eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

過酷な体操競技から見えること 埼玉栄高校編

おっはようございます〜。


清々しい朝にはこの方からでしょ。笑

昨日は埼玉栄高校体操部にお勉強に行ってきました。どうも、ここに来ると、森川先生ネタを先に出したくなります。笑
OBが作ったTシャツとのコラボ写真を前から撮りたかったので嬉しいですわ♪
是非LINEスタンプ熱望!であります。

ここからは真面目な話ですが、『およよ』なこと満載でした。
★およよ1:体操でよくやっている細いチューブを引く筋トレがありますが、わざとそれは何をやっているの?と聞いてみたら、
2年生 わかりません。
3年生 インナーマッスルのトレーニングです。
▼うーん。やはり、何故それをして、そうするとどうなるか、自分の身体に教えこんでいるのか、、
それをわからないとはぎゃっふんだっ!
ちゃぶ台かえすよっ (;▽;)/ ⌒ ]
意外とこゆ〜ことあるあるじゃないですかね? やらされ感、先輩がやってるから、だと練習やっていても意味無くネ?だと練習やっていても意味無くネ?(←現代用語、不適切な言葉遣いですいません)


★およよ2:走る時後ろに手を伸ばして投げ出して走る人
ま〜体操競技的には跳馬とか床ですね。
これは基本的に考えても、太ももウラに負担が大きくかかります。
ほぐしても間に合いません、腕の振りを変えて下さい。肘は曲げて後ろに。陸上の先生に聞きましょう!笑

★およよ3:また新発見! 体操最初が肝心編:手の着き方!
親指を寝かせて折る????

これが昨日一番の大問題でした。流石の師匠森川先生も驚き。結構人数いました。最初にそのように勝手に覚えてしまったのか…。体操は本当に凄い身体を酷使する競技で手首足首も指もかなりの負担ですので、こゆ〜細かい所の注意を是非指導者さんもやってほしいと思います。この子は、倒立もその親指でしかやれず、正しい、やり方に直すと倒立できない…。やばい。笑
これは親指の緊張が半端無いので、3枚めの写真でわかりますが、小指と繋がっている筋肉の関係で、小指側も頑張ることになり、小指側の手首らへんと、小指と薬指の間、そしてうずれた状態で体重をかけるので、手首中心部が異常に痛くなります。これもほぐすより、使い方を直して下さい。ま〜それでもほぐしますが。笑
しかも、なぜか片方の方だけが曲げている子は、親指の緊張が筋トレみたいになっているので、親指の太さが左右差があるほどでした、すごいことです。
無理にずらして体重かけると、掌根の神経を圧迫して平にしてしまい、手根管症というのにもなりがちなので、使ったら手を折りたたむ、という反対のこともちゃんとして、手のケアもしておきましょう!
病院に行く、と言う予定でしたが、結局行っても原因はなかなかわかりましぇんぜ。笑 現場でじゃないとね。

下記のように構造を知ると色々わかりますので、たまには構造を考えて動くといいです、選手もそれを考えて動くのとそうでないのでは、動かし方、練習の仕方も、取り組むスタンスも変わると思いますので、自発的に考えさせることも、効率良く集中できる練習法かもしれません。やらされ感ではいつまでたっても上達しませんからね。
拇指対立筋
http://www.musculature.biz/40/43/post_157/
母指球筋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E6%8C%87%E7%90%83%E7%AD%8B

身体の構造図、筋肉図、神経図などを練習場に貼るというのも手かもしれませんね。


★およよ4:そして相変わらず姿勢の悪さが首や肩の痛さを作っていることにまだわからにゃいようだ〜。
癖はなかなか直しづらいですが、毎日首や肩の痛さと闘うか、ケアしてラクにパフォーマンスをするか。です。
顔が前にいって猫背…。もうやめましょう!


★およよ5:試合続きで着地で足首がつまって甲を曲げられなくなった…
ケアして〜〜笑 特に前の足首に凹む2点がありますので、そこをしっかりほぐし、足全体〜膝上10cmまでしっかりケアします。特にふくらはぎ、かかと、くるぶし周辺、指の間などなどですね。
甲のストレッチもです。ちゃんと試合後もケア心がけてくださいな!


★およよ6:ここも大切なことなんですが、自分の症状や、痛いのか痛く無いのか、ちゃんと人に伝えられない。表情が出ない、、これ、ちょっと氣になりました。自分の意見をしっかり伝えよう!


氣がつくと4時間もお勉強、ありがとうございました!
帰ろうとすると21時近い時間からリポDを飲む師匠森川。流石です、5時から男ではなく、大人の男は9時から男です。人生の正しい導きもありがとうございます。┏○)) アザ━━━━━ス笑

ふまじめ、たまにまじめの身体の勉強、今日もありがとうございました。




〆(。。)本日のお言葉    by 草場一壽

「答え」

答えが明確に決まっているものだけを相手にしても、人生は深まらないでしょう。「正解」のある問題は、誰かの出した答えと自分の答えは、必ず一致するのですから。子どもの頃から、こんな問題ばかりを説く事を求められました。
「どう生きるか」「なぜ生きるか」「魂で生きるとは」。たとえばこんな問いかけに、正しい答えはありません。それぞれが、見いだしていく他ないのです。宗教や先人の教えは参考になります。ただ、それでも、個々人の生き方は全てが「特別」で同じ人生など、ないのですから、必ずしも合致するものではありません。それでも、大いなるものが示しているものの根っこは、どうもひとつのようです。ただ、とてもとても幅のあるひとつ、です。
答えに固執すると、苦しみますが、問いかけたことがすでに答えに直結していると思うと、少し楽になります。
答えの導き方ばかりを教えられましたが、人生には、問いの立て方がそれにも増して大切ということがあると思います。



▼身体のコンディショニングも、問答だらけですが、やはり、心の問題も身体の問題も、自分にしかわかりません。
虫歯が痛いのはなんとなく想像できるけど、それもまちまちですよね。
しっかり自分に問いを立てられるのか、答えばかりを追いがちですが、そちらも大事なのかな〜と。もっと具体的に細かく問いを作リ出すと、答えは早く繋がり出してくれ、善循環になると思います。
いつも行っている岡山の関西高校の体操部の選手たちは、おそらく今日本一ほぐれッチ®マスターですが、「先生、ここをほぐすとこことここがこうなって、ここもこうなります」みたいな答えが返ってくるようになりました。
私のスタジオのレギュラークラスの皆さんも身体に敏感になってきました。
ほぐす、ことは、ただコリをとる、だけでなく、身体の勉強になるし、自分と向かい合うことです。引いては、人生にさえ関わって行きます。
その為のセルフケアです。ほぐれッチ®は、必要に迫られ動く身体にしたくてアイデアを出しましたが、ものは何でもいいですし、動くことでほぐしてもいいのです。とにかく自分の身体と心に向い合う時間を是非問答して作り、向かいあって下さいne!



蒸し蒸ししますが、足首は冷やさないように〜冷房に氣をつけましょう!特に京王線ちょい冷えてます、レッスンでお待ちしています〜。
Goooooooood Wednesday !!!! (❛ᴗ❛人)✧