eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

広背筋ストレッチ⁉︎ / 素晴らしい先生 / ストレッチってする?しない?

 

 

 

おはようこんにちはこんばんは

BODY WORKの話が多くてすいません。
ストレッチの基本的なお話も出てくるのでご参考になさってみて下さい。
本日もご興味あればどうぞ〜。ラボは楽しくてやめられません♪

(*^◇^)あひる解剖学×広背筋ストレッチ⁉︎ 
臨床:体操選手小中高・40代の一般女性の場合。

ん? 大先生〜〜出現!
きょと〜んとして、「何がどうしたの?普通やん!」的な小学低学年生。笑

【何もしていない人は、同じことをしてもなんともないのです〜!それがベストな体の動き!】

....文脈無視的に始まってすいません。


広背筋の下部分や腰方形筋(ネットで調べてみてね〜すぐ出てきます〜)が縮んでしまうような使い方をしてしまったら、ストレッチを少しして、初期化しま〜すよー!
腕を上げる頻度が多い競技や、バレエの人のアンオー、パソコンで長時間座る、子供相手に下目線で体も低く使う人などがこの場所が縮んでいたりします。前側もですが、今回は後ろ。

体操選手の場合:倒立、鉄棒にぶら下がるなどの動作が非常に多く腕をあげる回数が多いです。
それにより色んな部分が普通の人がやらないような極端な動きに対して危険を察知して、縮んで止めに入ります。カラダの防衛反応なので仕方ありませんが、そのようにならないような安全安心の使い方・影響されない使い方を追求したり、ここが縮むよ、といことを知ると、ケアのポイントもわかってきます。
セルフケアも闇雲に部分をゴリゴリしたりでは、筋肉繊維も壊れてしまいますので、要注意です!

特に広背筋下部と腰部、体側などが縮んでしまうと、腕が上がりにくくなります。そうなると、腕が上がらない=肩らへんだけをなんとかしがちです。がっ!
自分がやっている競技や運動、動作の特徴を考えてみると、全身のどこかのねじれや、構造的なシステムや代償としての我慢や緊張したりがあちこちで起きて、根本的な原因はそこではないよ〜ってなことがあります。その根本原因を探すこともコンディショニングの一つであります。
そのように動作を捉えてみて下さいね。

特に【広背筋】という筋肉は、人体で一番面積が広い筋肉で、後ろに面しているので、背中の筋肉という感じを受けると思います。実は、上側は、腕の骨(上腕骨)前側についています。神経も前から出ています。よ〜く観察してね、なんか変な付き方なのよ、奥さん。笑 

ですから、体側ストレッチも色々な方向からするようにして、左右差がある場合は、より縮んでいる方を多めに、静的ストレッチからの〜動的ストレッチ(伸縮を繰り返すとか)をお勧めします。
静的ストレッチだけを長くやり過ぎると、1、2時間後には反動でまたゆっくり縮むので、試合の時に最大限縮んだ状態になる可能性もありますよ〜。極力動的にしましょう。


★写真の広背筋の下部ストレッチの仕方。(他にもありますが...とりあえずこれ)
❶正面向きで、片脚ひざ立ち、片脚は伸ばし、足先を少し内股にしおく。
❷胴体前屈で、まずは、伸ばした脚を両腕で挟むように床に手をつき前屈。(無理をしないようにね〜この時点で太モモ裏にピキーンと感じる人は元に戻りほぐしたりしますよ!絶対頑張らない!)
❸両腕を伸ばした脚を通り越し、後方の床側へつきながら、胴体をねじる。

ってことなんですが、を〜〜〜い、中高校生! 手が床につかない。笑

皆、喜んで笑っているので、楽しんでください。ククク....。
どんなに開脚開いたりしても、こういうの普通にできないと、カラダは動かないぞ〜〜!
先生を見なさい!素晴らしい〜〜!!!


※どこかをストレッチしようとすると、体側や脚部太モモのように長い場所は、一番縮んでいる場所から伸びます。それがコンプリートしたら次に縮んでいる場所が伸びます。だから、全体が伸びるまでは時間がかかったりします。個人差が必ずありますから、時間を計ったりするのもナンセンスですよ。自分がカラダが決めること!しっかり声を聞いてください。そして、伸ばし過ぎ、オーバーストレッチにも気をつけて。特に靭帯が伸び過ぎると使い物にならなくなります。キリのいいところで。

この場合も、伸ばしている脚の外側が縮んでいる人は、広背筋より先にそこの縮みを感じたりしますよ。しっかりカラダの声を聞きましょう!
長くても短くてもNG、難しいところです。いい塩梅で。よろしくです。
やってみてね。
なんでもない人は、先生と呼ばれて下さい。

今回の一番伝えたいことは、広背筋ストレッチではなく、



【ストレッチしなくて済むカラダの使い方】


なのでありました。あひる解剖学の目標とするところです。

最近は私は、ほぐしやストレッチも殆どしなくなりました。トレーニングは質良く回数少なくしますが、基本動くことで呼吸をたっぷり出し入れしてカラダの風通しを良くし、関節の動きを感じ、神経が末端まで届く心地よさを感じて...磨きをかけている、という感じです。




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ちなみに、よくストレッチって、いいんですか?とかよく聞かれますが...。
【筋肉は縮むのが仕事】という言葉があります。すでに縮んでいたら、お仕事にならないので、いつもニュートラルにしとく意味で、何かの動作などで縮んでしまったところは少しのストレッチやケアほぐしで戻しておく必要があると私的には思います。伸びている所、というかニュートラルにある場所はストレッチする必要はありません、ということでもあります。
伸ばし過ぎると、縮もうとする性質もありますし、縮める機能が失われてしまう。そのことも知っておくといいと思います。
色んな意見があると思いますので、他も調べてみて下さいね。


カラダのことは、clubhouseでもよく話題になり、それぞれの専門家、色んな立場からの意見があり、面白いですよ。大変学びがあります。
偏った考え方にならないように、見聞を広げ深める、そのスタンスは必要だと思います。
専門家の方の前のめりの白熱した討論もなかなか他ではないので、楽しいです。皆様いつもありがとうございます。


カラダのことはまず自分のカラダに聞きましょう。
それが大事なことだと思います。わからなくなったら相談もしてみましょう。
今日から日曜まで出張でレッスン休講となります。よろしくお願いいたします。

ではまたね〜!(*・◇・)ゞ

happy day !! ( ^∈∋^ )/