eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

セルフケアのほぐしについて

おはようこんにちはこんばんは
おかげさまで、3/3の【神経が通ると動きも通る】【秒で変わる】オンライン講座の反響がすごくて、メール返信で皆さんとのやりとりで向かい合える時間も大変ありがたいことでございます。多謝!
感想とともに質問がありましたので、ほぐすことについて少しお話ししたいと思います。(私ごときが言える立場にもないですが経験値からお話しします。)
★感想、匿名で一部掲載させて頂きます。
・昨日はオンラインレッスン、ありがとうございました。
長年付き合ってきた、背負ったような肩こりが朝から消えてます!講習後思い出しながら擦っていたからだと思います。
八田先生と神経様のおかげです。
・本日のオンライン講座、神経様の凄さを身をもって体験することが出来、とても感動的な1時間でした。ありがとうございましたm(_ _)m 教えていただいた幾つかの神経メニューを取り入れながら行ったところ、いつも併用している強力ほぐしクッズやツボ押しグッズの時間をかなり短くしても尚、いつもよりも身体がずっと楽!!!(てことは、これまで色々無駄なことをやって来たかも、、という揺るぎない疑惑も急浮上^◇^;))
いつものルーティンも「ここは多分これまで毎回神経がしわくちゃになってたんだろうなぁ」と感じる箇所がいくつかあります。
・昨日の講座、とても興味深いものでした。 カチカチのからだのかたが多く、また、強圧を好まれるかたも多く、圧のかけ方に悩む日々です。私個人的にはやさしいタッチの施術のほうが、より身体を元気にすると信じています。
・ほぐれっチは神経様にとってダメージになりますでしょうか。もし使い方など本とは変えた方がよい、とお考えでしたらその旨教えていただけるとうれしいです。
目から鱗な素晴らしいレッスンをありがとうございました!神経を無視して運動をしていたと反省。
 これからは神経さまのお通りをしっかり作ります。
・先日は、どうもありがとうございました。驚きの連続でした!あんなに、頑張ってほぐそうとしていた身体が、簡単にほぐれてしまいました!
皆さまありがとうございます。こちらにも沢山氣づきがありましたので、また講座をできるように組み立てていきます。
(*^◇^)あひる解剖学×セルフケアのほぐしについて
ほぐすと一言に言っても、個人差、やられていることで大きく変わりますし、【これをしたから解決!】はありません、と思います。
年末の大掃除したら、重いものを持ったら、日々のパソコン、スポーツの種類、その部分か、慢性なのか急なぎっくり系なのかのどういう痛さか、、あらゆるシーンと動作によりケアの仕方も変わります。
たとえば、筋肉疲労を取る場合、太モモとふくらはぎでもケアの仕方は違いますし、施術者も触りにくい坐骨周辺や恥骨周辺などは手よりはミニほぐ(スーパーボールがお勧め)の方が効果的です。(他の道具でももちろんOKです。それぞれの理論をしっかり学び納得してアウトプットが大切です。ポイントは外さないようにしましょう。)
筋膜(ファシア)リリース、ストレッチだけすればいいのかというと、エビデンスはないですが、私は違うような氣はします。
衣服も、変に着てしまいよれると、自分であちこち引っ張ったりして直しますよね。このような左右差や歪みを無くす作業も大事です。
そのひっぱり具合とか方向とか、圧とか、回数とかそれはもうスキルになりますから、お勉強と経験値になります。
カラダは全体的なことを考えてケアしないと、部分だけほぐしても変わらないからです。
このところは、プロにお任せすることになると思いますが、少しは一般の方も知っておくといいと思います。
道具を使わなくてもいいかというと、例えば、右腕で左腕をほぐすとすると、脳では、ほぐしているというより、右から左の運動とみなす場合もあります。
だから道具や他者によってケアすることの方が、脳が今ほぐしている、と反応する、ということもあり、ほぐれやすいとも言えます。
実際、全身を毎日手でほぐすのも疲れるといえば疲れます。ほぐされた側はいいけれど、ほぐした腕は疲労ができます。笑
100キロ走った後には手でほぐすことさえ嫌です。道具に乗せてコロコロだけでいいならその方が楽です。
なので、道具も全否定でもなく、効果的に使ったり、非常用に用意しておくのも悪くはないと思います。
これに心理的なもの、トラウマ、前世、スピ、、、そのような見えないことも多く関わっていることはサイエンス的にもエビデンスがあることもわかってきています。きりがない、、、(^_^;)
セルフケアの道具を使ったほぐしで、一つ言えることは、グリグリはダメージになります。自分が心地よい程度を知ることです。
ですから、ほぐれッチの本にも、さするから始めてくださいとうるさく書いたつもりですが、なかなか浸透しないですね。汗
お料理と一緒で、薄味から始めることをお勧めします。
また先日お話ししたように、目様や耳様、舌様、喉様、神経様なども大いに関係してくるので、そのようなことを知っていくといいと思います。(様をつけたいほど、本当に自分を生かしてくれているのはカラダのおかげでもあります。だから各部分にも様をつけて大切に動かして下さい!)
補足ですが、脳神経12種類のうち4種類が目と舌に関係します。だからこの二箇所は相当大切だということがわかります。舌は唾液腺のつながりで仙骨の動きと大きく関わります。
目医者さん、口腔内科外科歯医者さんと今すぐ仲良くしてください。笑
ケアは普段はごくごく軽く、回数を少なくでいいと思います。タオルを乗せたりして刺激を薄くしていく感じ。
ただ、長い時間歩いたり、年末のお掃除とか、長時間のスポーツなどは、疲労が必ず残りますので、軽くコロコロ短くしただけでほぐれますのでご利用するといいです。手で全身するのも疲れますから。
青い本にほぐしの説明をしているので、ぜひ読んでください。p36 ケースバイケースです。 このページだけでは語り尽くせないのでざっくりですが。(筋肉もインナーとアウター、リンパも浅いリンパと深いリンパがあるのです)
緊張して戻らなくなた筋肉は、ポンと刺激を与えるのも必要な時があります。それがトリガーポイントや点圧的なアプローチになると思います。


f:id:eigon:20210305115604j:plain





写真の手の動きのように、筋肉の繊維が、伸び縮みするのがスムーズにいていれば運動時も良く筋肉は発揮してくれますが、何らかの理由で緊張し伸びなくなり固まったときに、ボール頂点で、ポンと押すことでまたスムーズに動き出します。
その役目がボールでのケアです。その緊張がないなら、ほぐす必要もないです。それを探す作業をしたほうがいいです。
何でもかんでも毎日ほぐすではないです。
ほぐしすぎても運動の荷重しすぎでも筋肉繊維や腱は簡単に数本は切れたりします。(すいません、専門用語で表現できませんので語弊があったら先にお詫びします)
私は、ありがたいことにアスリートや舞台で過酷に体を使うバレエやダンスなどのパフォーマーさん達もクライアントさんにいらっしゃるので、彼らの尋常ではない疲労に関しては、毎日のケアには道具もどうしても必要になります。
実際にはカラダの使い方が良ければ、ケアもそう必要ない場面もありますが、全員が上手な使い方をしているわけではないですし、アクシデントで過緊張する場合もあります。ルールの中で「超人」を目指す世界なので、どうしても疲労が多くなりますので、ケアがかなり重要なのです。
その辺が一般の方とは違うのでほぐしも同じにはなりません。
(拘縮・スパズムは、また違うので専門分野でお願いしてもらってください。簡単にいうと麻痺により筋肉が萎縮したり、寝たきりで身体を動かさないことで筋肉の柔軟性が失われてしまったりして「関節が動かしにくくなった状態」です。
運動不足の人はその予備軍?適度な運動をぜひ!動かないと、血液もリンパ液も流れませんよ〜!)
私は自分で自分のカラダを直せるようになったので、効率的なストレッチとほぐし、そしてごく軽いトレーニングでほぼ良い状態を保てています。
やっていくうちにこんな感じと自分のルーティンがわかってくるといいですね。
私のオススメのほぐれッチの心地よい使い方は「タッピング」です。
タッピングは脳のα波とセロトニンが増加する事が分かってきたそう!
軽く叩く(お尻等筋肉厚めの場所は強め)心地よくリズミカルに。
なぜか他の人にやってもらうと自分でやるより氣持ちがいい〜。 氣の交換ができるからとも言われています。ぜひお仲間や部活などでやってほしいです。軽くね〜。
土踏まずやお尻は氣持ちいいですよ〜!
講座で実際にやってみましたが、軽く叩くことで、神経も通りますからぜひ!
叩き方もコツがありますので、またレッスンで〜!おほほ。
一般の方のセルフケアとセラピストさんやトレーナーさん、治療家さんではアプローチの仕方が違うと思います。
ぜひプロの方にも多く触ってもらい、自分のカラダのセンサーを感じ、セルフケアに取り組んでください。
毎日は歯磨きと定期的に歯医者さんで検診。毎日はセルフケア、定期的にプロにケアと整体してもらう。イコールです。
変わったところではペットにしてもらうケアはいいらしいですよ〜。笑
今日のポストでも全部を網羅しているわけではないので、なんとなくでもほぐしのことに興味を持っていただければと思います。
少しでも質問のお答えになっていたら嬉しいです。
栄養・睡眠・適度な運動  が健康の三要素ですが
排泄・ケア・メンタル   なども必要ですね〜。
精密機械のカラダを繊細にデリケートに優しく、でも弾力性をつけて、、ですね。
ほぐし+トレをセットでやるのが理想的だと、私は思います。
ではまたね〜!(*・◇・)ゞ
happy day ( ^∈∋^ )/