eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

1センチを大切に。使い方と歪み。

おはようこんにちはこんばんは。
本日も実例でカラダのことをご紹介します。ご興味あればご参考に。
膝が痛い人はぜひ。
🐤あひる解剖学×1センチを大切に、歪みがカラダを痛くする。
小学6年生 体操選手:左脚が歩く時痛いというケース。

体操競技の中の床での振り付けの表現のパーソナルレッスンでしたが、その中のポーズにも原因がありました。
脚を一番左のようにして、上半身を反って腕を開く、という動作やポーズが多め。


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写真を見ると明らかですので結論から先に。

左:つま先に対して膝のお皿の中心が中に入っている→反りづらい。他部もロックが沢山かかる。

中央:つま先より膝のお皿の中心が外に外れている→上半身が前に出てしまうので、肋骨も前傾し、そこから反る形になるので、ダイレクトに腰に負担がくる。一見反れているように見ええるが、日々負担の蓄積は増加。

右;つま先と膝のお皿の中心が同じ位置→上半身がすくっといい位置に立ち、骨盤もいい位置に収まり、反りやすい。次の移動もしやすい。



上記の左が彼女の使い癖=歪みでした。
うまくいっているうちは、氣づかないのですが、この歪みのまま動き続けると、地球防衛軍が発動し(黄色本参照、この意味を知って下さい!)、上半身の重みにも耐え、内側に入らないように耐え、筋肉が硬くなります。
そして自動的に内側に膝が入るようになってしまい、前後開脚も左脚前なので、同様に内反し追い討ちをかけ硬くなり「歩くと痛い」になります。(こういう時は無理して練習を続行しないようにして下さいね!絶対ダメです)
 
使った後にほぐさないのが原因でもありますが、それより使い方を変えなければ根本解決にはなりません。
ほぐさないよりはほぐはした方が良いけれど、使い方を直すことに目を向けましょう!
 
このケースはかなり膝のお皿上の太モモが硬直しますのて徹底的にケアしないと治りません!ねじれ戻しもその後にします。
 
体操は特に、着地にかなりの負担ですから、このような状態のまま続けると、半月板や前十字靭帯損傷などに繋がります。
スキルより先に、このような基本的なことをしっかり分かった上で競技をお願いしたいところです。
成長期に一番大事なことです、基本のカラダと使い方、ぜひ見直してお願いします。
 

また、バレエやダンス、ヨガの形、スクワットの仕方、歩き方、走り方、ジャンプ、着地、また日常での特に階段の上り下りも全く同様ですので、ぜひつま先と膝の角度を氣をつけてみて下さい。
そして、上半身も落ちないようにトレーニングも必要です。
年齢行ってからの膝の不具合は、胴体が落ちていくことと、足や脚このような歪みや、筋力低下ですので、サプリを飲むだけで解消はされませんので、今から歪みない生活を!
 
黄色本でも本をご紹介した、方条さんが、FBで下記のポストをしていたので、ご紹介します。

【歪】

 歪(いびつ)なまま突き進んでしまうと、上手く行くほどに負債をためてゆく。

まさにこの例です。ぜひ肝に銘じて下さい。


膝と太モモ、ふくらはぎから最初痛くなり、そのうち股関節と腰、というように全身に波及していきます。
それが歪みの怖さです。
1センチの歪みを侮るなかれ、です。
 
何十年も言い続けてきたことです。
【歪みなきカラダありき】です!
 

ではまたね〜!(*・◇・)ゞ

happy  day ( ^∈∋^ )/

 

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