おはようこんにちはこんばんは。
今日は肘が痛いケースですが、所謂TFCC、野球肘、テニス肘と同じような原因です。
物を掴んで動く人やパソコンのマウス常用の人など、思いあたる場合、ご参考にして下さい。これもカラダの使い方です。
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🐤あひる解剖学×肘が痛い
AS= artistic swimming(旧シンクロ)選手のケース。
お世話になっているASチームの先生からメールで相談を頂きました。
スカーリングの時に親指に力が入ってないか?離れていないか?
を確認してもらい動画をもらったらビンゴでした。
すごくタイムリーだったのは、その後に元シンクロ選手の子がパーソナルレッスンに来てくれてたこと。わかりやすく動画にとりました。ゆうかちゃんご協力ありがとね♪
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親指が離れる
親指側に力が入る
ことが肘が痛くなる一因です。
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例としては、
・バットやラケット・球を親指を力んで持ち過ぎる、親指側に捻りすぎ
・支持の手や、物や人を持ち上げる、押す動作の時に親指に力が入る、親指側に捻りが入る
写真は体操の男子選手ですが、親指側に行ってさらに親指を曲げてああます。これでは相当カラダも歪みます。
倒立・ヨガのダウンドック・腕立て伏せ・ダンスの床動作・体幹トレのブランク・体操鞍馬の着手・リフトの持ち上げ・ポールダンスやティシュー・エアリアルの持ち方・自転車やバイクの握り方・トレーニング時の物の持ち方等々、全て当てはまります。
・パソコンのマウス使用時、親指がかなり落ちる、離れる→この場合、さらに肩上部と三角筋に強いハリが発生し続けてしまい、硬縮すると腕をあげるのに痛みが出ます。
などなどです。
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スカーリングの場合は、指はリラックスして、脇もしめずにしましょう!
扁平手、というのもあります。下記ブログを参考にどうぞ。
手にもアーチが必要です!
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個人的に無意識にやっていることなので、痛みが出たらすぐ言える環境、指導者も細部迄見てあげられる、ことが大切です。
見落としがちなことなので、氣をつけてあげて下さい。
このシンクロの子は、我慢強いのはよいのですが、本当に痛くなるまでなかなか言わない子らしいです。
でもスポーツ競技には、【疲労骨折】【オーバーユース】はつきものなので、カラダの点検や、調子はどうなのかを週に一度くらいで、我慢せず隠さず話し合いを持つことも必要です。
痛い所があると、練習を休まなければならない、自分だけ遅れる、という不安はわかりますが、競技ができなくなることになる方を回避したいです。
また、少しぐらい大丈夫、続行、というのも危険です。
原因を徹底的に見極めて、改善、ケアをする時間を。
特に成長期は、カラダがまだ出来ていないので、カラダの方が動きについていきません。
飛び級無しに、順に力をつけていくこと、使い方を知る、基本をしっかり、を焦らずつけて欲しいです。
成長する前に骨折や怪我ばかりだと後々骨が変形したり、いびつなまま育ったり、大変なのは本人です。将来のためにもよろしくお願いします。
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親指の使い方だけで色んな弊害に繋がります。カラダに優しい使い方を!
又、体幹がしっかりしていないと、結局部分に力みが出る、ということでもありますので、体幹トレも質良く丁寧に効率的に行いましょう。
量より質です。
ではまたね〜!(*・◇・)ゞ
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happy day ( ^∈∋^ )/
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#あひる解剖学理解体芯緒
#あひる青本と黄色本
#親指注意
#大きい筋肉だけでなく細部の使い方も見直そう