eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

膝の怪我: 前十字靭帯/半月板/靭帯

おっはよぅございますぅ。
昨日は、仙台大学体操部〜名取高校男子新体操部へ。 コンディショ二ングとトレーニング。

A君とR君、高校からのおつきあい♪ふふ。


試合前は詰めると怪我が多くなりがちです。
良いコンディションで試合を〜。ガンバッ٩( ᐛ )و



昨日のコンディショ二ングから...今日も長いじょー。
◉脳とカラダのお勉強:膝の怪我
大学生:前十字靭帯
高校生:半月板と靭帯
と、まぁよくあるパターンであります。
どちらも共通していることがあります。

・軸足
・O脚(片方が内側にねじれてる)
体幹で動けない(体軸がわからない)
・内転筋を使えてない
・曲げる角度がずれる(骨通りではない)
・左右差が激しい(着地と蹴るがどちらかが弱くて強い)
・カラダが落ちている
腸腰筋が使えてない、緊張
・足の方向(下半身)とカラダ(上半身)の方向が違いすぎる 影響し合いすぎ


などなどであります。
だから、カラダの使い方を変えていかないと回復しても同じ羽目になりやすいです。

今回は怪我からの回復の仕方です。



二人とも曲げ伸ばしがきつかったですが、曲げる方は動画のように、ストンと軽く曲げられるまでになりました。
ギックリ腰の時もそうですが、いかに【脳を安心させる】かが鍵です。

動画のbeforeの曲げる前に、【力み】を作ってから恐る恐る曲げようとすると、もうその時点で膝に大負担です。
腰も痛い時も、座る時、腰に手を当ててスローで恐る恐る、お腹を固めたり、他の部分を力んで、重く重く座ってしまいます。それがまた腰に負担かけることになりますます痛くしてしまいます。とほほ。

【膝を曲げる】ことを、殆どの人は、膝のお皿と太もも前面で重く押して、上半身の体重を支えながらいきます。それがそもそも膝には大きな負担となるのです。
カラダを引き上げながら曲げると負担は消えますし、つま先と膝の角度を同じ方向へ。
膝から蒸気が抜けるように曲げてあげるとラクです。

高校生は、曲げ伸ばしどちらも怖くなく動けるトレーニングもレクチャーし、ロンダート側転からの両足着地まで回復。
ただ、これも、今までやってきた、かかと重心で着地の形状記憶が出てきてしまうとまたひびきますから、【つま先から着地】、を徹底的にトレーニングしてカラダに入れていきます。
かかとで着地すると、毎回ダイレクトに腰にきます。腰痛の原因です。改善しましょう。
蹴る方より着地を先にトレーニングします。


蹴る方のつま先立ちも、すぐ足をびょこんと立てずに、カラダを引き上げてこれ以上伸びあがらないほど上げて、それからつま先立ちになる、という順番でカラダに入れて行くと怪我になりにくいカラダになります。
引き上げる、というと、鳩胸のようにしがちですが、骨盤と肋骨から頭頂部にむけて引き上げることを意識しましょう。
肩も上がりがちですから、肩甲骨を下げましょう。
これに結構おすすめなのが、アボーペンの踊り、あの両手を肩にしてリズムをとるやつ、笑 軽くやぅてみてね。猫背も改善、楽しいですよ♪


ケアは、
・怪我でねじれた足の戻し
・怪我で出来た緊張をとる
・太もも360度
・ふくらはぎの二本の骨の際の点圧
・足首周り
・お皿の周り全部
などなどを念入りにです。
特に、膝を伸ばすというのは、お皿が上に上がって、太もも大腿直筋で引き上げて伸びる構造ですから、お皿の周りや太ももが硬いと、伸びないのです。その状態でストレッチしても無駄です。だからほぐすのです。
太もも前面は、点圧がおすめです。トリガーポイントを押しましょう。

膝は殆ど回旋しませんから、被害者です。
上半身や足の根元、足首がねじれていくことで負担がかかることを頭に入れて、やはりカラダの使い方を改善しましょう!
膝が左右に揺れないトレーニングを欠かさずやりましょう。

まだ説明が足りないですが、文章ではやはり限界がありますが、少しでも、ケアとトレーニングをやってみて下さいね。
【カラダのシステム】を知り、【脳と相談しても脳に支配されない】こと、【効率的に動くことを知ること】が何より大事です、そうすれば、ケアも少なくてすみ、怪我にもなりません。そこをよろしくお願いします!

そして、試合前は、思い切って、2時間くらい、ケアの時間にすることをお勧めします。
怪我したら、試合目の前にして悲しいですから。
疲れて来る頃ですからよろしくお願いします。



コンディショ二ングが続くとカラダがなまりますが、男子新体操で結構動いて踊って説明して、運動できました。ありがとうございます。笑
やはり適度は運動しないとです!
happy day:〉