eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

シリーズ:染み付いた癖の影響:肋骨を傾ける癖/膝を押し込む癖。 反張膝へ。

おはようございます。
あひる解剖学の時間です。
ご興味ある方どうぞー。

週末は新体操の小学生ばかりでした。試合が終わったのですかね。でも殆どやることは毎度同じです。どうぞ成長期の氣をつけるべき点をご理解くださいませ。
小学5年生を例に、シリーズ:染み付いた癖の影響について。

◉脳とカラダのお勉強:肋骨を傾ける癖と膝を押す癖による影響。
それぞれ、
・腰の疲労骨折と股関節症、腰椎ヘルニア、慢性的な腰痛などの不具合
・反張膝、膝の不具合から股関節症などへ

実はこの二つは連鎖してしまいます。どちらが先もわからないくらい、悪循環になり、常にどこかが痛く我慢したり変に補いあいながら練習になるので、成長期は骨の変形に繋がることが大心配です。一生苦しむことになるのは避けたいです。体軸をまっすぐ引き上げることをカラダで知ることが最優先で、柔らかくなることを優先にした結果がこのようになるのです。両方同時進行でやらならければならない競技ですが、体軸を作る方が少し先でお願いします。

◆肋骨を傾ける癖。
体幹が無い、甘えた姿勢、出っ尻がこれになりがちてすが、カラダの立場から言わせてもらうといい使い方ではありません。
もう何度もこのことは取り上げていますので長文は避けますが、(ブログで検索下さい)動画を見ていただくと一目瞭然です。肋骨が出ているように見てている形は、カラダに負担ない使い方では、スムーズにいきますし、何より痛くない。今までのやり方では本人も痛い、苦しいと言ってました。
傾ける癖の代償は大きすぎます。
自分の前身頃から胴体を出して沿っては腰の骨がロックかかりクッションの椎間板が潰れかなり負担の中動かすことになります。


BODY WORK by eico hatta




修正後はラクにそれていますし、起きるのもスムーズ、後方転回も前も見えて起きれます。
どうぞ早い段階での軌道修正でいい入力をお願いします。

参考ブログ
https://eigon.hatenablog.com/entry/20180706/1530831917



◆膝を押し込む癖。 反張膝へ。
これも何度も挙げています。かかとより後ろに膝の裏のラインが行くのはおかしいこと!をわかっていただきたい。


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BODY WORK by eico hatta



少し勘違いなのは、体幹がないと、脚で頑張ってしまい、特にふくらはぎでルルベを頑張ってしまいます。そうするとふくらはぎが膨らみ(縮み)、ヒザが伸びていないように見えてしまいます。
先生に「ヒザが伸びていない」と言われたので伸ばしたいときましたが、ヒザのお皿に上に先生に立たれたと言います。
ウヒャ〜〜〜〜〜!です。絶対良い子は真似しないでください。と言いたいです。マジですか。。。。
関節が壊れ、周辺の筋肉も守りに入り硬縮してますます伸びなくなります。それを続けると、骨が逃げて後ろに変形して反張膝になります。これをヒザが伸びているとか柔らかいとしないで頂きたい、逃げて変形しているだけです。押し込まれて苦しそう。

写真の左足が元々伸びていませんでしたが、ストレッチとケアで伸びて、逆に右足の方が膨らんで見えます。
伸びた脚は上がりやすくなりますし、軸足としても、カラダが我慢しないので、上半身のしなりが自然でその弾力であげた脚も楽に高く上がります。何しろ伸びていない時はカラダと顔を硬直させてあげていましたが、修正後は上半身もリラックスして笑顔でできていました、それがいい使い方のエビデンスですね。
軸足まっすぐで美しいですね。できるだけどこも緊張なくスムーズに動けるカラダ作りで練習を〜であります。

参考ブログ
https://eigon.hatenablog.com/entry/20180910/1536535755

小学生の時は柔らかさより体軸をつける。それから前後開脚や片脚を上げる動作に気をつけてあげてください。基本の背骨が変形しますので、何よりも最優先事項です。よろしくお願いします。
ほとんど、小中学生の女子はバレエも体操、新体操もこれとの向かい合いです。よろしくお願いします。



三つ子の魂百まで、最初が肝心です
ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ

happy new week ( ^∈∋^ )/