eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

脂肪腫とガングリオンとアテローム(粉瘤)

おはようございます。
昨日は多摩美大4年の卒業公演でしたぁ。

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観に行ったのに結果終演後と夜の公演まで楽屋でケアしてました。笑 
皆と記念写真撮れず。泣
最後だから頑張ってほしいよね〜〜〜。その思い一心。
今日最終日、皆頑張ってね〜〜。
.....ありがちですが、本番に向けて疲労がたまっていき、本番に怪我する人が出ます。
どうしても無理していくので、まだまだ素人舞台人ですからケアも追いつかなくなっていると思いますが、そこも含めて勉強なので、今回いい学びになったと思います。本人も周りも。念入りにケアをしましょうね。


して、楽屋では後輩生が多く手伝っていますが、寄ってくる寄ってくる.....結果質問攻めで授業になります。笑
その中で、今回のタイトルです▼▼▼

🐤あひる解剖学×脂肪腫ガングリオンとアテローム(粉瘤)
「首にきになるものができた〜〜」と見せてくれました。
お医者さんには「あ〜良性のできものだね」と言われたそう。
めちゃスマホで調べて悪腫瘍かな〜って心配してたそう.....そうなりますよね。
だからちゃんと知っておこう!
ちなみによく見られるものの違いは下記の感じ。
どれも一見では同じように見えたりします。【動く動かない】も判断のポイントです。
また細かく調べるともっといっぱいおできの種類があります。
専門医に必ず診てもらいましょう。
(でも残念ながらお医者さんは診断しても結構何もしてくれないのです、診断料としましょう。できることは自分でしましょう。先日の変形性股関節症や膝関節症もなども皆そうです。





脂肪腫
皮下に発生する軟部組織の腫瘍の中では最も多くみられる良性の腫瘍( できもの)です。皮膚とくっつかずに良く動く軟らかい腫瘍小さいものであればそのまま様子も見ても差し支えない事が多いです。


ガングリオン主に関節周囲にでき、表面が平滑な腫瘍です。皮膚とのつながりはなく、圧迫によりできることが多々。粘液が中に入っていて、(黄色いものが多い)無症状の場合は経過観察する事も多いです。
経験上、体操競技の手首に多いですが、これも、カラダの使い方を変えて手首に負担がなくなってくると、消失していきます。あん馬の強い選手で実際長年あったガングリオンがシニアで無くなった選手もいました。
扁平足の他に、扁平手の人もなりやすいです。手首に圧迫のかかるパソコン族にもできますよ〜!

流し方の参考ブログ

https://eigon.hatenablog.com/archive/2015/04/09

※マイクロカレント(微弱電流)の流しがオススメ。

興味のある方はスタジオでお話ししますね〜。

 

手の負担などの他参考ブログ

https://eigon.hatenablog.com/entry/20170517/1494977112

https://eigon.hatenablog.com/entry/20170517/1494977112



★アテローム(粉瘤)
しぼうのかたまり と呼ばれることがありますが、本当の脂肪の塊ではなく、皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。結構硬いです。男性の脂性の人に多いといいます。男性でもきちんとお肌の手入れをしないこと、ストレスを感じて、眉間にしわを寄せるとおでこにできますよ〜。
これに関しては、大きくなると切開手術などが必要になりますが、取り出してから腫瘍を調べることになります。

どれにせよ、大きくなる前に早め早めの対処をしましょう!それに限ります。
ついつい育ててしまうと大事です。

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で、話を元に戻すと、「良性のできもの」の診断の場合、特に何もしてくれなかったりしますが、経験上、さすって流すと結構になくなりますので、お勧めします。
首の子も腕の子も5分程度でほとんど流れました。
上のフィギュア選手の経験から分かることは、「寒い」もキーワードです。
案の定、首の子に「今日も寒いけど、マフラーしている?」と聞いたらこの子は、冬でもマフラーをしないそうです。え、え〜〜〜〜〜〜〜。
首とつくところはすべて温めないとぉぉぉ〜〜あひるおばちゃん激おこぷんぷんよ!笑
逆に「できる」ことに感謝してほしい。
寒さから脂肪であなたを守ってくれている、というふうに考えてほしい。
脂肪腫なのですから。わかりますか? カラダはそうやって知らせてくれています。
腕の子も上気せるタイプで、冬でもいつも腕まくりをしてしまうタイプ。
ですから腕の皮膚は寒さを感じて、脂肪腫ができます。
もちろん出来やすいタイプはいます。でもシステムを知り、自分でやれることはやりましょう。
冷えは万病の元です。病というより、警告です。
そのことに感謝し、向き合って見直していきましょう。

まず温めます。そしてさすります。流し方は、自分がさすりたい方向に、縦・横・回し・すべてさすります。痛くさすらないようにね。大事に大事に〜〜。
リンパケアと同じ、各リンパ節は開けておきましょう。鎖骨リンパは必ずさすっておきます。手首の場合は、脇・肘・手首のリンパ節をさすってから流します。
関節周りと覚えておくといいでしょう。流れていく箇所箇所のゴミ箱を空にして流れやすくしておくということです。

必ず改善していくと信じて何事も取り組んでほしいです。
ボコッとしたものが無くなって、楽屋は歓声で盛り上がりました。笑
来年度もまたキャンパスで見かけたら声かけてね。


実は1年のうち今の1月末から2月がカラダの変化が激動の時季。
片山洋二郎先生の「整体かれんだ〜」でも2月から始まりまるので、それがよくわかります。頭だけ妙にのぼせていき、骨盤が右から開くので、歪みがち、ぎっくり腰などの腰痛も出てきたり、とにかく不調になりがちですが、逆にリセットの機会です。
しっかり観察くださいね。
そしてしっかり温めて温めて温めて。3回言いました。笑

ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ

happy day ( ^∈∋^ )/

#あひる解剖学理解体芯緒
#脂肪腫ガングリオンとアテローム

#2月は温めて温めて温めて血液とリンパを流そう