eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

骨レベル 筋肉レベルで体を動かす事を考える。。。

今日のお題は、骨レベル 筋肉レベルで体を動かす事を考える。
骨の仕組みやつき方を知識として入れて、それにそった動きを意識して動かすようにします。


どういうことかというと、まあ私の理論でもっとも声を大にして言っているのは、筋肉のほぐし、赤ちゃんのような柔らかさに、ということですが、いくら揉んでも痛さがとれません。。という方がいらっしゃいます。
私の考える日常レベルの筋肉痛には、2種類あります。(あ〜〜専門家の先生方、これは経験値の中の話で、医学的にどうのこうの、、のレベルではないのでくれぐれも誤解しないで下さい。)
•運動したことで疲労物質が出るいわゆる筋肉痛、無意識になんらかの理由で硬直した筋肉
•体の歪みでひっぱられている痛み
上の方はひたすらほぐすです。下の方は、ほぐしてもだめで、ひっぱられている元の歪みを直さないとなりません。それは、骨の歪みもあります し、筋肉の強さの場合もあります。例えて言えば片方だけのスポーツをやられている方の左右の筋バランス、偏った体のつかいかた、圧力によるうっ血とかも関 係あります。例えば同じ方向で寝ると下側になった方はうっ血しますよね。筋肉も圧迫されます。

ここ数日、ぎっくり、ヘルニアの方々からメールを頂いていますが。。
朝顔を 洗うときがこわい、靴下や下着がはきづらい、座る、立つが怖い、背中に痛みが走る、何かあるとすぐに腰がだるくなったり、不快な痛みが起きる、などなど。 もう〜〜〜こんな方は、運動どこではないですよ。すぐ整体にいくなり、病院にいくなりしてください。一触即発でっせ。そのこと自体が、相当歪んでる証拠で すし、腰の骨の間、椎間板がつぶれていると思います。もうひとつは、背筋の無さです。縮む筋肉、伸ばす筋肉どちらも無いということです。上記の状態で運動 するのは大変危険ですよ。私の経験上(腰椎4番5番がつぶれています)痛さをこらえてまでやることでもないですし、例えば痛みをおさえる注射を打っている 方もいらっしゃいますが、注射を打つことで一時的にごまかしても、体の方を変えていかなければ根本的には治りません。虫歯も、痛み止めで痛みがおさまったところで虫歯はなおりませんよね。それとなんらかわりません。
首でもそうです、首はご存知のように神経も通っていて大事な場所ですから、早く歪みを無くさないとですし、凝りもあると二重に悪影響です。頭 も支えられないし、地面からの衝撃にも耐えられず、その分腰にも負担がきます。悪循環です。特に首は相当危ない箇所なので、あまり自分では動かさない方が いいです。あまり痛いようだったり、手足にしびれが出る場合は、狭窄症や頸椎ヘルニアも考えられます。専門医、整体師に診てもらい、必要ならレントゲンやCT、MRIなどもおすすめします。安心材料代だと思って下さい。
私の信頼する東京の整体師もご紹介できますので、必要ならおっしゃって下さいね。
足首も弱いと腰にきますよ。大昔、小学、中学の頃のねんざでさえ、今の歪みを継続して起こしている事があるのでほんとにケアしてください。歪みの連鎖はこわいでっせ。あきらかに体がかばって生活しますので、それは歪んで行くでしょう。

確かに、腰痛があっても、ストレッチは可能、有効です。ただ、自分の判断でこの動きは大丈夫かどうかを見極めるのが非常に大切になります。メールだけでは、実際お会いしていないので、私もその判断が正直難しいです。きっと医師は、腰痛だと、安静にとか、なるべく運動はしないように、とかおっしゃるでしょう。でも私に言わせれば出来ることはいっぱいあります。腰に負担の無いようにすればどうすれ ばいいか、も勿論大事ですが、腰痛はあるから動きを制限するではなく、腰痛そのものを無くする事を優先にしないと運動はしない方がいいです。そこに向かい ましょう。
歪みを直してからの話ですが、運動の初めの段階としては、腰椎の間をあけることを毎日する。姿勢をよくして、腹筋、背筋をつける。(捻挫の足や足首が弱い方はほぐしまくっていいコンディションにするのは前提です)さらに背中を伸ばす運動などをして日常化していく、です。ぎっくり腰経験数十回の私が言うので信じて下さいねん。二度とやだ、ぎっくりは。。。ー。ー;)


ちと、腰痛の話が多くなりましたが、とにかく、骨というのは、骸骨が理科室でぶらさがっている状態で、どこも元々は歪んでいません。それを動かすのは筋肉であり、靭帯、 腱、意識、無意識、癖だったりするわけですが、それをただしましょう、という事です。で、それには、筋肉が原因なのか、骨が原因なのかを見極めることが大 事ということで、実は複雑怪奇にからまっている場合もあるので、根気づよく模索しましょう、ということです。人間は絶えず生活して動いているわけですか ら、運動レベルだけではないところでおうおうにしていろんな歪みを作ったり、故障したりするわけです、なんてことはない10cmくらいの段差でこけたり ね。だからこけないようにしないとだし、こけそうになったら回避できるくらいの、身軽さと筋力、瞬発的な対応体力が無いと。。。本当にここ大事ですよ。毎回私が、レッスンやWSにいらっしゃる方に、「こけないで来てくださいね」と言うのは、上記のような深い深い理由があるからです。
人間はどんな人も昨日より若くなることはありません。ある年齢からは体力も筋力も横ばいで精一杯、記録的に伸びるのはごく僅かです、きっと。でもそれを踏まえて、毎日同じ事でも継続していく、歪みの無い生活をする、保つ、ということを心して日々を送ってくださいまし。

四つん這いの形が一番何も力が入らない、いい状態です。その形になって力が入らなく、いい感じでいられる感覚を感じて、どんな形になっても極力その感覚で運動できるように、腹だけに力を入れて過ごしてみて下さい。野生にかえったつもりで。。。はい。
それが、骨レベル、筋肉レベルで考えるひとつのヒントです。常に骨はどうか、筋肉はどうか、で体を動かすと自ずと動き方は変わります。


骨レベルでの具体的な例を。
ポイントは「いびつ」にならないようにです。それには、やはり姿見を必ず見る、客観的に見る、比較論ではなく、見本、手本として他人を見て、身体感覚を磨く、です。

例えを出した方がわかると思いますので写真で説明しますね。
ヨガの代表的なポーズ、三角のポーズというのがあります。

腕を上げますが、この時、写真右側、後ろへ肩関節からはずして上げて、自分では、「やってる〜〜」と思ってる方が実に多い。。。正しくは1枚 目の方ですよ。先週の大阪WSで、「先生、私、脇の下の筋肉が異常に発達していておかしい」というヨガのインストラクターがいて(あははYちゃんあんたや で)その方は肩が柔らかすぎて骨の位置からかなり後ろで手をあげていたので、そう鍛えられてしまったのです。やっと原因がわかって納得していましたが、本 人は今まで何年もまるで気づかなかったのですよ。
本当に柔らかい方というのは、(私は元々は硬い人だからよくわかる)ある意味制限がないのでべ〜〜〜と体を使いがちです。そして、締める筋肉 がつきにくいのです。上記の彼女の場合は、上の所謂肩の部分が柔らかいので、べ〜〜といってしまい、はずれないよう、下の方の筋肉が止めにかかっているの で下が鍛えられ筋肉が大きくなってしまった例です。
肩関節の位置にきちんと伸ばすと少し思ったより前になります。でも、その位置が骨のつき方にそったやり方で、とてもラクにポージングできます。

これもヨガのポーズですが、まあある流派では「つるのポーズ」と言われていますが他にもこの形に似たものも色々あると思います。写真の場合右足が前に左が後ろへひいて前屈したポージングです。両足揃えたダウンドックでさえもずれている人はいます。こわいよ〜〜。

これは、重心の場所によって骨盤が大きく歪みます。一番右が見ての通りずれてますね。結構これでやっていますよ、皆さん。正しくは前の足に重心をかけつつ骨盤がまっすぐになる場所を身体感覚でおとしていきます。もし、これを知らないで、やってるつもりで何度もヨガのレッスンをするとする度に骨盤が ずれますから、(なにしろポージングはしばらくその姿勢でstayしますからね)どんどんヨガをやることによって歪ませているわけです。すべてが万事そう で、早く気がつかないと、ヨガをやって健康的、と思っていて、静かに悪魔が忍び寄っています。じゃじゃじゃ〜〜ん崖で波ばしゃんな状態です。火曜サスペンス劇場。。。船越さんがきちゃうよ〜。
時々鏡の無いレッスン場がありますが、大変危険です。なので、おうちで、何度もその形を鏡で見て、身体感覚でつかんで、それでレッスンに臨ま ないとです。おそらく、そういうスタジオは、本来のヨガの修行という意味があり、何度も何度も繰り返しやることで身体と心を鍛えていくという考えの元だと 思い、一理ありますが、達するその前にぎっくり腰になって動けなくなったらどうしようもないので、そういう体の知識を入れる事、身体感覚を磨く事が大事になります。

バレエのポールドブラ、まあ脚、骨盤に関しても同じことは言えます。バレエと は大変「美」をこれでもか〜〜と考えれたもので、いかに手足が長く見えるか、美しく見える角度は、など、本当にこだわり完成されたものです。そして国際的 に派はあるものの、本当に万国共通のきまりごとがありますので、なおさらそれにのっとらないとなんです。例えばやりがちですが、腕を伸ばすのにアンナヴァ ンから伸ばさないとならない決まりを、肘を曲げて直角に出したりします。アームスも、アンバー、アンナヴァン、アンオー、それぞれの間にデウミの角度がありますが、それも無視しがちです。エカルテなどはデウミに使うのですがね。もう順番を覚えるのに必死で手も顔もどこにいくのやら。。。あはは。
腕の動きひとつでも、筋肉の使い方がありますよ。肩甲骨をしめる、なんてのもわかっているようでわかっていない方が多いかもです。レッスンで質問くださいね。いつでも答えます。はい。特に腹筋のひきあげはね、わかるようでわかりませんから、直接レクチャーします。


「いびつ」になっているかどうかをいつも客観的に意識して下さい。
実は一番らくにできる、四つん這いひとつでも人さまざま。。。なんですよ。どうしても自分の一番強い筋肉が動いたり、一番柔らかい所が入った り、重心のかけ方もその人さまざまで。それが結局は動く癖となって何をするにも優先されるため、いびつな感じで動いてしまうので歪みが発生してしまいま す。土踏まずが落ちている人は膝が内側に入る話を先日しましたが、それも同じことです。だから、骨や筋肉にそった正しい姿勢作り、扁平足を直す、猫背を直 す、S字を作る、そういうことがとても大事なので、3枚組の方にはそういうものも入れてあるんです。故障を持っている方には相当参考になるのではないかと 思います。そして、ご自分だけでなく、ご家族、お仲間の為にも、生徒さんの為にもなりますので、知識をどんどんシェアしてくださいね。


東京はすっきりしない天気が続き、風邪とかひかないようにね〜〜。って、鼻風邪をまんまと引いた私です。だは。
今日は朝レッスン、そして東京WSです。皆さん、「こけないように!おいで下さいね!^O^/ お待ちしています。




今日も愛をぷしゅぷしゅ〜〜〜いきまっせ (*^▽^)r鹵~<巛巛巛愛情スプレー 
きらきらhappyな週末を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚
愛と希望と祈りの日々を。。。。継続して絶え間なく。。。


●ご注意:このブログは、からだのことなど、(メンタル的なことも)一個人の私の経験の中で感じた事や学んだ事を書いていますが、決して絶対的なものでもなく、正しいかどうかもわかりません、断定しているものでもなく、強制するものでもなく、足りない事も多々あると思います。そこはご了承下さい。くれぐれも鵜呑みにしないで下さいね。もし実行しようとする場合、ブログの内容はご参考になって、無理は決してなさらず、ご自身の体の状態をご自身で判断し、ケガのない範囲で自己責任の範疇でお願い致します。また関連するブログや、そのことについての専門的な知識、情報も併せて調べたりして、より自分に合うものを活用するようご判断下さい。自分一人の頭で思いつく事を書いているので完全な説明ではないと思います。実際体を拝見しているわけでもなく、色々な方がおられるので、すべては標準化できないし、体の事は本当に自分の意のままにならないことが多いからです。くれぐれもケガのないようご注意をお願いします。ほんの少しでも皆様のお役に立つようになると嬉しいです。もののいい方も勢いで書いたりするし、時に楽しく、時にまじめに、時におふざけも入るし、どや顔に感じることもあるでしょう。表情や微妙な気持ちや考えも温度も文章の表し方が下手なので誤解をされる場合も多々あると思いますが、大目にみて下さい。あったり前ですが、悪意はまったくありません。