eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

赤ちゃんが柔らかいわけ。時間をかけて成長するわけ。

おそようございますぅ。

もう直ぐ出産の方がギリギリレッスンにいらしてくれてます。
新しくなるお母様や、成長期のお子さんをお持ちの親御さんたち、生徒さんを指導していらっしゃる皆様に、カラダからの共有してほしいことをシェアします。
ぜひお読みになってみてくださいませ。

母子ともに安産でありますように!すこやかな成長を。



◉脳とカラダのお勉強:赤ちゃんが柔らかいわけ。時間をかけて成長するわけ。


人間の大人の骨の数は、約206個あるそうです。
約というのは、年齢や個人によって成長段階で違いが出るらしいので、必ずみんながみんな同じ数では無いそうです。尾骨の数も明らかに違います。それだけでも少しびっくりなのですが、生まれたばかりの赤ちゃんの骨の数は、約305個もあるようです。(350個以上という情報も)
なぜこんなに、違いがあるのかと言うと、赤ちゃんは出産時産道を通る時に、大きい骨ばかりだとお母さんが大変な思いをするので、小さい骨に分かれているそう。折りたたみ傘のようですね。

それが、成長していく過程で、骨同士がくっついて、大きな大人と同じ形の骨に変わっていくのです。
成長期に成長痛と感じるのはそこ、ですね。
つまり、2個ないし複数の骨が、だんだん1個になっていくという変化を遂げるんですね。
緩やかに変化するように激しい使い方をしなければいいのです。
成長期に激しい筋トレなどは成長を阻み、身長が伸びなくなる原因になり、成長痛も痛みが大きいです。
激しいスポーツを若い時にやって身長が低い子でも、怪我して1か月くらいカラダを動かさないと、筋肉が緩み、一気に身長が伸びる、というのはよくあることです。それくらい、骨の成長を阻む、筋肉の緊張をさせている、ということです。


赤ちゃんは羊水のお腹の中では浮かんでいて、誕生しても寝てばかりで重力の影響を受けないし、筋トレもしないのでのコリももちろん無い。
そして水分は70〜80%(老人は50〜55%)、体脂肪率がかなり高い。また、解かりやすいところとして、頭のてっぺんがあります。
赤ちゃんの頭柔らかいですよね。はじめ、赤ちゃんの頭のてっぺんは4つに分かれていて、徐々にくっついて、1つになります。ただ、赤ちゃんの骨は、ほとんどが軟骨という、骨とは違うものだという考え方もあるようです。様々なこれらの理由があり、だから赤ちゃんのカラダが柔らかいのです!
骨はカルシウムが主な成分で、軟骨はたんぱく質が主な成分のため柔らかいという
ことらしいです。この軟骨を1つの骨と数えているのかは、現在調査中です。骨が完全になるのに、男性で18歳くらい、女性で16歳くらいと言われていて、大学1年生くらいまで成長は続きます。(もちろん個人差あり)
骨は成長するにしたがい、くっついていくことで、小さい頃変な姿勢を続けてしまうと、そのまま骨がくっついて、変な姿勢になってしまうので、成長期の姿勢やカラダの使い方、筋肉をこわばらせない、を強く言いたいのはこの理由です!
…というわけで、子どもが悪い姿勢をとっていたら、この理由をお話して、良い姿勢にしようね、と説明できますね。もちろん赤ちゃんの姿勢や体勢にも十分注意してほしいと思います!

抱っこ紐の種類が大きく骨の成長に関係します!足がM字になるようなものを!
そして立っちより、ハイハイの時間を長くすることが、四肢や肩甲骨や骨盤の連動性をよくします。脳にインプットする時間となるので、焦らずお願いします!!!!



happy holiday :>