おっはよぅございますぅ。ライアンゴズリングです。
・
◉今日のカラダのお勉強は、トレーニングの落とし穴と弊害その2。特にジュニア期の、です。
いや〜〜おととい、某新聞でちょっとびっくりしたものを見てしまったので。
いわゆるスタンダードな腹筋トレの「クランチ」
「ジュニアからの体幹作り」というタイトルで連載するそうです。
私の本にも書いてあるのですが、まるで真逆です。
抜粋しますと
:
息は鼻から吸っておなかをふくらませ、口から息をゆっくりはいておなかをへこませる。ベルトでしめつけるイメージで、おなかを固めてやりましょう。
ひざを立ててあおむけになる...手のひらは下に向けて体の横に置く。
肩甲骨が浮くところまで、ゆっくり上体を上げる。目はヘソをのぞきこむように。
:
写真を掲載できませんので拙著より載せますが、かなり首が苦しそうです。(クラスにいらした方にはお見せしますね)
この形は、まず、手のひらを下という時点で、腹筋がない子は、腕で、やりますし、ひざを立てることで太ももとふくらはぎに力が入り、腹筋を鍛えたいのに分散して、そちらがパンパンになっていきます。
ヘソを見るから、腰痛、首こりになります。
おなかを固めるのは、腰にダイレクトに重りになるのでかなりこわばりが伝わり、腰痛になりますし、下見ながらだと頭の6キロを支えないといけない首がかなりつらくなります。。
コアの力がないジュニアがこれをやると、首、腕、太もも、ふくらはぎでがんばり、そちらがますます優先筋肉になり、そもそもコアトレにならない。
頑張るということは、疲労もたまり、重たい胴体を支えて頑張るこれらの部分を痛めてしまい、無論それらは太くなるし、特に女子は嫌な太ももが太くなることになります。
太ももは太くなるのは、重いので動くのに邪魔になります。
極端に言うと、妊娠中はかなり危険です。
・
ちゃんと考えてみてください。
なんども言いますが、ジュニアの時期の成長期は、個人差はありますが大学2年くらいまで続きます。20歳が大人、というのはカラダ的にもです。
特に赤ちゃんから小中学までの成長期は、本当にゆるぎないインナーマッスルを鍛えるべき時期です。その上で瞬発力のアウターを鍛えなければ、危険が危ないのです。
このジュニアの時期に筋肉を『固めること』を記憶させては絶対いいことありません。
本当にこれが全国に広まるのですから、怪我を増大させるようなものです。
連動した全身運動とか、自然に筋肉を使える方法、扁平足やO脚、猫背、出っ尻をなおすとか、もっともっと先にやるべきことがあります。
歪みなき体を作り上げてから、色々やらないから後で大きな怪我になります。それからでは遅いのです。
一旦ついた形状記憶は、なかなか消せませんよ。
・
是非この記事をよく考えてみてください。
ジュニアの指導者さんも要注意してあげてください。
とにかくジュニアはしっかりインナーを鍛えて、アウターはその後でも遅くありません。よろしくお願いします。
あいた口がふさがらず、昨日は放心状態でした( ´⚰︎` )
これ、広がるんでよね。ますますきっと。。。
・
かなり危険だということだけお伝えして今日は終わります(;^ー^)
書いてるだけでなんだか氣分が悪くなってきました。汗
...ベルトでしめつけるイメージで、おなかを固めて...大汗..
どうしたらいい体幹トレになるか考えてみるのもお勉強になると思います、世の中に出ているから、と鵜呑みにするのは大変危険です。是非考えてみてね〜。
だってその後にやってくるのが、「成長痛」ですよ。
でも本当は成長痛ではなくて、こういうことの弊害でしかないです。
ジュニア期の極端なトレーニングとケアしない状態、固める脳の記憶が「成長痛」という名前になってるだけです。
私は「成長痛」はほとんとは回避できると思っています。実際そうできますから。
・
カラダのことはライブでしか伝えられないのですが、私もまだまだ勉強不足ではありますが、カラダに悪いことはやはり回避しないとね。このようなことを知っていただきたいので、細々とですが、提案していきたいと思います。小心者なのでねぇぇぇ。
理想と現実は違う、という声も聞こえてきます...。でもいつまでもそれでいいのかな〜怪我させるスポーツ、、いいのかな〜。
ケアグッズより使い方こそ大事。
・
〆(。。)本日のお言葉 by 幕末にも活躍した薩摩藩士たちの教え
『男の順序』
一、何かに挑戦し、成功した人
二、何かに挑戦し、失敗した人
三、自分では挑戦していないが、
挑戦する人を手助けした人
四、何もしない人
五、何もしないが、
他人の批判だけをする人
▼1と2は順序はなくてもいいですね。
挑戦して何かを感じ得ること!
・
雨なので足元気を付けて下さい〜。
レッスンでお待ちしておりますね。
台風の影響でカラダも重くなります、汗をかきましょう!頭部のケアも〜。
雨の日にしかできないことを!今日も何かに挑戦する、な週末を!(・◇・)ゞ
あ、なぜ今日のイラストはパンダなのかは、次の本のお楽しみ〜!ふふ