おはようございます。
あひる解剖学×バレエです。
ご興味ある方どうぞぉ。
写真の右足のように内側に少しでも倒れている人は、どの動きより【立つこと】を最初からやり直すことをオススメします。
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夏休みに海外から帰国、地方からいらっしゃるパーソナルレッスンが多い時期です。
ドイツのバレエ団で活躍中のマキちゃんも、久留米でお会いして以来〜。いらしてくれてありがとう😊Vielen Dank!
ドイツバレエ団事情や生活のお話も盛り上がりましたぁ。行きたくなりましたぁ。かなり物価が安く、老後の社会保障が素晴らしいそうです。日本もそうなって欲しいですねぇ。
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◉脳とカラダのお勉強:元から開くということ!
足を開くと脚が開く・カラダが開くは三位一体‼️
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小学4年生もプロのバレエダンサーも、【バレエの立つ】が基本中の基本。
足先を開いて立つこと、だとイメージするでしょうが、上半身も大いに関係ありで、間違うと変な癖を染みつかせてしまいます。
・出っ尻
・骨盤周りの筋肉の硬直
・内旋する胴体(肩関節・骨盤ふくむ)
・左右差の歪み
これらにより、足先を無理に開こうとしても、胴体と太ももの分量に負けて足が内側に倒れてアーチが落ちてしまい、それと必死に親指が戦い外反拇趾になります。
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下半身だけ色々やっても変わりません。
バレエで一番大事なのは引き上げですから。
この辺の所は新しい本に詳しく書いていますので、ぜひご覧下さい。
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バレエの代表の立つ=ルルベの意味は【引き上げられた】です。
すでに引き上げられている、ということです。
立っている所から持ち上げて立つという意味合いより、上から降りてきた解釈のカラダの使い方をオススメします。
イメージ筋はとても大切です!
フィジカルもそれに沿って行くと意外とラクチンです。(これだけでは伝わらないでしょうが。あはは(・・?)))
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「足をもっと開いて」「かかと前に」という言われ方にとらわれない様にしましょう。
まず胴体が【まっすぐに立つ】を知り→【脚の付け根の元から開く】順番です。
勿論いつものようにこれらを邪魔するものをクリアしてくことから取り組まないとなりません。写真のように右足が倒れがちですから、そうなっている人は、再度【立つこと】から見直さないと、どのパもうまくいきません。逆に立つことができれば、すべては善循環になります。
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足元は基礎部分ですから、扁平足・内股・ガニ股・反張膝・回内回外…それらも改善が必要です。アーチの形成が必須条件です。
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お尻を外から緊張させてしまうと、カラダにロックがかかりますから、その染み付いた癖も改善しなければなりません。
出っ尻は肋骨が前にひらいたように傾き、腰と背中の筋肉と臀筋が硬くなります。胸や肩関節、上腕、手の親指なども緊張します。
どんどん悪循環になりますので、開くどころでは無くなります。
まずはそこを知ることからです。
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【立つ】コアトレも必要。
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説明が多くてまとまらないのですが、とにかく【バレエの立つ】は、とてもとても難しいので、ちゃんと理解して臨みましょう。骨の変形になります。私もなりましたが特に外反拇趾と有痛性外脛骨に直結なので、本当にちゃんと理解してからお願いしますー。
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赤いレオタードの小学生は、左側が開く骨盤の左右差があり、出っ尻で立つ癖が酷いスタンス。2番も左足が下がるほど左右差があります。本人はそれに気づいていないので、それも問題ではあります。
左右差による緊張と拘縮の部分のケアと、足のアーチの使い方と引き上げトレで自然と足先が開くようになり、あちこちの痛みも消え、パッセも前より開き易くはなりましたが、まだまだです。出っ尻が強過ぎます。
驚くのはこの状態なのにトゥシューズを履いているようなのです。断固反対ですが、先生の判断ですから私は申し上げられませんが。ここでは待ったをかけときます。
きちんと立てるまでは、成長期にトウシューズは危険です。骨が変形します。
順番を間違わずに練習下さい。
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【立つ】のは脚やお尻の筋肉ではなく、引き上げることと、骨で積み上げることです‼️ぜひライブで。
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バレエは何百年も続く総合伝統芸術。美しさと力強さをきちんと継承するためにこだわってカラダ創りもしていきましょう!
ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ
台風に厳重注意を!
happy week end(^∈∋^ )/