eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

before to doのオススメ

おはようこんにちはこんばんは。
レッスンでリアルにある事例をご紹介しますので、カラダの事を俯瞰して眺めてみて下さい。(事件は現場で起きている!)
完成形、というものにはあまり興味がありません。笑
どうやったら攻略できるか?を考える方が楽しい。
ご興味あったらどうぞー。
🐤あひる解剖学×before to doのすすめ。
「長座前屈ができるようになりたい」
 

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今回の黄色本の冒頭には、カラダを動かす際の捉え方から入っていますが、写真の上の状態でいくら長座前屈を試みても前進はないと思われます。
プラモデルを作る、折り紙を折る、そのような発想だと想像できるかと思います。
無理やり形づくろうにも、最初からきちんとしないとうまくいきません。また、途中から何かが邪魔になっていることもあります。
それらをクリアしてから、最後に【その形】ができればすれば良いし、コツコツ少しずつ進むのを楽しむのも良しです。

私的データでご紹介、ご提案してますが、それ以外の発見があればそれも加えて下さい。何しろ本人のカラダは本人にしか感じられませんので。

第一に観察、本人調べ

・骨盤が後傾しています。

・前屈時は胸の対極の背中が丸くなる。

・何をするにも動く時前と横の太モモを使ってしまう。

・前屈しようとすると、脚裏が痛い


はっきり言ってこの状態では毎日長座前屈をしてもますますカラダに良くないし深まらないと思います。

カラダの履歴も聞きます。

特に学生時の部活。(30代の方)

ブラスバンドで楽器はサックス。3年間。


これで、太モモが優先筋肉になっている原因がわかってきます。

楽器の種類でも全然違います。

サックスは重たい上に必ず同じ方向にセットして演奏するそうです。

いくら座っていても、背中も太モモも緊張します。持って演奏するからです。

それを指摘して、再度その形をやってもらったら、本当だー太モモに力入りますと。

吹奏楽は体力いると思いますよー。

毎日の事ですから、静かに筋トレになっています。3年間だけですよー、と言ってましたが、すごい継続筋トレです。

長座にしろあぐらにしろ、椅子にしろ、坐るということは、文字通り、坐骨に坐る、という事が必要です。

でも、太モモが強すぎると(前でも後ろでも横でも)腸腰筋群が緊張し腰とリンクしますから、うまく座れなくなります。

ストレスがある人、スマホの姿勢で胸が固まると、背中は丸くなります。そのまま前屈すると、前に曲げているはずなのに、胸で後ろに押すようなものなので、拍車をかけて骨盤が後傾します。

結果、長座前屈はできません。それでもやろうとするのは腰痛にもなりますから、やめた方が無難です。

原因がわかれば、クリア事項を一つ一つ考えます。


・太モモのケア:色んな角度から。特に一番近いリンパ節のソケイ部リンパ節とひざ裏のリンパ節を流したり、さする、点圧、さまざまなやり方でほぐしていきます。

・胸と背中のケアやストレッチで、硬縮をほどき、両方が連動して開閉できるまで深めます。

・胴体の左右差を埋めていきます(左右が違うと前屈の妨げになります)縮みも伸ばします

・ふくらはぎは足首もも関係するのてケアし、脚全体のねじれをとります

・坐骨周辺のケアもして坐骨に座れるようにします

・胸や背中の縮みはストレスでもあります。それも原因を探したり、呼吸や瞑想、音楽、、何らかの方法で、穏やかになることを探しましょう

・優先筋肉のシフト、違う使い方になるようトレーニングしよう

・胴体全体の筋力低下。コアトレをしよう

 ・頑張らずにリラックスして前屈するよう導こう

▲などなど、before to doが結構あります。

これらがクリアになったら、長座前屈は確認でやってみると、明らかに行くようになります。

折り紙がきれいに折れるようになったのですから。

でも考えてみると、そのようにしたのは自分なので、仕方ありません。自分でやりましょう。そうしないと、いつまでも、同じことの繰り返しです。

勿論人にお願いしても良いですが、自分のカラダに鈍感なままです。

今はちょうどいい期間でもあると言えます。じっくりカラダと話し合いましょう。

 


車やバイクが好きな方が休みの日に、部品を全部解体して、きれいにし、油をさし、オーバーホールしているのをポストで見ます。すごいですよね。

カラダも道具を磨き油さして、オーバーホールをしましょう!

ではまたね〜!(*・◇・)ゞ

happy  day ( ^∈∋^ )/

 


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