eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

重力をのりこえて!脳とカラダの無意識のシステム

 

 

おはようこんにちはこんばんは。
今日はカラダの無意識の反応のお話。
また長いので、ご興味あればどうぞ〜。


(*^◇^)あひる解剖学×重力と歪みと安心と不安定の変なスイッチ。
写真はヨガを楽しむ方の臨床。

 

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・ 
あぐらでは股関節が開きリラックスできています。
立位になり木のポーズをすると右脚の方だけ開かなくなります。
彼女は右鎖骨を骨折したことがあり、ついつい避けてしまうので左重心になりがち。

座って開いているから立っても開ける、とは限りません。
そこが難しいところです。
【脳】がストップをかけてしまうと、可動域が出なくなりす。
また【重力】がかかってくると【反応】してしまいます。

考えてみると、私達は常に何かに【反応】してカラダを動かしているとも言えます。

人に反応
物に反応
ケガに反応
自然や四季の変化に反応
左右差に反応
などなど。

脳は、自分の体内の感覚をモニターしながら自律神経の反応を調節していると言います。
少し専門的に言うと
島皮質・眼窩前頭皮質・前帯状皮質扁桃体などが関わるそう。(覚えなくてもなんとなくそうなんだ〜スタンスで)
これらがうまく働かないと、彼女のように正確に認識できない、オーバーリアクション=自律神経の過剰な反応を起こしがちになっていくシステムになっています。

システムを理解し、それにとらわれないように、脳に大丈夫と言い聞かせながら、

・重力がかかる立位
・床の接着による安定から、空中や片脚というの不安定
・怪我による怖さ、避ける感覚
・いつもそこに陥るプチストレス

などに影響されないようにするトレーニングも必要です。
フィジカルでは、
立位で出る無意識の緊張によるカラダの防衛反応の閉じ方をストレッチなどで開いてあげることや、上半身の荷重をコアトレで上げてあげることで脳にも安心を与えます。

整体などでは、ベットで寝かせてケアしますが、それは重力がかからないと、筋肉は柔らかくなるのでほぐしやすいからです。
その後、立たせて重力の中でどうかも確認させます。
ここが重要なのです。
我々は【重力】の中で生活して運動もしています。
だから【抗重力筋】という名称があります。
だからといって構えることはなく、重力とうまく付き合う術を知ることです。
【たたかう】のではなく。

彼女がつま先立ちをすると、立位で開かない右の方が足首が外側にぐねりうまく立てません。
それは、またこれカラダの中の【平衡を保つシステム】により、開かない股関節が内に入るので、足首を外側にしてプラスマイナス0にしようと【反応】しているわけです。

左軸で重心が行くことにより、上半身と脚の付け根が内反してしまいます。
真ん中のヒザはほぼ旋回しないので、間に挟まれたヒザは両先端の逆向きに我慢し続けいづれ壊れたりします。
両方が同じ向きになるよう【カラダの使い方】を変えない限り危ない状態は続きます。

このように、自分のカラダの状態を検証しないと、ただ開かない、ひさが痛い、足首がぐねる、だから、痛いとこをほぐす、だと、いたちごっこなだけで、根本解決にはなりません。
カラダの知識や難しい用語を覚えても、カラダを操れないと仕方ありません。
壊れたら病院やリハビリにお世話になるかもしれませんが、その後はまた自分で使い方を覚える必要があるわけです。

使い方、動かし方をレッスン後のafterは、右もちゃんと開き、足首もぐねらず、安定したつま先立ちになりました。
これを継続して、【大丈夫】と脳に言い聞かせることをしていけば、ケガからも克服できていきます。
少しでも前進しましょう!

脳での無意識の行動は自律神経の調整だったり、システムによる、ということも知りましょう。
カラダの中に地球防衛軍がいますよー。
我慢するのではなく、変に戦わず、支援してくれる防衛軍を利用しましょう。
カラダの動きの臨床は面白くて病みつきなあひる解剖学です。

水の中のスポーツは、旧シンクロ、水球、競泳、飛び込みなど関わらせて頂いていますが、重力と重力の無い世界を行ったり来たり。かなりすごい競技です。
だから沢山体力を消耗しますので、沢山食べます。笑
痩せたい人は水の中へとびこめー。笑
泳げない私は陸で汗かいてべそかいて運動してます💦

ではまたね〜!(*・◇・)ゞ



happy day ( ^∈∋^ )/

 

 

 

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