おはようございます。
🐥あひる解剖学×変形性股関節症
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改めてFBってすごいですね。特に友達繋がりでなくても見つけて頂きスタジオにわざわざ香川からいらしてくれました。
「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)+変形性股関節症で、医者からは手術を勧められています。胡座はかけません。出来ないポーズも多々あります。」ということでしたが、ほとんどのメニューをこなしてハンモックストレッチのレッスンに参加して下さいました。
和式トイレは入れないほど痛いということでしたが、もう大丈夫♪♪
手術もしないで済むならしない方がいい。。。
体幹を鍛えて左右にぶれず体重をかけない歩き方をトレーニングすれば、痛くなく過ごせます。
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「変形性股関節症」のほとんどは「臼蓋形成不全」が原因で発症します。セットだと思って下さい。
股関節には、臼蓋という受け皿のようなソケット(イラスト赤部)があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるようになっています。斜めから支えているようになっていますから、ここに体重をかけ過ぎることが骨の変形に繋がります。
ソケットと骨頭は軟骨を間に少し隙間がありラクに動きます。
なんらかの原因で臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのが「臼蓋形成不全」。
不完全なために、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。その結果、股関節が変形して炎症が起きます。
多くは「臼蓋形成不全」であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いのです。
年齢とともに筋力低下や体重が重くなると、関節に負担がかかって軟骨がさらに減りやすくなります。
日本人は特に先天性股関節脱臼や形成不全、あるいは外傷や炎症の結果引き起こされる二次性股関節症が断然多いです。後天性だといことなので、早くから氣をつければなることが無いということ!であります。
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ある年代の日本人に臼蓋形成不全が多いのは、おむつの形が原因でもあります。今のような股を広げて当てるおむつではなく、真っ直ぐな布で足を伸ばして当てていた時代がありました。
股関節は生後4カ月くらいまでで出来て行きますが、まさにその時期に太もも外側から常に押し付けられている状態でいると、股関節の角度が浅くなります。
今のようなおむつが主流になってからは股関節の形成不全は激減しています。
抱っこやおんぷもなるべくM字になるようにお願いします。
また、スポーツ競技や柔軟時に、無理くりな開脚・上から体重をかけたりぎゅうぎゅう押すやり方や、外側からカラダを締めるよう使い方や窮屈な洋服や下着やベルトなどでも、
形成不全→変形性股関節症
になるケースが多いので是非見直しをお願いします。
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後はカラダの使い方です。
怖いのはわかりますが、
「股関節が痛い」と意識がつのる程に、そこに力みが毎回発生して、股関節周りの筋肉を緊張させますので拘縮して硬くなります。
まずそこを伸ばしてケアをし、
「股関節は軽く動くものだよ」という脳への刷り込みをします。
ハンモックなどの吊りものは、そのような感覚を植え付けるのに最適なツールです。
ヒザが痛くても股関節が痛くても向かい会えることは沢山ありますので、諦めずに、そこに負担のかからない体幹引き上げトレーニングをしましょう。
彼女の激変ぶりは写真も動画でよくわかります。
スッとしゃがめました。
香川からいらして頂いたので笑顔で帰ってもらわないとです。はい。
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カラダのことは妊娠・出産時から始まっています。
色々知識を得て、成長期はもちろん将来のカラダのことまで考えた日常生活を送りましょう。
【日常こそが体育の時間】です‼️
ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ
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週末はまだ半袖のアチコーコーの地へ。
ちばるよ〜。
ほな行ってきまぁす。
(((((((((っ・ω・)っ ブーン
happy weekend ( ^∈∋^ )/
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