eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

固定概念を捨てる。 それ、誰がきめたの?

ご注意:このブログは、からだのことなど、(メンタル的なことも)一個人の私の経験の中で感じた事や学んだ事を書いていますが、決して絶対的なものでもなく、正しいかどうかもわかりません、断定しているものでもなく、強制するものでもなく、足りない事も多々あると思います。そこはご了承下さい。くれぐれも鵜呑みにしないで下さいね。もし実行しようとする場合、ブログの内容はご参考になって、無理は決してなさらず、ご自身の体の状態をご自身で判断し、ケガのない範囲で自己責任の範疇でお願い致します。また関連するブログや、そのことについての専門的な知識、情報も併せて調べたりして、より自分に合うものを活用するようご判断下さい。自分一人の頭で思いつく事を書いているので完全な説明ではないと思います。実際体を拝見しているわけでもなく、色々な方がおられるので、すべては標準化できないし、体の事は本当に自分の意のままにならないことが多いからです。くれぐれもケガのないようご注意をお願いします。ほんの少しでも皆様のお役に立つようになると嬉しいです。もののいい方も勢いで書いたりするし、時に楽しく、時にまじめに、時におふざけも入るし、どや顔に感じることもあるでしょう。表情や微妙な気持ちや考えも温度も文章の表し方が下手なので誤解をされる場合も多々あると思いますが、大目にみて下さい。あったり前ですが、悪意はまったくありません。



ひとつお知らせです。
●D V D [即効!柔軟 up のための Body Work Theory]について(3枚組) 
こちらのDVDは、2011年3月をもちまして、御陰さまで完売・販売終了しました。追加販売はありません。DVD販売の会社の皆さんありがとうございました。購入して下さった皆さんありがとうございました。
以上よろしくお願いします。尚、DVD『おうちレッスン』は継続販売致します。


しかし。。。販売終了しても、なんだかわからない変なDVDの紹介サイトは、ネットから消えないそうです。がっくし。
昨日も、その変なサイトのおかげで私のHPに辿りつけないというメールがきましたが、改善されないままのようです。ネットってやはりおそろしいですね。
残念ですが。。。昨日初めて知りましたが、Googleでも私の名前だけで38万件ヒットするのだそうで。。。困りましたね。そういうのなんとかできる発明できる方はいないのでしょうか?なにしろ、色々勉強させて頂きました。感謝、感謝。こんな体験そうできませんから。。。



本日のタイトルは、「固定概念を捨てる」

このことは、日常生活や人生においても置き換えることはできますが、体の使い方についても沢山あります。ついつい今までの慣例で、誰が始めたのかわかりませんが、「皆やっているから」とか「そういうものだと思っていた」という、『不確かながら確かに無意識にやっていること』はあります。私も沢山あります。ちょっとニュアンスが違いますが、テレビ番組の「秘密の県民ショー」もそうです。体についていうと、それが間違いとまでは言いませんが、もっとこうしたらラクになるよ、スムーズに効率的にいくよ、みたいなことがいっぱいあります。
私の気持ちよく体を動かす為の、柔軟性を高めたり体を正しく使うことを目指しているBODY WORK理論は、すべてこういう考え方からできています。




例えば、かかととかかとを合わせたあぐら、「がっせき」という形。
WSでも皆さん、ほぼこんな風にします。
前屈する時、ほぼ100%の方が下記の写真のように、

両方のつま先を上に両手でひっぱりながらします。
それ、誰がきめたの? 規則なの?みんながやってるから?  
これは、実は他の部位の緊張を発生させてしまい、膝を下げたいのに、よけいあがってしまいますし、足首をいびつに曲げているので、骨のつき方を無視しているので、足首あたりのコリを生じさせるし、やればやるほど足首が変に曲がる癖になります。構造通りの動かし方ではありません。
その手をまずやめるだけで膝は下がりますyo。(いや、どうやっても柔らかい人は何をしたって柔らかいのでどうやってもいいです。柔軟性を高めたい方の為のアドバイスです。呼吸も深めるとき吸うが基本ですが、柔らかい人は自由に自分の好きな様にやっていいんです。あくまで深めるまではこうした方が効果的だよ、、ということです)多分、前屈する時に、硬い人はなかなか前にいかないので、そこをつかまって行こうとする気持ちはじゅうじゅうわかります。でもそれを何万回してもおそらく深まらないでしょう。なぜなら、硬い原因は違う所にあるからです。

で、じゃ両手はどうするか?ですが、
甲の方をもって足を割るように開くようにします。ほんわり割る様にね。ひじで自分の膝を開くように押して導きます。その方が体も緊張せずリラックスして開いて行きます。

こうするとそれだけで膝が開きます。膝が下に数センチ下がります。

解剖学的に、骨のラインを崩さないように、
『膝、足首、つま先』という積み重ねを基本に、これを崩さない開き方でやるのなら、上記の形をおすすめします。理にかなっています。無理がないし、足首にも負担がない。
足首も硬いとあぐらはできませんよ〜〜。過去にねん挫をしたような方は、たとえそれが何十年前でも、です。
そして、実はこのことも「固定概念」なんです。
「中学生の部活の時にねん挫しましたが今はなんでもないです。」
ここに落とし穴があります。大人になってからもですが。半年前だろうが1年まえだろうが10年前だろうが関係ないです。
だいたいの方は、ねん挫して、まあ冷やし、病院から湿布をもらってそれでなんとなく痛みがおさまりそれで終わり。ねん挫についてはそんな歴史で終わり、じゃないですか?
大事なのは痛みがおさまった後なんです!そこでケアをするかしないかで、その後の体の履歴を大きく変えてしまいます。小さい歪みからどんどん長い間をかけて大きい歪みに進化していくのです。鍾乳洞のつららみたいに。気がついて40歳くらいになり、「よく右に傾いていると言われます」を毎度決め台詞のように言う方になっていきます。苦笑
どんな、怪我や故障も、病院の先生が、安静にといい、痛みがとれれば診療終わり、ですが、そこからが大事だと言うことを知っていて下さい。
自分で局所の周りからほぐして、触っても大丈夫なようなら局所も少しづつ(いつも思うのですが、づつって、づつなの?ずつなの?)ほぐしてケアして、快適に動くようにしていきます。そうするとそれをカバーして反対側に重心がいくのが無くなるので、歪みが解消されます。この小さいことが大事なんです、本当に!


固定概念例その2
こないだ、ある講習会で、50〜60代の男性に、
「ストレッチって20秒以上しないと効果がないとよく言いますよね?どのくらいやればいいのですか?」という質問。(そもそもそうなの?と私は初耳で正直びっくりしました、そう言われてるんだ〜〜!!ぎょっ)
私の答えは「本人が気持ちいいと思えばそれでくらくでいいと思いますよ。」でした。
日曜の雑誌の撮影でも、「先生、これは何回やればいいですか?」と。
回数とか時間とか、目安にはなりますが、私的には、決める必要もないと思います。決めるのは本人です。
だって年齢や運動歴や目標、趣味、目的などなどによって全く変わるので、10歳にも10回、70歳にも10回にはならんでしょ?何事も標準化できないです。
例えば、私のストレッチの基本中の基本は「朝起きた時の背伸び」ですが、皆さん秒数とか考えて背伸びしますか?答えはそこにあります。
自分が気持ちいい、と思ったところじゃないですか。それも毎日違う。5秒もあれば、何度もやる時もある。前日の体の疲れ方やその目覚めた時の体の感覚で。背伸びもできない時もあるかもしれない。そのことが、無意識に「自分のからだと向き合うこと」です。それを膨らませたのが私の理論そのものです。
だから、大げさなことではなく、「あくび」とか「背伸び」のような、体のなにかに対する自然とやる「行為」の延長に「運動」があると一番いいとおもうわけです。
狩りをするためにものすごい勢いで獲物を追う走り、それこそが走る基本。必死で走る、早ければ獲物を得られ、家族が食をできる。雨乞いに踊る。皆で踊る。楽しいことがあったから踊る。それがダンスの基本になっています。そんな風に心から楽しく体を動かすことができ、自分の体に耳を澄ませて、体の欲求通りに、体に負担かけない動き方をしてあげることがいいのだと思っています。
「気持ちがよければ」それでいいです!と思います。
伸ばしきらないと気持ちがおさまらず、充分なのにそれ以上伸ばさないと気がすまない。。というのは少し困ったちゃんで、オーバーストレッチもNGですよ。過ぎたるは。。。です、すべては。ゴムも伸びきったら使いものにならないっしょ。



ちなみにもうひとつ。今、首をまわしてみて下さい。首ずれてる人とか相当凝っている人はやめて下さいね。
肩や首が凝っている人は、回すのなんかこわいし、ちょいとひっかかりますyoね。

それじゃ〜

自分の顔の前で円をあごで描くようにしてみて下さい。

どうですか?さっきよりなんかラクじゃないですか?(いや、全ての人がそうなるとは限りませんからね、あくまでラボです、ラボ。楽しんで下さいまし。)

それが固定概念にしばられた動きなんです。

もう、『首回し』と聞いただけで、首にスイッチが入り、首をこわばらせて、硬くして回してしまうのでなかなか動かない。
でも、あごで回してと言うと、首のことを忘れるので難なく回ったりします。


脳でのストップの話はこういうことでもあるんです。
●立った状態で、両手を前面の太ももに軽くつけて、肩だけを左右交互に上げ下げしてみて下さい。肩凝ってる人はつらいですか? ちょっとやりづらいね。

それじゃ〜 のりのりで〜〜〜

おにゃ○こクラブ♪ セイラー服を脱がさないで〜 に合わせてで動かしてみて下さい。

じぇんじぇんラクだしょ、だしょ。

なんのこっちゃない、それだけの話です。( ( (。・`∀´・。) ) ) ━━!!


色々とトライしてみてくださいね。
あ、でもその前に歪み直しと筋肉ほぐしを忘れずにですが。そうじゃないとぴきっといきますぜ。(ノω・、) ウゥ・・・



『固定概念を捨てる、、』自分の思い過ごし、誰が決めたのか?
そうです、それはあなたで〜〜〜す。自分で決めてるんだぜ。


脳でのストップは、本当に体を動けなくします。
すべてストップさせている思考癖です。

これを変えるのも自分しかないんです。

は〜〜い、闘いましょう!

よく、「もう、こんな年だから、変えられないのよ」と言われる方がいらっしゃいますが、死ぬ迄変われると私は豪語したいです。


私の相方の叔母は、それは結構な頑固な方でしたが、(亡くなった方をこんな言い方してすいません、本当に)最期の時に、今迄一度も言ったことがなかった、「ありがとう」という言葉を残しました。それを聞いたとき、あ〜、それで天に召されて仏様になったんだなと思いました。人間は最期の瞬間迄変われるんだと思ったんです。とても感動しました。


年齢なんて関係ないです。性も関係ありません。過去も関係ありません。
変わろうと素直に思えば、その時すぐ変われます。
見栄とか体裁とかくそっくらえです。あ、すいません、はしたなかったかしらん。

でも、本当にそう思います。


私の理論はすべて固定概念を捨てて作られたものばかりです。決して自慢ではなく、「目から鱗」とよく言われます。人と同じことをするのが嫌いなのかもしれません。ま、先人がやってきた事を発想を変えてやってるんで、パクリっちゃ〜パクリ?あはは。。そう言ったら身も蓋もない。あたふたあたふた。。。 o┤*´Д`*├oo アイデアとか工夫ですね。。はい。それを追求するのが大好きです。


ただ。。。柔軟な体のためと言っていますが、実はそんな小さい気持ちではにゃい!ですよ。

心の為に、体の為に、健康の為に、家族の為に、そしてあなた自身の為になんです。

だって、柔らかくなれば、血液も流れるし、毒素も老廃物も流れるし、自然治癒力を取り戻せるでしょ。

180度でべ〜〜なんて、そんなの二の次です、正直。。。

体を楽しく動かせて、にこにこ健康でいれば、まわりも嬉しいに違いないですよ。

素直、素直が1番! 頭で考えず、すべて受け入れて新しい体制に切り替えましょう。

10〜30代の頃の私に一番言いたかったことです。でも受け入れなかったんだね〜。


さ、固定概念を打ち破って、介護されない体を今から作りましょう!小さい私の大きな大きな願いです。


今日はものすごく暖かくなるとか。
家の近くの陽光桜満開です!やはり、桜は心にいい栄養!えらいっ!!ありがとう〜〜〜!!!



今日も愛をぷしゅぷしゅ〜〜〜いきまっせ (*^▽^)r鹵~<巛巛巛愛情スプレー 
きらきらhappyな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚
愛と希望と祈りの日々を。。。。



追伸:休講のお知らせ
4/20(水) 4/30(土)5/7(土)都合によりお休みします。