eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

芸術は栄養だ〜!その2

おはようございます。

先日伺った、ギャラリートークの真知さんの投稿。

頭木さんの本では、「外の人」という表現ですが。
例えば、何かを引退、現役や仕事をやめる、そういうのも少し似ている。

カラダのことを日々アップしていますが、アスリートや健康な人、だけに向けているつもりはありません。

例えば、メンタルなことも、機能改善、不具合や怪我への対処もほぐれッチには必ず入れております。

年頭に、このトークイベントに参加させてもらったり、木曜日に拝見した公演も、何か示唆してもらっているように思えます。

風邪さえ、なると、人は途端に気が弱くなるものです。
怪我やギックリ腰なとして何も出来ないと、周りの人の暖かさも感じたり、逆に出来ない自分にらいらいらしたり、情けなく、落ち込んだりします。
そういう意味で、誰でも「外の人」になる可能性はいつでもあります。
日々の生活で、自分の状況下が変わると、物事の捉え方は大きく変わります。

そういう感覚を、常に忘れないでいる事が、本当に大切だなぁ、と思います。

作家さんは、やはり表現が上手ですね。
こういうことを言いたかったので、シェアします。

いつ自分がどのようになるかわかりません。
心とカラダの両方をやはり整えて、備えておく必要がありますね。

がむしゃらに頑張る
穏やかに静かに過ごす

それぞれの年齢の時節の花を咲かせながら、常に自分と他者を敬える、ことを忘れないでいたいと思います。


私もまぁ、ダンサーを諦めた人。
でも、外の人になったからこそ、見えることもあり、今の仕事をさせてもらい、ダンサーさんにも関わらせてもらったり、色んな人に出会いがあり、ありがたいです。
一方、病気や怪我、スランプに落ちている人とも関わります。そちらの方がやはり、デリケートで難しいですが、やり甲斐を感じます。不思議です。
きっと、それは、私が大したダンサーではなく、いつも、群舞だったからだと思います。笑
考え方も卑屈、マイナス志向だったから。
介護経験も、大きく考え方が変わりました。
とにかく色々経験して今があるので、その経験をいかしたいとは思います。


足るを知る

「いる人」も「いない人」も、どちらの気持ちもくみとって、支えてくれる芸術を日々の生活に!

また何が言いたいか、わからない、に陥りそうなので、読んでみて下さい。

穏やかな週末を。( ^ω^ )

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すでに数日経ってしまったが、さる1月10日のgallery bauhausにおけるギャラリートーク「お正月カフカ プラハ×アフリカ×病室」(頭木弘樹さん×小瀧達郎×わたし)にはたくさんの方が来てくださいました。ありがとうございました。小瀧さんのプラハの写真にかこまれて、頭木さんの語るカフカの話を聞くというこのうえない贅沢な時間でした。

頭木さんの語るカフカの話にひかれるのは、世の中にはかならずしも「健康」な人たちだけが生きているわけではないとリアルに気づかせてくれるからかもしれない。そんなことは当たり前といわれそうだが、われわれがふだん目にするのは圧倒的に「健康な」人たちの情報だ。

もちろん重い病気や問題を抱えた人たちがいるのは、だれでも知っている。でも、どちらかといえば表に現れてくるのは、たとえそうであっても前向きな生き方をしている人たちの言葉だ。そういう言葉には「健康な」世界につながろうとする前向きさがある。その一方で、言葉を発するゆとりもなければ、表にも出てこないずっと多くの人たちがいる。そういう人たちについての想像力はどうしても欠落しがちだ。

そんなことをたしか哲学者の故・池田晶子さんがどこかに書いていたなと思い、探してみたらあった。「世の中の動きは、そこに参加できる人、すなわち健康な人だけで構成されている・・・テレビを見ても、街を歩いていても、そこにいるのはことごとく〈健康な人〉である。世の中にいるのは健康な人である。病気の人は、そこにいない。当然である。そもそも出て来られないのだから、そこにはいないわけである。そこにいない人は〈いない人〉である」(「病にあって向き合えるもの」)

若い頃、難病で長い入院・闘病生活をおくった頭木さんもまた、自分が「いない人」であることの挫折感や落伍感を深く味わった。そのときに出会ったのがカフカだったという。カフカは元々はからだが丈夫で健康だった。にもかかわらず、どういうわけか人生のあらゆる事々につまずき、絶望していた。それは「いない人」が感じているひりひりとした生きる痛みにつうじるものだった。

たとえ病気であっても、趣味を楽しんだり、旅をしたり、SNSに投稿したり、気のあった友だちたちとの時間を楽しんだりと積極的な生き方をしている人たちもたくさんいるだろう。それはすばらしいことだけれど、表には出てこない、あるいは出たくても出られない、世の中の動きから切り離された人たちもいる。その人たちのことはつい「いない人」のように感じてしまう。けれども、そういう「いない人」の気持ちをくみとって、支えてくれるのが芸術なのではないか。頭木さんがいいたいのはそういうことなのかなと思った。

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〆(。。)本日のお言葉  by 佐藤未知時

これ、わかりますか?



答えは自分で考えましょう。ふふ、、、♪




穏やかな週末を。( ^ω^ )/