eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

〜のポーズがとれない その2

8/15にコメントして下さったリズムさんのリクエストにお答えしますが、〜のポーズがとれない、は、前にブログで書きましたのでまず読んで下さいね。

http://d.hatena.ne.jp/eigon/20110523/1306102260


以下コメントの質問内容
>ヨガのハスタパタングシュタアサナ(立位で片方の足を前に伸ばし親指を伸ばすポーズ)が苦手です。このポーズを含めて立位でいろいろな方向に片足を高く上げる方法について書いていただくことはできないでしょうか?<


まず、ヨガ的にいうと
ヨガは本来修行、宗教なので、何度も繰り返しやっていく中で掴んで行く、自分の体と向きあう、、、のが答えでしょう。これは日本の習い事、例えば日舞とかバレエとか合気道などなど、、、皆少し一緒だと思います。時間をかけて噛み砕いて行くプロセスが大切、これは、所謂まあ精神論でもあり、やはり習得していく中の心や体の修行的考えです。それはそれで大切だと思います。特に若者とか、私みたいなせっかちな人間には必要な作業です。



私的には、効率的な体の使い方を知るともっとそのパフォーマンスが楽しめますよ〜怪我をしないで危なくないですよ〜、体が柔らかくなり気持ちよく動かせますよ〜ということをまあ、お仕事みたいにさせて頂いているので、その観点から言うと、やはり、上記のブログの内容のようになります。
そのポーズで深めることより、そのポーズはどのような筋肉を使っているのか、自分の弱い所はどこなのかを知るのが最優先事項です。そこから、凝っている所はほぐし、弱い所は鍛えて行きます。
前におすすめの本で紹介した、
レスリー・カミノフ:「最強のヨガレッスン」
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%83%A8%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3-%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%83%95/dp/4569771246
は、ポーズ毎にどんな筋肉が使われているのか、スケルトンでひとつひとつ紹介しているので、参考になりますよ。これは、私のレッスンに来ている方が「先生〜こんなのありますよ〜」と教えてくれたものです、ありがたいです。しっかし、この本の努力は、っんぱないですよ。是非ご覧下さい。


噛み砕いて説明すると、まずは、
●立位ということに関しては、コア、腹筋を鍛えて軸足にあまり負担をかけないように立てる訓練。片足立ちを日常に取り入れるとかずっとつま先立ちで暮らすとか、工夫次第でなんでもできますよ。そういう努力はしないと、理屈だけでは体は変わりませんよ。
●軸足自体の股関節の可動域も広い方が安定感が出ます。勿論、膝、足首の柔らかさもです。
●S字が無いと、脚はあがりません。骨盤が後ろへ丸くなるとNGです。
●膝の後ろ、腰、お尻、太もものほぐしを徹底的にして、各パーツのストレッチもする。
●脚を高くあげるのは、太ももの裏側の方であげられるのを訓練するのと、付け根の掴む筋肉を養う、です。なんどもやって鍛える、です。

などなど、、、言い続ければきりがないかもしれません。
まあ、読んでもらうとわかるように、普段私がブログで書いている事、理論となんら変わりません。普段の姿勢も大きく関わってきます。
その立位のポーズだけズームインして答える、というのではない、というのが私の答えです。
体というのは繋がっていますので、何かひとつ足りなかったりすると体が歪んでうまくバランスがとれなくなったりしますよね。結局すべてが整って、心もしゃんとして、呼吸もできて、初めて気持ちよくポーズがとれて行きます。


どうして、どうして?と言っている時間があったら、実践する方が早いですよ。
おそらく失礼ですが、そんなに徹底的にはやっていないと思います。(やってたらすいません)
例えば、前述した、「つま先立ちで暮らす」という事も、パントマイマーの中村有志さんは、パントマイムの強い体、軸をつくる為に3年間、ずっとどんな時も日常でつま先立ちで暮らしたそうです。トイレで、でもです。そうやってどんなことにもぶれない強い体が作られていきます。こういう事をすれば、体はいやでもバランスとれます。彼は胴体に関してかなりの勉強もしていて、故•佐藤昇先生について色々修行されています。
http://babjapan.tp.shopserve.jp/SHOP/MB-ITO2.html
私も佐藤先生には一度お稽古に参加させて頂き、本当体の素晴らしさに感動しました。


横道にそれましたが、結局、〜のポーズがとれない、のではなく、とれるようなことをしていない、体の準備ができていない、のです。そこをご理解下さい。鍛えて下さいね〜。


ゆったりと呼吸して、心地よいヨガライフを! おーーむ〜〜〜。



ご希望通りの答えになってないかもしれませんが、私なりの答えです。
それと、やはり、実際リズムさんにお会いしていないので、お体を拝見したり、どういう所が弱いとかここはできているとか、そういう事が分からないとお答えできませんね。すいません。また、質問下さい。できる範囲でお答えます。それにつけても、、、やはり基本がすべて大事ですよ。と、思います。




昨夜は、ここんとこ夏休みで、色んな方がいらっしゃり、賑やかでした。土曜日もちょい混みかもしれませ〜ん。ありがたい。。
小学6年生のバレエをやっている女の子が、大人の中で、歯をくいしばって最後まで頑張っている姿を見て、大変嬉しかったです!勿論前後も横も開脚も随分変わってお母様も喜んでましたが、やることきちんとやって、体の使い方を知れば子供は大人より早いです。まだ歪みも少ないし筋肉も柔らかいですのでね。
ま〜そうはいっても、小学6年生でも肩凝りはあるわ、脚はぱんぱんだわ。。。はい、若くてもケアの大切さを知らないとあとあと響きますよ〜〜!!
Tちゃん、ケアとストレッチを毎日欠かさずやってバレエも頑張って下さいね!!!!!ただちょい厳しいこと言うと、柔らかくなるのと、バレエが うまくなるのは、また違う話です。でも、できることが増えると相乗効果で、いい方向へ行くと思いますから、どんどん出来る事を増やしていってね。レッスン後、何も言わなくても、もう手は脚をほぐしていました、やったね!体で覚える、体が覚えている、実践あるのみ!


そして、、、若い子には、どんどん「感動」する経験を親御さんは機会を作って下さいね。感受性の多い子は人生でもどんどん輝いて行きます!絵でも舞台でもスポーツ観戦でも、本でもDVDでもいいです。なるべく本物を。。。



今日乗り越えると少し涼しくなる。。。ほんとか〜〜〜、ですが、まず、この一日大切に乗り切りましょう!


〆(..) 今日の絵  byボンボヤージュ
  

Tちゃんへプレゼントかな〜。ファイトだよ!
額に輝く汗と、頬をつたう涙は美しい!



今日も愛をぷしゅぷしゅ〜〜いきまっせ (*^▽^)r鹵~<巛巛巛愛情スプレー 
きらきらhappyな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚
愛と希望と祈りの日々を。。。。継続して絶え間なく。。。



●ご注意:このブログは、からだのことなど、(メンタル的なことも)一個人の私の経験の中で感じた事や学んだ事を書いていますが、決して絶対的なものでもなく、正しいかどうかもわかりません、断定しているものでもなく、強制するものでもなく、足りない事も多々あると思います。そこはご了承下さい。くれぐれも鵜呑みにしないで下さいね。もし実行しようとする場合、ブログの内容はご参考になって、無理は決してなさらず、ご自身の体の状態をご自身で判断し、ケガのない範囲で自己責任の範疇でお願い致します。また関連するブログや、そのことについての専門的な知識、情報も併せて調べたりして、より自分に合うものを活用するようご判断下さい。自分一人の頭で思いつく事を書いているので完全な説明ではないと思います。実際体を拝見しているわけでもなく、色々な方がおられるので、すべては標準化できないし、体の事は本当に自分の意のままにならないことが多いからです。くれぐれもケガのないようご注意をお願いします。ほんの少しでも皆様のお役に立つようになると嬉しいです。もののいい方も勢いで書いたりするし、時に楽しく、時にまじめに、時におふざけも入るし、どや顔に感じることもあるでしょう。表情や微妙な気持ちや考えも温度も文章の表し方が下手なので誤解をされる場合も多々あると思いますが、大目にみて下さい。あったり前ですが、悪意はまったくありません。