eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

顎は引かないっ!

おっはようございますぅ。
二日間大阪で合同合宿お世話になりました。
私の体操の大師匠のお二人です。本当に色んなことを学ばさせてもらってます。
体操に関わった年に、優勝・準優勝の高校(清風・関西)の監督です。光栄でごじゃります。

そして、いつも、「体操のことは覚えなくていい、知らなくていい、外から思ったことを何でも言ってみて下さい」とおっしゃって下さいます。お陰様で色んな引き出しが沢山増えています、ありがたいです。
これからもよろしくお願いいたします。┏○))┏○))┏○))



◉今日のカラダのお勉強は、顎をひかない!
先日投稿したストレートネックとは違い、逆ストレートネックみたいなもの。

2枚目がストレートネックと逆ストレートネックと比較です。どちらもよくありません。
右は、バレエや新体操をやっている人が陥りやすい、いわば逆ストレートネックみたいなもの。私はそう呼んでいます。_/ ̄|○

ストレートネックは文字通り、首の頚椎S字曲線が無くなり、ストレートになっている首。回旋の可動域が狭くなります。もちろん、肩こり、首こり、視力低下、肩の可動域狭くなり、首ですので、神経物質がうまく働いてくれない、血液も脳に行かない、リンパも流れない、などの、不具合が出ますので、体調不良、パフォーマンスとしての動きも良くない、腰痛へ、などいろいろな弊害に波及していきます。(๑•﹏•)

これは、頚椎ヘルニアにも繋がります。

慢性頭痛や、めまい、吐き気、手のしびれ、自律神経失調症冷え性、疲れやすさにもつながっていきます。

明らかに現代病で、携帯、パソコン、ゲーム、姿勢の悪さ、ストレスなどが原因です。

他には、ジャンクフード、柔らかい便利な食べ物摂取も関係あり、内臓特に胃腸が弱くてもこうなります。そこを改善しないとですね。

こうなると、もはや、首が原因で体調が悪いのか、体調が悪いからそういう姿勢になるのか、鶏と卵の話になりますが、どっちにしてもよろしくないっす!

2014年12月の下記の記事にわかりやすいイラストがあります。

日本医療・健康情報研究所/創新社 より

http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2014/003982.php

見てるだけで首こりしてきた。笑

首に20キロもの負担がかかり、それ×時間です。

だから、デスクワークしている人は、7時間でも140キロ。お相撲さんを毎日肩車して仕事をやっているようなもの。そら〜〜肩こりになるわ。体の負担もっぱない〜でしょ!

そして、私がそう呼ぶ:逆ストレートネック

バレエを始めると、首筋を伸ばそうとします。そうレッスンで言われるからですが。でもついつい顎も一緒に引いてしまいがちで、そうすればそうするほど、首筋を伸ばしているつもりで、後ろに押し氣味になり、極度の緊張を生んでしまいます。

実はこうなると、首を後ろへ押されるのにバランスを保つために色んな所に違う緊張を作ってしまいます。胸がロックされるので、対極の肩甲骨も動かなくなるので、連動して動く、仙骨にはかなり負担がきます。筋肉的な緊張は特にお尻、仙骨、裏太ももらへん。実際、仙骨疲労骨折した新体操選手もいました。なかなか仙骨疲労骨折は珍しいです。相当な緊張ですよね。

その子は、首のケアをすると手で触るのも、さするのも痛いくらいでした。

1枚目の体操の選手も、首めちゃ痛がりました。彼の場合、おそらくそれプラス内向的な性格も関係していると想像します。あるあるなのですが、注意を受けて返事をしている時に顎を引きすぎて、首も体も硬直します。
何より、顎で自分のことを押しているようなものなものなので、首とカラダでたたかい合いながら動くものだから、倒立をして回転するのがにっちもさっちも行かなくなってましたし、平行棒のスウィングもフリが全く出ない。カチコチになります。

ケアはもちろんですが、顎を引く癖を日常的に直すようにしないとなりません。
鎖骨と顎の間に、指で写真のようにりんごくらいの大きさでジャッキのように置いて、常に優しい空間を作るようにしてくださいね。
ほんの少し5度〜10度斜め上を見るようにしてもいいです。

あまりひどい首こりの時は、仰向けで自分で後ろの首を手で触って、そのままじっとして体温の暖かさを感じるところから始めましょう。それから1ミリづつ微動しながら、緊張を解いていきます。仙骨を緩めていくのもいいでしょう。
それからケアをしっかりしていきましょう。

首筋を伸ばしても、顎を締めないようにね!カンペルライン、しっかり! 胸で見る!ですよ〜!
※カンペルラインは下記参照
http://d.hatena.ne.jp/eigon/20121023/1350949249

倒立の回転も、軸をしっかりわかるようなトレーニングでカラダにわからせるとすぐ感覚をつかめますので、抜きで、トレーニングをしてから、取り組む癖をつけるのをお勧めします。やってみてね〜。



〆(。。)本日のお言葉  by  作者不詳

時間がないからできない。
お金がないからできないと言っている人は、
時間やお金があったとしてもできない。


▼言い訳しないようやります! (☝◞‸◟)☞ 
ははぁ〜〜。〜〜 ((((o_ _)--o
 



来週は体操個人総合、トライアルですね。参加選手のコアトレもやってます〜。
終日レッスンでお待ちしております。
happy Wednesday !!! (๑˃̵ᴗ˂̵)و ♪♪♪