あひる商会CEO 田中真知先生のお言葉。
ありがたく仲良くさせて頂いている作家であり大学の教授の真知先生。
FBでの投稿をご紹介します。
コロナのことで、いろんなことを考えさせられます。
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人から人へと感染し、その行動をコントロールし、ときに自分の破滅をもたらしたり、他者への攻撃性を増したり、社会をパニックに陥れたりする。強制的に抑え込もうとしても、ほとんど効果はなく広がり続ける。
しかし、それ自体は生命をもたず、人に感染することでしか影響力をもたない。だが、時がたつと、かならず当初の効果は薄れ、感染もおさまり、たとえ感染しても過剰な反応は起きなくなり、人の一部として共存し続け、逆に人はその作用を活用して自分たちに役立てようとする。。
といっても、ウィルスではない。ここでいっているのは「言葉」のことだ。ただのたとえ話であるが、人間の口から、あるいは文字を通じて発せられる言葉というのは、人から人へと伝えられることによってウィルスのように自己複製をくりかえし、人の行動を変化させ、世界や現実をつくりかえていく。
しかも、その感染経路はどんなに隔離したところで塞ぐことができない。その際限のない感染をふせぐためのワクチンにあたるものも、また言葉によってつくられる以上、かならず破られてしまう。日々のニュースを見ていると、ウィルスの蔓延に並行して、言葉もまた感染を広げていくようで二重の感染を重ね合わせてみているようだ。
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オススメの本です。
引き続き、3密と外出を控え、心は自粛しないようお過ごしください。
家でできる楽しいことを見つけましょう！
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