eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

ボキボキや力づくのストレッチは今すぐやめよう‼️

 

 

 

 

 

🐤とても大事なこと‼️
ボキボキ鳴らさない方がいいよのお話。
首、腰、指を鳴らす人や力づくでストレッチする人必見!

 

 

🐤あひる解剖学動作研究部
【ボキボキはやめよう!】

ボキボキは、【キャビテーション現象】が起こります。

 

 

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キャビテーション現象をざっくりいうと,液体に急激な圧力の差を与えると液体中に泡が生じる現象で、原理としては沸騰と同じ。(詳細は検索下さい)
高速船用のプロペラが、予想された性能を発揮しなかった事から発見され、金属のスクリューもキャビテーションにより壊食されるほど、破壊力があリます。



指や首や腰等関節のポキポキ(ぼきぼき)も何度もすると同様のダメージがあります。そういう意味でボキボキする整体もおすすめはしません。
(首をボキボキ整体で悪くし、手術し、術後も首の動きが良くない、下半身麻痺になった、という実例もあります。)

私自身も若い頃、よく腰や指をボキボキしていたり、ボキボキする整体を経験した事が何度かあります。
一瞬スッキリする感がありますが、今思うと違和感もあり、ダメージの方が多い氣がします。勿論今は色々学んで、全くしなくなりました。

今でも右足は、中学生の時の酷い捻挫により、【靭帯が緩んで】いて、ルーズジョイント状態で、足首を動かすだけでポキポキ鳴ります。
脚を開きたくて【強い伸ばし=ストレッチ】もしていたので、恐らく骨を支える靭帯をボロボロにしてしまい、関節内の破壊をして少しずつしていたと思います。今は開くのも違う方法でしていますし、特に開かなくてもいいや、になりました。

後の人生のどこかでガタガタ来ることがあります。今自分でもそれを感じています。
カラダの知識が全く無くて、無理なカラダの使い方をしていた、、と後悔ばかりです。
実は私の周りの様々な指導者の先生方が、40.50代で結構坐骨神経痛や股関節症、膝関節症等で手術やリハビリをしていて、若い時のスポーツの無理な使い方をつくづく考えさせられます。

“ポキッ”という音で良くなっている、【勘違いの快感】がクセになっていた、、のでしょう。学生の部活や大人、周りも結構やっている人が多かった様に記憶があります。
特に首は神経の束がありますし、腰も要ですから要注意ですね!

 

カラダの中の狭い面積だとしても、例えばアキレス腱でも、ジャンプの着地時ピンポイントでは一瞬にして1トン、気圧にして1000気圧以上の力が働きます。関節内も同様で、イラストの様に関節内面を衝撃によって破壊、浸蝕していき、これに加齢による関節軟骨のすり減りも加わっていきますので関節の変形に繋がります。
手の指が強張ったり曲がらなくなってきたな〜というのもこのような事のチリツモも原因の一つです。加齢すると修復が追いつきません。
困ったことに、関節軟骨には神経、血管が無いので、その破壊による痛みを感じることが無いのです。
氣づいた時にはボロボロ、、、。
そうならないように、すぐやめましょう!
筋肉は縮むのが仕事、が基本です。伸ばし過ぎにも注意です‼️

縮まなくなる事が問題です!

 

 

※ちなみに美容界のキャビテーションは、脂肪分解とうたっていますが、是々非々に意見が分かれているので、言及は避けます。
私も発信側でもあるので、怖くなる時があります。情報は難しいですね。

とりあえず、私としては自分の経験を元に、実際にカラダで試してご提案しています。
是非、無理のない範囲で色々ラボしてみて、ご自身の感覚によりピンときたものを選択してみて下さい。
年齢や性別、経験、季節などによっても感じ方は常に変わると思います。その辺も加味していきましょう。

 

癖はなかなか直りづらいですが、疲労骨折のように、チリツモは怖いです。脅すわけではないですが、今直せることはしていきましょう。
知識は実践しないと意味がないと思います。

 


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寒くなりそうです。あったかくしてお出かけ下さい。
happy day (*・◇・)♪

 

 

 

 

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