eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

カラダを固めないで使う➕ケアやストレッチの大切さ

おはようこんにちはこんばんは。
本日も長文ですがご興味あればどうぞー。
🐤あひる解剖学×カラダを固めないで使う➕ケアやストレッチの大切さ
高校男子体操選手のケース
◆観察
 

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・左肩が下がっている
・左肩甲骨下に我慢コブがかなり隆起
・右ひねり右ロンダート時、胸を押し込むクセ
・中水平の練習時肩甲骨に負担、寄せて固める
・胸が動かない
・腹直筋(6パックアウター)を固め過ぎる
・左右差がひどい(左肩甲骨周辺が固まり縮んでいる)
・前後差もひどい(前がでない。ふくむクセが強い)
体操は本当にすごい競技で種目も6種類。それぞれにまた色々な技が多数あり、カラダも、相当疲労します。
特に力技の筋肉の緊張はマメにケアをしないと、【我慢コブ】になり、ほぐしても戻らない状態になります。そして、他の種目に影響します。
それに取り組むと、種目間のインターバルにやることも分かってきますよぉ。
観察からわかることは、
・背中の肩甲骨下の黒い影が我慢コブで、なんらかの原因で隆起するほど塊となり、動きを邪魔している。
・胸もひねりなどで固めるので、対極の肩甲骨がさらに我慢する。
・動作する度に、腹筋と肩甲骨付近をギュッとするクセが出て、カラダ全体の動きにロックがかかりパフォーマンスダウンになる。
少しでも、これらの緊張が抜けたり、他の使い方ができるようにすると改善できます。疲労が半端なくなってしまいます。
染み付いたクセはなかなかとれませんが、大学まで続ける予定だそうなので、今のうちに少しでも起動修正しておきましょう。怪我になる前に〜!
動画は、胸の動きのbefore afterと、コアトレです。
コアを固めないでカラダを浮かす事ができると、結果開脚度も引き上げもアップします。 
固めてしまうとbeforeのように、開脚も開かないし、固めることがオモリになり下に落ちていきます。
カラダの使い方一つでパフォーマンス力に影響します。
これでは柔らかくても、発揮できません。勿体ない!
◆改善にしたこと。
・肩甲骨周りと大胸筋のケアとストレッチ。
・特に左右差のある方を念入りにケア
腸腰筋や腹直筋のストレッチ。(腹筋が縮み過ぎているので前面を伸ばす)
・上半身と下半身の繋がったストレッチ。
・胸と背中の動的ストレッチ(らくに動かすカラダの使い方)
◆効果と成果
・シンピ倒立が格段にラクに上がる
・鉄棒のスィングが入りやすくなる
トカチェフがやりやすくなる
・平行棒のチッペルトや鉄棒の車輪もスムーズに。
・全体的にカラダが軽くスムーズに動きやすい。
などなど効果抜群です。
にカラダの前面と後ろ面が、>< のように力任せにカクカク動かすのはなく、
〕( のように本当に軽くスムーズに動くようになりましょう。肋骨についている前鋸筋(脇下)を使えるとさらに良いです。
彼は、体操の【ふくむ】が強すぎて前に出す使い方が退化していました。それを呼び起こす、前に出るようにケアやストレッチをする、と動き出します。そのことを知りましょう!
少しまだ動画では頑張って前に出しているので、頑張らなくてもスイスイ動くようにこれからしていきましょう。
【基本のカラダ・動き】を整備しきちんと使えると、結果理想のパフォーマンスに近づくはずですぅ。ガンバっ!
クセを直すのは自分の意識しかありません!ぜひ色々観察して見直してみて下さい。
ではまたね〜!(*・◇・)ゞ
happy day ( ^∈∋^ )/