eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

やりたいことは歪みがあるとブレーキになる:反張膝

おはようございます。

スタジオは休みの予定はありませんので、個々のご判断でご参加下さい。体調不良は発熱、咳がある方はお休みお願いします。
栄養と休養をしっかりと。
春休みのパーソナルレッスンもお受けしています。

🐤あひる解剖学×やりたいことは歪みがあるとブレーキになる
反張膝の新体操選手(小学5年)のケース。
継続してパーソナルを受けています、今回のやりたいことはノートに書いてきたこと。(下半分)
でもこれらは全て【反張膝】があると全てブレーキになりスムーズには動いてくれません。

【反張膝】とは、膝がかかとより後ろに行く、というありえない形。小5でこれだと将来が本当心配です。今のうちに食い止めなければ。
何度も挙げていますが、「膝を伸ばしなさい」という言葉がこうなっているのです。ヒザを後ろに押し込むからです。バレエでもよく見かけます。
ブログでも沢山掲載してますので検索下さい。
ひどくなると、コルセット装着ですよ。悲し過ぎます。骨の変形や普段の姿勢を成長期の指導者は第一に考えてご指導お願いします。

継続的に受けていても、カラダに悪いと思っていても、【前の記憶】が試合や技の練習の時に表面化するので、自分自身で早い段階で【クセ】を直しながら動く時に意識していくしかありません。
日常では5ミリでいいので常に膝を曲げるように意識します。
一度反張膝になると、そこに休憩するクセがついてますます。それがまた助長してしまいます。常時サポーター、コルセットになるのは本当に悲しくなります。
そうなる前に改善お願いします。


BODY WORK by eico hatta

 

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ルルベ(つま先立ち)になる時に、いちいち重心の移動があるのがわかりますか?結構な幅です。
これだと、軸が何をするにも定まりが悪くなり、バランスがとれなくなり、腕も相当緊張し腕でもバランスがとれなくなります。
片脚での動作はすべてふらふらになりがちです。出来ているように見えてもどこがたな補正しながらなので、二次被害の怪我にも陥ります。
そもそも、骨が歪んで、ちゃんと上まで積み重ねられないので、軸が通りません。
ルルベがすぐにできるような骨が歪まない姿勢、体軸、胴体の力が欲しいです。カラダを整え→コアトレをしましょう。


真ん中左のように、腕立て伏せより広く腕と足を広めに着いて、足を交互に踏みます。この形は、膝がかかとより後ろに行かない構造になりますから、毎日行なって、正しい位置を脳と体に教えます。
ここでも膝を究極まで伸ばそうと頑張るのはNGです。
【行き切る】という、達成感や充実感が怪我の元になりやすいので、常に車のハンドルのあそびのような余裕や弾力を持たせて、膝の空間も空けるようにすると怪我になりにくいです。
この踏みを10回くらいゆっくりやった後に立ってみると、膝が後ろに行かないように記憶が入るはずですので毎日やってみて下さい。


本人が【立つWORK】が大切な氣がすると言っている、とお母さまに聞いてましたが、本当にそこからだと思います。
脚だけの問題ではなく、全身の問題であります。
そのことを小学生から理解して動いて欲しいと切に願います。
成長期だからです。
よろしくお願いします。

参考ブログ

https://eigon.hatenablog.com/entry/2019/09/18/080625

https://eigon.hatenablog.com/entry/2019/06/03/094630

ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ

happy Sunday ( ^∈∋^ )/

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