eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

あなたがいてよかった

2/13でもご紹介したんですが、またその連載、毎度楽しみにしている、2/26朝日新聞糸井重里さんのコラムから
http://www.asakyu.com/column/?id=1109
バックナンバーも全部素敵です。


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自分にとって
大切な理由を探す

 僕は、長い間広告の世界でコピーライターでしたが、会社に就職するのではなくフリーランスだから、職人が包丁一本で働くのと同じですね。大衆消費社会のような時代に、企業のメッセージを伝えるのはそれなりに面白かった。でもやがて、生産者から一方的に物やサービスを送り出すやり方がずっと続くものだろうか、とも思い始めていました。

 ただ、今よりも世間を知らなかったから、いろんなことをなめていました(笑)。仕事もなめていたし、同業者もなめまくっていましたが、若くて勢いがあるうちは案外通用してしまうんです、それでも。ただし、それに気づいてかなり経ってからツケが来ますね、請求書が来ます。僕には45歳くらいの時に、あの頃の「なめ賃」をお支払いくださいと、痛い後悔がやってきました(笑)。

 『ほぼ日刊イトイ新聞』発刊に至るまでには、幾つもの迷いとか、偶然とかがあったのですが、消費者の視線で社会を捉えていくという働き方をしたかった。人が不自由だと感じることを僕も我がことのように不自由と思って、それを解き放ち、喜んでもらいたいと思いました。「ここにこんな素敵(すてき)な考え方があるよ」「こんないいものがあるよ」と。その考え方の根っこはコピーライター時代から変わっていない。働くには、自分にとって何が大切かを探す必要があるんですね。

「君がいて良かった」
この一言を目指す

 生きていると、一人では何もできない自分の力の限界とか、どう問い詰めても答えが出ないことに出会う。どうにもできないことが山ほどあると、何かでその手に負えない気持ちを埋めないと前へ歩けなくなることがあります。そんな時に僕は、親鸞聖人が残してくれた「人は命を授かったことで、誰からも認められている」という、全ての人間への肯定感を大切に感じますね。

 働いている中で誰かが喜んでくれるってことは、自分がいて良かったということ。仕事を通して存在を肯定してもらうことです。僕は今の会社について「糸井さんの会社は、あった方がいい会社になりましたね」と言われたことが一番うれしかった。記事や商品、サービスなどは、そう認めてもらうための媒介なんです。

 「君がいて助かったよ」って言われるほど格好いいことはない。思いっきりバットを振って、ちゃんと芯に当たって届いたという事実ほど働きがいになることはないよね。自分だったらこうやって、あの人を喜ばせてみようと具体的なプランを描けば、仕事は動き始める。

 世間が考えるようないいことをしているのが素敵な自分なんじゃなくて、喜ぶ人の顔を思い浮かべていきいきしているのが素敵な自分だと思う。それがあなたの仕事なんですよね。(談)


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この通り過ぎて何も他にいらないですね。


最後の、
『世間が考えるようないいことをしているのが素敵な自分なんじゃなくて、喜ぶ人の顔を思い浮かべていきいきしているのが素敵な自分だと思う。』

そうでありたいです。
そして、
「人は命を授かったことで、誰からも認められている」という、全ての人間への肯定感を大切」
これだけで力強く生きていける氣さえします。



『あなたがいてよかった』私もそんな風に言ってもらえる様なbody workをしていきたいです。がんばるじょ。┗(`・∀・´●)


今日はお日様の光が優しいです。当たり前だけど今日もやるべきことをやるど〜〜〜。
夜はtapの師匠の ライブdeデートしてきます。ふふ♪パワーもらってきます
(●^ω^●)♪

素敵な一日を!
あ、明朝は雪らしいから、早めに帰りましょう〜。私だよっ。はは(。uωu)

happyわくわくきらきらな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚