おはようございます。
🐤あひる解剖学×首の骨7番が二つ?
人間は首の7番と腰の12番、それぞれ頚椎・胸椎最後の骨でバランスをとって動きます。
ちなみに鶏は首を動かすことによりバランスを取るので首をつかむと歩けなくなります。笑
余談ですがアメリカの軍隊ではあひる歩きができないとダメだそうよん。
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さて普通首の7番は首を前に倒した時かなり大きな形でボコっと出るのでわかりやすいですが、同じくらい6番も大きく出る人がいます。肩のラインが7番です。
実は水泳をしている人に多いのです。
水泳や競輪などをするとS字が無くなる、といいますが、競技の特性上、背骨をまっすぐギミにしないと、骨盤が前傾ギミの出っ尻系の人も、骨盤後傾ギミの猫背系の人も腰から下が落ちて泳げないからです。
陸上で立つ所の緩やかなS字は生理的湾曲も、泳ぐ時は全体をフラットにしなければならず、全く陸とは違う使い方になります。
肺が浮きになりますが、下半身も平坦にしなければならないということです。
詳細は水泳の専門家にお任せして、陸では、重力がかかりますし、5kgもある頭を支えるためのS字は無いとなりません。
しかも、本来のS字の役割は司令塔である脳を、下からの衝撃から守るための湾曲で、まっすぐ過ぎるとダイレクトに脳にダメージです。頭痛にもなります。そのことを知って頂きたいです。
パソコンスマホ族に多いストレートネックもバレエ族に多い逆ストレートネックもよろしくありません。
首のS字も観察下さいね。
彼女は、水泳を学生の頃していたそうです。かなり時間は経っていてもこのようにカラダに履歴として残ります。
正座で前屈した時に背中がまっすぐ過ぎたので氣になり、首をこうしてみてもらった次第です。
激しい運動、マラソンや特に高い所からジャンプなどをしないかぎり大きな不具合にはなりませんが、このようなシステムを覚えていた方が良いかと思います。
水泳競技でもだから陸トレをしっかりします。一般の人もそうしないとです。
水泳には水圧マッサージや筋肉のほぐしといういい効果もありますから、陸スポーツの人は逆にやった方がいいです。
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スポーツの種類や、職人さんの一定の姿勢やスキルによって、何かに特化したものが多いので、それぞれある部分だけ発達したり変形したりします。
細かい作業の彫り師さんは指だこができたり、泳いでいる人は指の水かきが発達します。それくらいはさほどカラダに影響はないですが、座りっばなしは、背骨が湾曲します。
サッカーなどでは右足だけで蹴ることが多いので蹴りのカラダの使い方により背中右半身の筋肉だけが盛り上がり、左右差が酷くなり腰痛になりがちです。コアトレとケアが大切なのは言うまでもありません。
そこまで含めてスポーツです、スキルだけに目を向けずご自身のやられていることを再度観察しましょう。
基本のカラダがあってこそ動くことが大事ですー。
ってことで、まっすぐ過ぎる人は、毎日肩の上部にバスタオルを巻いたものを当てて湾曲を作り寝ることをおすすめします。
まっすぐ過ぎるとついつい高枕にしています。それもまっすぐの現れなのでよく観察下さい。
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首には神経の束がありますし、大切な脳脊髄液が流れる場所、血液も心臓から届けられます。脳とカラダ、生命のために是非ご注意下さい。
カラダの本来の機能が失われないようなカラダの使い方や初期化ケアを毎回しましょう。
ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。
サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ
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happy weekend ( ^∈∋^ )/
#あひる解剖学理解体芯緒
#首の骨7番
#背骨のS字が無くなるのはこまる
#生理的湾曲で脳へのダメージを回避しよう
★追加ですが、今朝のレッスンに絵を描く子がいて、その子も6番が大きかったです。
イーゼルに向かうから首がまっすぐになると思われます。
面白いですね、人のカラダは。