんとチェックでき、きちんと話せて、アドバイスしてもらえ正してもらえる方が理想です。悪い姿勢のままで動くという事は、ブレーキをかけながら自転車をこいでいるようなもの。効率が悪いし、更に片手 運転で左右がアンバランスだったりすると尚 NGで、 故障の危険が高まります。立つ・歩く・姿勢・思考・食事等の生活習慣が全て歪みを引き起こします。
日常生活の習慣が最も大事であり、厄介なのです。そこを徹底して直して下さ
い。自分やお子さんの普段の生活を見直して下さいね。


これらのこともブログを遡ると色々公開していいますので是非参考になさって下さい。お子さんの姿勢を救うのは親であり、指導者です。よろしくお願いします。

またKIDS講習会開催しますね。是非ご参加下さい!



〆(。。)本日のお言葉  by 高橋大輔 フィギュアスケート選手
オリンピックに必要なケガだった


▼毎度色んな事があると、自分を強くしてくれるための出来事だな〜と後になって思います。ここ最近は、おっ!今度はこうくるか〜、神様。みたいにワクワクさえします。
高橋選手のこのメンタルな強さが、彼をさらにしなやかで強靭な選手、人間へと進化させていますね。
色んな凹むことは、それに見合う凸が必ずやってきて、それが一つの□に完成して一つの経験値となり自分の力になります。
今年も色んな凹みと凸のパズルを楽しみ日々を過ごせるといいですね!



本日もhappyな、軌道修正する一日を!✧‫*。٩(ˊωˋ*)و‬✧*。