eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

股関節のブラックホール!?

おはようございます。
あひる解剖学の時間です。
昨日授業で、大学生から相談事。椅子や床から立つ時、毎回のように付け根がかなり痛くて、歩き出すまで時間がかかると。
思い当たる人はお読み下さいませ〜。
椅子に座らないスタンディングデスクが海外では多いです。それがいいのでは?日本はラクする商品ばかり目がつきます。


◉脳とカラダのお勉強:股関節のブラックホール!?

…最近特に多い股関節のブラックホールが大問題!なのです。
「付け根が落ち込む」感覚。

f:id:eigon:20190515090553j:plain





長時間の座り姿勢などもあり増えており、体の左右差でも比較的軸足や股関節が開きにくい方に多く、股関節が急に痛くなり椅子から立ち上がれなくなります。
椅子の座面が低いのも原因です。太ももより骨盤が下がってしまうほど低い座面にしている人は高くするようにして下さい。自転車のサドルも同じです!!!

また、女子に多い脚を組むのも股ぐらが内側に埋没してしまうような組み方だとそうなります。男子は組んでもそう陥る人は少ないですが、草食系には多い傾向があります。
猫背の人は女子も男子も内側に体が巻いてくるので、足先も内股になりやすく、付け根も内旋ギミになりこれに陥る人も多いです。結局姿勢ですね。

脚の付け根のストレッチがお勧めですが、大元を元から開くやり方で徹底的にやり改善下さい。付け根が前を向かないとNGです。股関節をつぶさないで上体を起こしてやることがポイントです。ひざ立ちのストレッチでも形は何んでもいいですが、ポイントは同じです。そこを注意しないと逆効果です。
伸ばした後に、上体を伸ばしている方の足側と反対の方に倒すと、さらに股関節が解放されます〜!

鼠径部のストレッチは間違うと本当に厄介なのでご注意を!
 



普段椅子生活でも徹底的にソケイ部を伸ばす・開くをやります。骨盤が前を向きたっている状態です。坐骨に座りましょう。
立ち上がる時に、痛くないそうなら、すぐ手で外へ股ぐらを開いて下さい。回避できます。


普段でも、痛い側の椅子の端に座り、甲もヒザも下にして少しでも後へ。反対足はやや反対側に開く、根元を痛い側も外側に開いていきましょう。
頭頂部を上に伸ばせば、これだけでコアトレになりますよ!ぜひやってください!

 
前後開脚をよくやる人は、NGのように股関節を潰してセットしますが、それも何回もやると、癖になり股関節を痛めることにつながります。気をつけて下さい。上体起こしてやりましょう。




女子はいつも言うように、【閉じる性】なのでなりがちになります。そのことを頭で理解して、椅子に座っている時も、【つま先➡︎ヒザのお皿➡︎付け根】が同じ向きになるように骨でまっすぐになるよう座るようにしましょう。
スカートを履いていると、脚は開けない事情はわかりますがその中でも、ヒザが内側に入らないように、まっすぐだけ意識するだけで変わってきます。

スカート関係なく脚を広げられる人は笑、四股状態で座って下さい。笑
やってみてね〜。



オススメは、「股ぐらと骨盤呼吸」です。椅子でもできます。股をおっ広げて(⬅︎表現すいません)そこを広げるように深い呼吸をすることです。もちろん全身広げていく。肩関節だけは開きすぎないようにして下さい!自然に向かって気持ち良く呼吸するように〜!


大学生の質問が学びになります。ありがとう〜!
結構逸脱していてすっとんきょうなのが本当に役立ちます。
そうくるか、、、って感じでおもろいです。はい。
またあひる解剖学でお会いしましょう〜。さいならさいなら〜。


happy day ( ^∈∋^ )/