eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

怪我からのリハビリの順番/筋力低下はNG、高血圧に。

おはようこんにちはこんばんは。
熊本、鹿児島の皆さん、充分お氣をつけて下さいませ。大丈夫でしょうか、無事を祈っております。

今日も長いですーご興味あればどうぞ〜。

🐤あひる解剖学×怪我からのリハビリの順番。
前十字靭帯のケース。
と言っても、運動不足からの筋トレの順番とほぼ同じです。
昨夜のレッスンでも相当コロナ禍で筋力低下した人が、「かかと上げを50回やってワナワナなのー」っておっしゃってましたが、をいをい〜になりました。
筋トレというと、なんかすごい回数とか、きついものをやる、というイメージになってるようで。
大基本は、【インナー】からです!
最初はヒザも深く曲げないように、です。
ストレッチも、伸ばし過ぎずに、浅く曲げて伸ばしてを繰り返す所からです。



BODY WORK by eico hatta




6年前に関わった関西高校出身で大学で体操している選手が、大学ではまだコロナで練習できなくて数人来ていました。懐かしいぃ。
その中の一人が前十字靭帯の手術後の左足のヒザが曲がらず、走るのが違和感があり早く走れない、着地ができないです、どうしたら良いですかぁーと。

その後、あ〜してこ〜して、怪我してない方より曲がりましたぁ、脚があがりましたぁ、走れましたぁ、三回ひねれましたぁ、おしまい。笑

リハビリのトレは何をしていたか聞くと、スクワット。
をいをい。それだよぉぉ。
怪我をしたのはヒザ。スクワットはヒザに大負担です。かなり後にやることです。
順番を間違わないようにしましょう。

下半身は、太ももより特にふくらはぎのインナートレを優先をおすすめします。
前述のカカト落としは、先につま先立ちにならなければなりません、それはアウターです。
アウターが先になると、【プリンの上にコンクリート】になり、怪我の二次災害になります。
順番のおおよそを。(個人差と怪我の程度によるので抜けたりすることもあります、ご了承ください。)

まずは、入念なヒザ周りのケアからです。ここで重要なのは、ヒザやひざ裏は触らない。
太ももやふくらはぎ、足、お尻、腸腰筋群、腰などまでケアする。かばっている反対の半身もです。
グリグリほぐすのはNGです。さするのが有効です。
普段からもグリグリはやめましょう。点圧は有効です。
かばっている故の左右の歪みや緊張もとっていかなければなりません。

立位がきつい場合は座ったり寝て、重力がかからない状態から、足指や足首の上げ下げから。

ひざ裏を手でサポートし、数センチヒザを曲げ伸ばし、痛ければやめます。
できるようになったらで良い。焦らないことが重要です。

立てるようなら、何につかまり(←ここが重要、しばらく以下もつかまり行う)、軽くヒ
を曲げ、カカトを1センチ交互にカタカタ。を、回数を日々増やしていく。
これを必ず毎日。

上のヒザの角度を少し深くし片足ずつ交互に曲げ、片足は少しカカトあげて、やりやすく合わせる。

両足ゆっくり浅く曲げ伸ばしできそうならする。深くはしない。伸ばしもまだ伸ばし切らない。徐々に伸ばし度、曲げ度を深く。でも90度近くはしない。

歩く歩く歩く。カカトが離れる時きをつけ、足幅狭くから歩く。

この辺でやっと少しアウター。片足ずつ半つま先立ち。交互に。
片足半つま先立ちのまま、左右に指の付け根を揺らしてみる。痛ければやめる。やれそうなら少しの幅ずつ。繰り返す。

片足ずつもう少しあげたつま先立ち交互。
遅くから早く。

両足で膝曲げる→つま先立ち→ヒザ伸ばす→おろす、を繰り返す。
遅く、早く。

上記を両足一緒にやる。

片足ずつ、ケル練習。

ここまでをスムーズにできたら、軽く走り始める。

などなどでございます。絶対焦らずです。
そして、毎日始まりと終わりにケアを念入りに。

もちろん、ケアもリハビリもプロにお願いしたり、です。
リハビリは、100日超えたら(今変わってたらすいません)病院ではできないので、その
のリハビリが大変重要です。
しっかり取り組みましょう。

彼は4年生で、就活もしているそう。
【体操の最後をちゃんとしたい】ということで、全カレ出場が目標です。
この時期に、また会えたのもまた何かのご縁でしょう。不思議です。
是非試合で、体操への、今までお世話になった方々への最後の感謝の演技ができることを心から祈っております。どうか中止になりませんように。
ファイティンK君!

怪我だけではなく、下半身の筋力低下は、まず、血圧が上がる原因になりますので、地道に筋トレしましょう!

ではまたあひる解剖学でお会いしましょう〜!(*・◇・)ゞ
happy weekend ( ^∈∋^ )/