eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

シーバー病⁉︎ そうじゃないよ。

 

 

 

おはようこんにちはこんばんは
楽しい双子君たちのパーソナル。やんちゃでおもろかったです。わんぱく!
成長期のお子さんをお持ちの方やジュニアの指導者さんには是非知っていて欲しいことです。
今日は久々に長いです。とても大事なことなので、力入ります。

(*^◇^)あひる解剖学×シーバー病の診断。かかとが痛い⁉︎

 

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小4の双子君の双子1君のケース。サッカーやラグビーをしている。(双子1双子2はお母様が写真を送ってくれたものであり、私が記したものではありません)
ちなみに私も双子ですが、妹だと双子2になります。笑
二人の動きや態度を見ていると、全く自分達と同じなので、双子らしく見えました。兄弟で全く違う反応、行動をします。実に面白い。
(以前東大で双子の研究をしていたらしいですが、論文をかけそうです。笑 彼らは二卵性、私たちは一卵性。特別面白いシンクロはありますが、無論、双子だから同じ、ではありません。周りもそのように見ないでほしい、、と思います。兄弟姉妹だから、親子だから、とかそういうのと一緒。一人の個性、アイディンティティを大切に)

結果から申し上げると、、、シーバー病という診断かもしれませんが、体の使い方により、内側に足首が倒れねじれてかかとが痛くなっているだけです。アーチが潰れることでさらに悪化し、扁平足になっています。
これを放っておくと、「外反母趾」や、「有痛性外脛骨」という骨が押し出されて出てくる骨の変形になります。結構痛くなりますよ。
写真は右足ですが、左足の方が痛みが酷かったです。
サッカーの蹴りを見せてもらったら、案の定、蹴る足ではなく、軸足の接地が、足先も内股なっていました。それが大元の原因です。
そして、【体幹が無い】のは小学4年生なので、まだそんなに大丈夫なのですが、【体軸がわかってない】方が重要事項です。
よって体軸(荷重軸)トレをしました。


シーバー病とは、 サッカーや野球などスポーツをしている小学生に多い、足のかかとに痛みや腫れが出る疾患。
とありますが、どの競技、体育の授業、日常生活でも大いになる可能性はあります。特に着地の仕方、歩き方、走り方などで、内側に倒れるようにして激しく運動するとかかとは痛くなります。前述したように、【体の使い方】次第なので、病気というより、症状に近いと思います。使い方を直せば改善します。事実、レッスン後は、もうかかとは痛くなくなりました。あとは、使い方を日々入力して体軸と体幹を少しずつつけていくことです。なるべく固めない腹筋や背筋力。
「10歳位くらいに多い」ので、ドンピシャ小4です。

専門的には、踵骨の骨端線はまだ閉じていないということなので、この時期に、構造に沿った使い方をして欲しいなと思います。
運動に足裏のアーチは必須です!


成長期にぜひ知って頂きたいのは、骨の成長期であることです。「踵骨の骨端線はまだ閉じていない」とは、骨と骨がくっついて一つの骨として骨化していきます。簡単に言うと、割れたお皿を接着剤でくっつけるように、骨と骨の接着剤が固まっているかまだか、ということです。
折りたたみ傘を想像してください。赤ちゃんが出産時に小さく折りたたまれた状態から、数本の骨が時間をかけて1本になっていく感じ。
300個くらいの骨が、高校、大学生、20代前半で200個に結合されていきます。
女性に関しては、仙骨の感性が34歳とも言います。それほど骨盤は重要だとも言えます。
この時期に、全身どこも、ひねったりねじれたり歪んだり折ったり、、、だとその先が思いやられます。


少し話が飛びますが、体操で金メダルを取った橋本君の逸話が多く配信されていましたが、高校までは基本しかしなかった、というのが本当に功を奏していると思います。
焦る気持ちはわかりますが、大事な成長期に無理なことをしないで基本の体を創ることこそ、本格的にスポーツをしたい時に良い方向へ行くコツだと思います。


双子1君は足首がねじれていますので、アキレス腱の引っ張る力でかかとに負担が来ています。ふくらはぎも相当痛がっていました。
ケアも追いついてないでしょうから、ふくらはぎを足首と足部を念入りに、です。ねじれ戻しもします。
休ませると痛くなくなる、のは、まだ若いので、お風呂に入り動かなければ、自然と戻るからです。大人になると、それが戻らなくなることが多くなります。だから、ケアをして欲しいです。

膝のオスグッド病と同じく、成長期のお子さんに起こるため、「成長痛」となんでも片付けられることが多いですが完全に「スポーツ障害」であります。単なる「成長痛」と見過ごさず、ケアと体の使い方で是非【基本の体創り】をして欲しいです。

動画は、楽しく「力の伝え方」や「動き方のコツ」をしてみた様子です。微笑ましくて何度見ても笑っちゃいます。音声消してますがそれぞれ言い合う言葉がまた面白いです。

 

(動画はインスタやFBをご覧ください)

 

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二人で押し合っている動きの黄色T君は、力を発揮できない体の使い方です。よく観察して、研究してみてください。青T君は天性でわかっている感じです。
動きになると、黄色T君がよかったりします。...双子君の将来が楽しみです♪

お母様のレッスン後の感想の一部です。
接骨院などにも連れて行きましたが、結局は根本的な部分を解決しないと解消されないと思い、青本や先生のブログを読み漁っておりました。本だけでは理解できない部分をリモートでのレッスンで教えていただきたいと思い、申し込みました。マッサージの部分では、先生に言われたことがドンピシャで痛がったのが驚きで、足の模型を使って説明していただいたことで、子供達も理解したようです。扁平足を治すようにマッサージとトレーニングを続けます。(中略)昨日のように、お腹を固めず、彼らでも楽しくできるトレーニングを知りたく、私も学ぶことができたので、楽しみながら体幹レーニングを行っていきたいです。」

成長期、付かず離れず見守っていきましょう!教育より共育ですね。

ではまたね〜!(*・◇・)ゞ

happy day ( ^∈∋^ )/

 

 

 

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