『気持ちよく送り出す』という言葉があります。
最近レッスンでも使っていますが。色んな意味を含めています。
家に例えるとですが、声をかけ、ご主人やお子さんを気持ちよく送り出す。そして帰宅したら、今日もよく頑張ったねとねぎらい「よちよち」をしてあげる。家もわらの家よりはレンガの家の方が強くて頼りがいがある、がっちりした方がいい。家本体も家の中も弱い作りで雰囲気も悪いと住んでいる家族も毎日気持ちよく出かけられないし帰りたくもない。色んなよちよちが無いと家族関係はうまく築けにゃいのじゃ〜。お子さん、ご主人、奥様。。。みな、「よちよち」は必要です。
家本体はどちらかというと母親ですね。食事もそうですが、イベントごとは全員参加でするとより楽しいし、心もホットになりますねん。絶対こういうことをしていれば、変な事件は起きないと思うけどねん。
これを体に例えてみますね。
家本体は、骨盤を含めた胴体です。体幹、コアです。
家族は、手や腕であり脚です。上肢、下肢ですね。
胴体は腹筋や背筋など、核となる筋肉で強くします。そうすると、ぶれる事無く上肢、下肢は自由に動かせます。
ストレッチする時も、ただ「伸ばす」という動作ではなく、そこに『気持ちよく送り出す』というイメージを膨らませます。具体的には、脚でしたら、座って膝を両手で触って前へ伸ばす時に送り出す、送り出すと誘導しながら何度も曲げては伸ばすを呼吸とともに繰り返し、最後は気持ちよく伸びきります。その後曲げて戻って来た脚を「よちよち」するようにほぐします。そうすれば筋肉も脳もとても喜んだまま就寝することができます。体のどの部分でもそのように操作してあげると、脳も体も力む事無くOPENしていきますよ。気持ちよく送り出してあげて終わりはよちよち、これが黄金のストレッチ法則です。イメージだけで体が柔らかくなるからほんと不思議ですよ。
そして送り出す時は、体の一部だけが動くのではなく、全員参加で、です。全員で送り出す、かな。
今日朝のレッスンで久々にスタジオにいらしてくれたダンスをやっている方が、アフターレッスンで質問されました。
寝技で床から起き上がる事ができません。腹筋をかなりやっていますし、その為にピラティスもやっています。なのに起きれません、と。
結論はこうです。
「腹筋はつけても使えないと意味が無い」です。
まあ〜柔軟もそうです。せっかく柔らかくなっても、それを自分のパフォーマンスに活用できなければ全く意味が無いと思っています。健康のため、とそれは違う意味合いで、ですyo。
そして、特にダンスやバレエ、新体操など動きの流れがあるものは、上記の『全員参加』が殊に重要です。その動き方を知っているか知っていないかで、疲労感や、エネルギーの出し方、見栄えが大きく違ってきます。なにしろ自分が一番ラクやで〜。
まずは、ごろんごろんが出来ない、というのでそのことにアクセスすると、出っ尻と肩に力が入る癖故に背中、腰の筋肉がもう緊張でカチカチ。ストーブが背中をあっためてくれて気持ちいい感じにふぉわ〜〜んと面積が伸ばされ、体がチーズフォンデュのように溶ける〜、みたいなほんのちょいと魔法をかけたら、ただイメージだけで、ごろんごろんは克服。出来なくて悩んでいた片足曲げて寝ている所から起きるという動作も、全く起き上がれなかったのが、「自分自身がゆりかごになった気持ちで全員参加で起きてごらん」というだけで出来ちゃいました。
「腹筋を鍛えればできると思っていた、ピラティスをやればできるようになると思っていた」そうおっしゃってましたが、〜したらできる、という簡単なものなら皆やってますって。
残念なのは、ダンスの先生がそういう教え方を工夫しなかったり、伝授してあげてくれないことですかね。何の為の先生なのか。。。私なら、とにかくその方がわかるまでつきつめてあげたいけどね〜〜。
結局、動きの流れとか腹筋の使い方とか、そういうものは、自分で探さないと、、かもしれませんが、もしそういう事で悩んでいらっしゃる方は是非質問して下さいね〜。遠慮は無用です。
水曜、土曜のレッスンは、なんにしろ私のWSやレッスンを一度でもお受け頂いた方は参加自由ですので、どうぞ1年に1回でもいいですから、利用して下さいね。質問も大いに歓迎しますyo。勿論アフターレッス代なんてとりませんから。あはは。。。
この週末、月曜を乗り越えると少し暖かくなるとか。。。春が早くきてほしいです！
え〜〜2月の予定を近々アップしますね。静岡で久々にWS開催します！是非皆さんおいで下さいねん！
ではでは週末、家族よちよち、少しやってみて！ふふ♪私は選手よちよち、娘よちよちやりま〜〜す！
自分の体よちよちもdon't forget!!
●今日のお言葉
愛が主人であり、友情が訪問客であるあらゆる家庭は、まさに「楽しきわが家」と呼ぶにふさわしい。なぜなら、そういう家庭でこそ心の疲れが休まるからだ。ヘンリー・ヴァン・ダイク
雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を打ちつけても、倒れることはない。岩を土台としているからである。｢マタイによる福音書-七章｣
ぶれることのないどっしりとしたコアと心、持ちたいですね〜♪
きらきらhappyな週末を！（^◇^）/*:.｡. .｡.:☆･:*:ﾟ*:.｡. .｡.:☆･:*:ﾟ
