おはようございます、ベサメムーチョ八田です。
交通情報が不安ですが、西に向かってます。
昨夜はギリギリ行けたので、コンテ、菊地尚ちゃんの作品を観に公演に。今日もやっていますよ! (尚ちゃん顔ちっさ。あ、私がでかいのか…。)
【I.Oダンスフレーム公演】@両国シアターX 17時開演
「ワタクシゴト 3」
風のように踊りたい
植物のように踊りたい
波のように踊りたい
獣のように踊りたい
本能のままに踊りたい
バカになって踊りたい
菊地尚子という生き物で踊りたい
結局わたしは踊りたい
▼彼女は、野球をやるために生まれた人みたいなくくりの、ダンサーをやるために生まれた人なんじゃないかな。
気持ちいい音楽があるように、気持ちいいダンスの人。
止まらない、戻らない、水のように、DNAの螺旋のように、彼女の代名詞の『めくるめく』ダンスをする人
です。
個が強く出る人もいますが、出ているようで出てないようで、出ていて、笑
ノスタルジーではない、普遍的なヒトの心の風景や潜在、顕在意識をデリケートに、アグレッシブに、センチメンタルに、自由に、不自由に、秩序あるカオス、軽いようで、重いようで、エロティックでいやらしくなくて、他人ごとのようで、自分ごとのようで、、な、ワタクシゴト、でした。
ぴったり合う形容詞が見つからないので、ことばを並べても、しっくりはいきませんが、
カタチではないよ
雰囲気で感じる
でも浅くはない
深みにはまるよ
なんのご縁か、私のパーソナルレッスンにいらしてくれて、その時に、彼女の柔らかいジュレのような筋肉に衝撃を受けました。それからです。エネルギッシュに動くのに、しなやかで強靭なシンタイに惚れてから、彼女のカラダのようなBODY WORKをわかりやすく説明実現できる人になりたい、と、なんとなく思ったのは。
そして月日が流れ、やっと最近それが実現しつつあり、昨夜はそのシンタイの確認の意味もあり拝見させて頂きました。
勿論作品も、いつも革新的で、回顧もセピア色ではなく、クリアに鮮やかで、時系列があるようで無いようで、ア モードなのに優しさもあり、とげとげしてなくて、どこか滑稽で、エレジーでもあり、賛歌であり、それがダークでもあり、ライトでもある。
なんとも不思議ちゃんです 。笑
創れて表現できる人、日本のピナバウシュ、と私は勝手に思っております。
舞台の佇み方を知っている人、間が素晴らしい。
ハダカのキモチよさも、布をまとうキモチも表せる人。
五感、六感、細胞全てを感じて踊ってる人、改めてブラボー!と言いたいです。
あ、結局、菊地尚子さんというダンサーが好きなんです、ということさ。笑
ベサメムーチョ、もっとダンスして。笑
是非これからも、踊りたい本能の舞台をお願いします。欲します。
もう一つ、久美ちゃんの隣で一緒にお弟子さんの飯塚さんの作品も拝見して、昔は個性的な男性ダンサーいたけど、久しぶりにそういう人を、観てとても嬉しかったです。
コンテではなく、Theモダンダンサー、なカテゴリーでした。なにかしでかしそうな危なさ。こわいけとまた見てみたいです。笑 ブラボーでした!
だから、彼のタイトル、ベサメムーチョが昨夜から頭から離れない今朝でした。笑
コンテ、やっぱおもろいです!皆さんも是非ごらんください!
色々な作品が観れてお得です。笑
てなことで久々に舞台評論家みたいに書いてみました。体温が2度くらい上がったもので。
このテンションで、今日も講習会、楽しんできまぁす!
〆(。。)本日のお言葉 by 平間 至 FBより
昨年の8月初老の紳士が突然写真館にやってきた。
「遺影を撮っていただけないかと」
その時僕は珍しく一人で居たので、音楽をかけて夢中で踊っている時だった。
びっくりした僕は冷静さをよそおいながら、まずは話をしましょうと促した。
「先生、昨日末期癌だと宣告されたんですよ」
見るからに元気そうな紳士は余命が少ないこと、何よりも早く遺影を撮りたいことを話はじめた。
その5日後に撮影は始まった
最初は堅かった紳士は少しづつ自分を解放しながら自分と向き合い始めた。
その時に僕は気がついた
写真館で写真を撮る事は
「命と向き合うことだと」
確かに、お宮参り、七五三、成人式、結婚式…
すべて人生の大切なタイミングだ
先日ご自宅に手を合わせに行くと、紳士は写真の中で僕を叱咤激励をするかのようにこちらを見つめていた。
写真は記憶を呼び起こすきっかけではなく
肉体を失った後
写真はその人そのものになれる可能性があるのではないかと
紳士の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
▼私のやっていることもそうでありたいと思います。
いや〜芸術っていいですね、さいならさいなら〜。
ほな行ってきます〜、大和路〜。
大寒波乗り越えていきましょう〜へーい٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °