eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

指と手首と腕。受信力も必要。

おはようございます。

あひる解剖学×指と手首と腕。受信力も必要。
多摩美大通信♪演劇舞踊デザイン学科

手首の可動域や動きのためのコンディショニング。

写真のように手のひらを出して(床につけないで)膝を後ろにお尻を引いてストレッチするbefore-afterをしてみて、【前腕(手首側の腕)】をケア後にまた検証してみて下さい。
明らかに可動域が写真のように変わりますし、グーパーや腕の動きが軽く滑らかに、手首の柔らかさが出ますし、手具を使うようなスポーツ競技では、手に馴染みますから扱いやすくなります。

方法は何でもいいですが、リンパマッサージが有効です。クリームやお風呂で石鹸で滑らせて心臓に向かって流しましょう。(各リンパ節をさすってあけてからしましょう)
あひる本【あひる解剖学理解体芯緒】ではp74をご参考に。

コンディショニングと言っても、実は【動くように創られたカラダ】を動かなくしているだけです。本来は動かして欲しいのであり、それができていたら、コンディショニングの必要もないことの方をご理解下さい。

 




BODY WORK by eico hatta

 

多摩美の生徒でも色んな人がいます。

・ピアノを弾いてる人
・フラメンコをしている人

は、指と手首と前腕をよく動かしているので、滞りがあまりなく、疲労物質も少なめなので、同じケアをしても特に痛がることはありませんでした。

・携帯とゲームをしている人・パソコンしている人
 (パソコンの場合、キーボード系とマウス系に大別)

は、指は動いていますが、手首と腕は固定なので、肘の内側の曲池というツボ周辺(腕を折らないと入らないツボです)と腕の三里周辺の緊張が継続し続けます。
こうなると、固まっていることが常になり、感覚も麻痺し、感じる力が鈍感になっていきます。
この2点を指圧するだけでも腕は楽チンになります。

ちなみに出っ尻の人は、三里が緊張多め、骨盤後傾・猫背の人は曲池が緊張多めです。(あひる本p340参照)
歪みによりそこを緊張させて自分の姿勢を保とうとします。


動画は、左右の動きの違いを見て欲しいのもありますが、(ケアした右腕は明らかに滑らかな動き)それより、彼のコメントが素晴らしい。
このように感じることが大切であり、受信力の良さがその人を変えていくと思います。伝えたいことが脳に入っていくことで、日々の生活で自分のカラダを瞬間瞬間で変えようと意識するからです。そうなったらしめたものなのですが。
何も感じない、わからない、といい続ける人はいつか変わって欲しいと思いますが、興味がないのでおそらく入力になかなかいかないと思います。

それでも数年経って、あ〜〜この感覚今だとわかる、となることがあるかもしれないので、こちらは言い続けますが。
(本や映画や経験でも数年経って、今ならわかるってよくあります)
授業は私も過去授業態度がいい方ではなかったのでなんとも言えませんが、教える立場になってみると、やはり聞いて欲しいですよね。笑 少しでもこちらに興味が持てるように工夫、努力するしかありませんが、受信側も努力をして欲しいとは正直思います。大学に行かせてもらっているご両親にも申し訳ないよね。(学生時代を猛省しながら。。その当時は多くの先生すいませんでした(*・ω・)*_ _)ペコリ)

昨日は担当授業がなかった生徒に廊下でバッタリ会ったら、
「先生〜!今俺バイクのデリバリーのバイトしてるんですけど、姿勢気をつけてます!」って声かけてくれました。
本当に嬉しかったです。

送信ー受信 お互いがいい関係でカラダに向かい合えたらと思います。


何しろ【動くように創られたカラダ】を大切にしてくださいませ。適度によく動かして油をさして、使った後は道具の手入れをし、よく栄養を取り睡眠をしましょう!
ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ

またまた雨ですが、お氣をつけて。
happy weekend ( ^∈∋^ )/