eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

おすすめの本と、氣を出すということ。

大阪での私の主治整体師のK先生がおすすめして下さった本です。
「氣」の威力 藤平 光一 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%B0%A3%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%A8%81%E5%8A%9B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%97%A4%E5%B9%B3-%E5%85%89%E4%B8%80/dp/4062560151/ref=pd_bxgy_b_img_b


こういう本を読んで、それを、どう身体に落として行くか、それがいつも楽しい作業です。早速昨日シンクロの若き選手達と理学療法士の先生と一緒にラボして大正解、大盛会でした!


まず、気と氣はどう違うのか?
漢字の成り立ちでいうと、気は、上の气、きがまえは、天体を表し、昔の人は、米を入れて氣とした。これは日本人の食べ物中の中心という考えが大方ですが、著者は、「米」の形は、中心から八方に広がっている、天体の様に、八方に無限の広がって出て行くものであり、氣とは、出すものと説いています。今で言うアウトプットですね。
気の方はというと、メを使っていますので、締めるという意味。これでは内側に閉じ込めてしまうので、中国の考え方に基づいているといいます。(氣が一方にでれば、他が少なくなる、できるだけ氣を自分の方へひっぱり、出口を締めておいた方が、という考え方)これはインプットだけの作業です。

人間は、生きている間は、いつも氣を出していなければならない。氣を出すから新しい氣がまた入り、出しているから天地と交流して、「生きている」ということになる。とおっしゃってます。
これはヨガのチャクラにも通じますし、チャクラはエネルギーの出入りの場所であり、ここを封鎖しては、やはり宇宙とは一体になれないわけです。と、私は思います。
インプットしたものはアウトプットしないとね。
だから、人と接しにくい、したくない、としてしまうのも、氣を出す事を少しトレーニングするといいと思うのです。。。



具体的に、氣を出す、ということを身体に落とすには、まず、競技選手にとっては、文字通り、氣を出す、気迫、といったものになりますが、本当にこれは「思う」ことがまずすべての基本になります。
日常でもスポーツでも習い事でもなんでもそうですが、何かをやる時に、「やれない氣がしない」「負ける氣がしない」それだけで身体が整います。不思議なんですyo。しかも、相手が居る場合は、そちらの力の加減もコントロールして自分のものにすると尚いい結果になります。
シンクロは相手と何かする競技ではないですが、演じ方にそれを利用すると、かなりうまくいきます。身体の軸を作れて行きます。


合気道の呼吸動作に、二人で正座をして向かい合い、腕で押し合うような形がありますが、これがコアで動く、氣を出す、ことにとても役立ちます。
http://www.youtube.com/watch?v=tkaQOzfEXsY
この動画では相手を転がしていますが、向かい合って押しあうだけでいいです。昨日シンクロの若き選手達と理学療法士の先生(若いマッチョな男性)ともやりましたが、誰も私には勝てませんでした。勝ち負けではないのですがね。(実はうちの相方は100kg近いバーベルをあげるほどの腕力ですが、これは私にかなわず、はてなマークが沢山出てました。お飾りに勝った勝った〜シェゲナベーベ!うしし^田^ )
私も4〜5年前に呼吸のO先生と、これをやった時に、すぐに感覚としてわかりましたが、身体を使う、という基本がわかった気がしたので、昨日やってみてさらに納得しました。その4〜5年前は、臍下丹田に力を入れるこめる、だった様な気がしますが、昨日のは、真逆の解放でした。そこがみそです。集中するということだけでいいのであり、力をこめてはNGなのです。力を逆に抜ききらないと。。。
この感覚はやってみないとわかりづらいのですが、コアトレ、筋トレでも、縮ませることでの方が多いかもしれませんが、この縮んだ所から伸ばす所にこそ、エネルギーが出せる秘密があります。
なので、できるだけ、縮む方と伸ばすのをセット、続けた筋トレをおすすめします。次にはそれを利用して自分のスポーツに「使える」ことが重要です。
ほんの少しある一人の選手に耳打ちしたら、あっという間にこれが出来る様になりました。
1.負ける氣がしないと思ってごらん
2.お腹とお尻の穴にちょっと力入れてごらん
3.相手が一生懸命に向かっているのを涼しい顔で見てそれを利用してごらん
この事だけです。それでできるようになりました。見ていた他の選手もコーチ陣も驚いていましたが、何も不思議なものではないです。りきんだり、少しでも不安要素が心にあると絶対NGです。だから、演技も、すっと入るイメージさえ持てばだいたいのことがうまくいくようになります。
例えば1本足で立ってみてと言われて、もうその瞬間にうまく立てるだろうか、よ〜しうまくたって頑張るぞ、それ思うだけで崩れてしまいます。平常心で凪の状態でいる人が結局は強いのです。重心を臍下に下げ、それを全身、宇宙まで果てしなく解放できる人が力を発揮できます。


難しい問題がひとつあり、特に若きスポーツ選手にいえることは、シンクロに例えれば、「筋トレは、筋トレ」で、「ダンスはダンス」、「プールでの演技は演技」になってしまい、これら全部は繋がっていけないのです。選手達も混同、混迷してしまうんです。
コア、軸の基本さえかっちり入りびくともしなくなれば後の振付けなどは屁のようなものです。(あ、すいません言葉がまた過ぎました)この基本が出来ている選手、わかった選手は上達も早いです。
よくこういう例えがありますが、心とカラダはつながっている、と言うのはもう誰もがわかっていることですが、大学にも、「心理学科」「体育学科」はありますが、これを繋ぐ学科はない、という事。だからちぐはぐになります。
私のレッスン方法は、シンクロの動きの中で筋トレ、想定した身体の使い方、シンクロが出来る為の、ということを心がけてメニューと組みます。これはバレエでも他のスポーツでも同じです。ゴルフならゴルフに使える柔軟やケア、筋トレ、身体の使い方を組み立てます。絶対、柔軟は柔軟、筋トレは筋トレと分けはしません。必ずその種目に沿ったトレーニングでなければ、意味が無いからです。
基本の為にバレエもしますが、バレエの上達なんて彼女達には求めません。どうすれば大きく見せられるか、どう身体を使えばエネルギーを消費せず、一番ラクにそして最大限に表現できるかなどなどを順番に教えて行きます。
ご存知の通り、シンクロは柔軟性がまあ求められますが、普段身体をわかんないなりに動いている選手なら、出来なかった子も私がちょいちょいと教えるとすぐその場で180度に開き、べ〜とつく事ができます。昨日も2名いっちょあがり〜でした。ケアと身体の使い方さえわかればすぐです。みな、知らないのです。それだけです。だから知ればいい。はい。。。


話が少しそれましたが、、、

「氣をだす」ということを日常にもとりいれていくと、身体も人生もどんどん変わりますよ。勿論善循環にです。おもしろいくらいにぱ〜〜〜〜と開けて行きます。
どうぞ、この本を読んで、いろんなインプットをした上で、ご自身の身体で何度もアウトプットにトライしてみて下さい。その繰り返しの中で電球がつく一瞬が必ずやってきます!
わからない方はどうぞレッスンで質問して下さいね。




3連休ですね〜私はおかげさまでお仕事させてもらってます。バリにも出発しますし、帰国後から新しいプロジェクトの仕事も含め(後でアナウンスしますね、許可を得てから。)、12月中までスケジュールがタイトになってきていますので、ブログを更新できるのも今までよりちょい少なくなりそうですが、頑張って少しでもアップしていきますのでまたお立寄り下さいまし。WSも厳しいスケジュールですがなんとか1回でも開催するよう努力します。できたら、水曜、土曜でも何回か参加して下さるといいのですが。。。すいません。



〆(..)本日の絵  byボンボヤージュ

▼相談も受けますが、あなたがやり、あなたの人生であなた次第です。決めるのはあなたです。手助けは喜んでします♪♪♪



今日も愛をぷしゅぷしゅ〜〜いきまっせ (*^▽^)r鹵~<巛巛巛愛情スプレー 
きらきらhappyな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚
愛と希望と祈りの日々を。。。。継続して絶え間なく。。。


●ご注意:このブログは、からだのことなど、(メンタル的なことも)一個人の私の経験の中で感じた事や学んだ事を書いていますが、決して絶対的なものでもなく、正しいかどうかもわかりません、断定しているものでもなく、強制するものでもなく、足りない事も多々あると思います。そこはご了承下さい。くれぐれも鵜呑みにしないで下さいね。もし実行しようとする場合、ブログの内容はご参考になって、無理は決してなさらず、ご自身の体の状態をご自身で判断し、ケガのない範囲で自己責任の範疇でお願い致します。また関連するブログや、そのことについての専門的な知識、情報も併せて調べたりして、より自分に合うものを活用するようご判断下さい。自分一人の頭で思いつく事を書いているので完全な説明ではないと思います。実際体を拝見しているわけでもなく、色々な方がおられるので、すべては標準化できないし、体の事は本当に自分の意のままにならないことが多いからです。くれぐれもケガのないようご注意をお願いします。ほんの少しでも皆様のお役に立つようになると嬉しいです。もののいい方も勢いで書いたりするし、時に楽しく、時にまじめに、時におふざけも入るし、どや顔に感じることもあるでしょう。表情や微妙な気持ちや考えも温度も文章の表し方が下手なので誤解をされる場合も多々あると思いますが、大目にみて下さい。あったり前ですが、悪意はまったくありません。