eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

シリーズ左右差を埋める

おはようございます。

あひる解剖学×左右差を埋める。
原因は窓際族!?


★バトミントン女子編:希望:猫背と前肩と右の股関節が音がなる、開けないを直したい。
現代人、若者にも急増のストレートネッック症状。
首をまず後ろへ行くよう改善しましたが…。
前回ブログをご参照ください。

https://eigon.hatenablog.com/entry/2019/10/12/093737


それだけでは姿勢も、動くとなると不足なので、胴体トレも加えます。
ストレートネックの人は体幹の筋肉=腹筋背筋が著しく衰えている・使えていない傾向があります。
ストレートネックの人は、背中を感じられませんので壁に寄りかかり背中を感じるところから始めるといいです。


最終的に骨盤の上にしっかりまっすぐ上半身と頭が乗りまっすぐに。肩も真横に来て、猫背も解消。
彼女の場合、バトミントンのスタンスが、骨盤が後傾していて胴体が後ろに行くので、それのバランスで肩が覆いかぶさるように猫背気味になっているパターン。
ここで軌道修正できてよかったです。
テニスでも、バレーボールのリベロでも、同じようなスタンスですが、構え方と胴体の力、太もも前面と側面を極力使わないということが次への動作のスムーズな動きにつながりますので、かなり基本の形を最初に入力しないと危険です。
彼女はまだ中学2年生ですが、すでにぎっくり腰をしているそう。このスタンスで動くのでそうなります。
骨盤の修正トレは、あひる本p132を是非励行ください。


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右の股関節の問題は、左のお尻の硬さにあります。


https://youtu.be/wvnd0LLQ8bg



BODY WORK by eico hatta

動画のように、左右の動きだと左の動きが良くありません。
これも左右差です。左への瞬発力にブレーキがかかります。
軸足だったり、癖だったりしますので、左右の動きがあるスポーツは、日々小まめにケアと歪みを調整する必要があります。
でも結構その原因は日常にあったりします。お話ししていると実は、今の教室の席にありました。
窓際で、左に台があるので、ついつい肘をついているそうです。笑
2後週間くらいで席替えだそうなのでホッとしてますが、それまでもなるべく肘をつかないようにね。

・車の運転をしている人(肘掛けや窓側に寄りかかる癖やアクセルに対してどう態勢を取っているか)
・料理するときのスタンス(食材を押さえる方、フライパンを振る方へ軸足がノリがち)

・食卓の座る位置

・仕事での机の位置
・スタジオレッスンをしている指導者やイントラさん(左右どちらかで説明する人)

・片方だけのスポーツ
・パソコン右マウスよく使う人


などなどどなたにもあり得ることです。

座席は絶対定期的にシャッフルするべきですし、特にテレビと姿勢との位置関係はそうとうな歪みになり、内臓疾患に繋がりますので、気をつけてください。まっすぐ前で見るよな位置で、家具配置もよろしくお願いします。小さいことでも、毎日のことなのでかなりの歪みになっていきます。
特に成長期は骨の変形になります。女子は生理との関係もあり、内臓で子宮が一番下にあり、負担の上にねじれが入ると相当の生理痛になります。前述したように彼女もぎっくり腰になっているのはこれも原因の一つです。

彼女のように左に寄りかかると、無論左側お尻(股関節に繋がる場所)が我慢して緊張して硬くなりますから動きは悪くなります。
ではなぜ右側の股関節の動き(開き)が悪いのか? 
左側にカラダが歪むと、右側はつられて左に寄って内側に「なよっと」入ります。ですから内股みたいな形状記憶になり、開きが悪くなります。
お尻の緊張をほぐして、骨盤の左右差の緊張も取っていくと難なく動く、開きます。

上半身と下半身は繋がっていますから、特に骨盤と胸郭(肋骨+胸骨+胸椎:あひる本p232)の動きは連動しますので、この二つの動きをよくしてあげることが必須です。
上下半身とつなぐ腸腰筋群もしっかり伸ばしてあげることも重要です。
それらの阻みを解消すると、afterのように動きが左右とも良くなります。

バトミントンは本当に縦横無尽に動かないとなりません。桃田選手がお手本ですね。
カラダの準備が十分できるまで、左右調整+前後調整を含め念入りにすることが重要です!
+日常生活の見直しからお願いいたします〜!

あ、でも彼女の足のアーチは良かったです。ピアノも弾くそうで、手指の使うことが彼女の足と連動していていいリンクになっていると思います。ペダルも踏むからでしょう。
ラグビーの福岡選手が、リズミカルに動けるのはピアノのおかげと言ってましたね。
色んなことがカラダの動きには必要です!


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★体操選手編 :Hasegawa WORK
左右差はどの競技にも当てはまります。

体操の場合は、
・手の強さの左右差
・肩甲骨周りの左右差
・開脚など足の開きの左右差
・骨盤の開きの左右差
・胸の左右差
などなど本当に細かくチェックし調整が必要です。


脚の開きも、
左右差を埋める&元から開く&骨単位でつま先を伸ばす
ことで

→ 自然と体軸が決まります。

before-after では、左右の上下の安定度が全く違いますし、本人の感覚の安定度がかなり違うので、演技の中での前後のつながりにも影響していきます。

時間をかけて、特につま先の伸ばしをバレエの人並みに変えて取り組んできました。
そのことで、単に指や甲を伸ばすだけでなく、内側からカラダを締めていけるところまで理解が深まってきて繋がってきた感じです。
癖を直していくのは時間もかかりますが、直したほうが結局自分がラクなので、左右差やカラダの使い方は取り組むのをお勧めします。
内側から自然と締められることと左右差が揃うことは、体操の場合は、鉄棒、平行棒などどの種目にも反映していきますし怪我の防止にもなります。

各箇所の左右差を少しでも埋めていきましょう。


長谷川選手、来月の 2019体操個人総合スーパーファイナル、 頑張ってね〜!٩(ˊᗜˋ*)و 



BODY WORK by eico hatta





このように、左右差を埋めるだけで、どの競技もパフォーマンス力はアップします

カラダって難しいけれどとてもシンプル。
どのカラダも基本が大事!
初期化をまずして、それから使い方を理解すれば本当に面白いように動きます。
知識を得て実践→継続。 お願いいたしま〜す。

ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ

happy day ( ^∈∋^ )/



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