eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

日本の非効率

是非考えて欲しいなと思い、ちょっとお話しさせていただきます。


この記事から。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12332091.html

激しく同感!
内容は、社会的な色々なシーンの話ですが、スポーツの世界でも同じです、ポテンシャルを下げ、活力、モチベーションを落とし、辞めるところまで、追い詰めるケースも多々あります。大変残念です。
BODY WORK をしているので、その立場で言わせてもらうと、私のところにも、いわゆるヘルプメールが多くきます。
疲労骨折をしても休ませてもらえない、とか、怪我してはリハビリ、また練習で同じ怪我、の繰り返し。どうしてそうなるかをなぜ向き合わないのか?全く理解できません。
病院や整骨院の段階でも、もっともっとカラダの使い方やケアの仕方を聞いたり、活用すべきだし、そういう方々ももっと学びを深めていかないと、怪我や症状は減らないと思う。
小学の体育の段階で、しっかり取り入れて学校と家庭ぐるみで、日本の子供のカラダを考えないと!だっ!と思います。
心技体であり、体技心です。(すいません、こんなふざけた私が言っても説得力ありません。汗)
是非とも力のある、競技経験者、指導経験者が、力を合わせてプロジェクトを早期に作って欲しい。



批判ではなく、よくなるために、やめてほしいことです。誤解しないでください。
もちろん、素晴らしい指導者もたくさんおられます。例えば、青山学院大学の陸上部の先生が日本を牽引したらどうでしょうか?笑



実際のメールやお伺いした選手から聞く話から▼



・休みが1日もない、とか、ありえへん。
・怪我しても休ませない、ってどういうこと。
・6パックがいい、ような筋トレ。
・後輩いじめの1、2スクワット
・やられたからやり返すの負の継承しごき。
・二人組のギュウギュウ柔軟。
・から押す、上に乗る柔軟。
・泣くほど痛い、歯をくいしばる、我慢する筋トレ。
・質より回数。
・ケアしない。
・古〜〜いストレッチやウオーミングアップの方法、しきたりやしがらみ。
・減らない疲労骨折。
・カラダの知識が無い、プライドが高く、素直じゃ無い考え方。
・選手が相談できないほど、怖い空気。
・過緊張がさらにカラダを壊す。
・前からやっていたから、の何十年間変わらない練習方法、見直さないトレーニング方法
・練習後の生理運動をやらない
・わけのわからない見えないバリアの雰囲気。
・開かれているようで実は閉じたままの雰囲気。
などなど

とにかく、ナンセンスな練習方法は即止めてほしい。
クオリティを求め、少ない練習で効率的にできる方法をやってほしい。


スポ根は、カラダを痛めていいわけない。
精神的なダメージをわかっていない。
自分たちがやってきたから、という、横流しの練習。
いいところは残し、改善できるところは軌道修正してやっていったらどうでしょうか?
また、そういう厳しい、ありえない泣いている練習をあえてピックアップして流し、ここまでしないと強くなれないんだ、的なメディアの放映。本当にそれが正しいと思っているのでしょうか?
厳しいとしごきとストイックと根性とごっちゃになっています。
競技ゆえに、勝ち負けはありますが、何が大切かを見失わないようにしたいもの。

その練習方法を、医師も整体やそういう立場の人たちは、皆ありえない、と思っています。でも繰り返すし、やめません。なぜなんでしょうか?シンプルに不思議です。他のやり方はいくらでもあるのに。
きっとその時間を割いたり、理解する時間ももったいないというか、その時間より技を磨く方に時間を取りたいのですよね。わかります。
でも結局、基本のからだをしっかり創った方が早いと思うのですがね。

イチロー選手もおっしゃってましたが、決して大きい=パワーではないです。
動けて、力が発揮出来るカラダと感覚を磨くといいと思います。時間をかけなくてもできます。できるはずです。
ぜひ、桑田さんの、『スポーツの品格』を読んでほしいです。


スポーツをしている時間より、その後の時間が多いこと、女の子は出産する、ということ、そこまで考えているか、、なのですよね。
私とこにも、ダンスをやっている人、やりたい人で、学生時に部活で野球をやっていて、太ももの優先筋肉に困っている、腰の痛さに悩む、などの人もいて、そういうケースが実に多いです。
股関節を痛めている人も多いですね。
内も外も生涯ちゃんと使える体の動かし方を是非学んで欲しいですね。私も日々そればかり勉強しています。


真面目に楽しく、オンとオフ!のある練習を!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
大人は伴走者になろう。


 

〆(。。)本日のお言葉  by所ジョージ

学生の頃、暇だなぁ〜、
つまんねぇな〜って、
家でゴロゴロしてた時期があったんです。
「なんでこんなにつまんねぇんだ?」
って自問自答したら、
「おまえがつまんねぇからだ」
って返ってきた。
ハッとしたね。
自分から動き出さなきゃ何もないわけ。



▼ハッとしてぐっと来てくれるといいね。
氣付きがないと人は変われないのさ。