胸で操作すると腰は痛くない - eigonだって泳ぎたい　あひる解剖学

おっはようございます〜。

◉本日のカラダのお勉強：胸で操作すると腰は痛くない

昨日のお勉強のように、イメージと実践を繋げて体に落としていくと、より早く効率的に心地よく体が動いてくれます。メンタルとフィジカルが平行していくと断然いい！に決まっています。

胸で操作すると腰は痛くない

という言い方は、逆を言うと、腰で頑張ってしまう人が多いということ。
腰が痛い人に限って腰で頑張っているんです。腰痛持ちの自分の経験からしてもそうです。だからコアトレをして、色んな筋肉を鍛えています。（ぎっくり腰50回の武勇伝笑）

UFOキャッチャーのように胸の下の位置（よく私が言うブラジャーの下の部分です笑）で、体を動かすようにするといいです。
腰を付帯物みたいにして考えるといいです。胸を動かすと、言い換えると対極の肩甲骨が動き、肩甲骨とリンクする骨盤が動きますので、体がスムーズに動きます。腰は付帯物だから自動的につられて動くだけです。腰で力を入れてしまうと、重心が下故に動きが重くなってしまいます。上に引き上げるような腰の動きならまだいいですが、アンカーにする動きではいけません。
マリオネットのように、一見腰抜けに見えるくらいの抜け感がいい動きを創りだせると思います、コア力があると最高です。ダランとしているとことで最小の力で体を動かすほどの馬力が発揮できるってすごいと思います。それが理想！

実際私のスタジオでは、ハンモックやほぐれッチ®などで形状記憶しますが何か似たようなものでやるといいと思います。各種ダンサー・演技をする競技のしなやかな動き、体操の大車輪とかのしなり・弾力はまず、そのカラダを作ってからでないとね。

必要な筋トレも、腰をわざと使えなくして、普段あっても使えてない筋肉をつける狙いもあるし、無意識に使ってしまう固定概念を取り去る、ということもしたいからです。
そうすると、自分の弱い筋肉も把握できるし、こんな風にも体は使える、という新たな発見により、体の使い方が変わっていくという善循環になります。
ただただやみくもに反復練習するほど、時間とエネルギーの無駄、、はありません。

一口に「腰」と言っても範囲が広いですが、腰の筋肉でも基礎工事の根元中の根元のインナーの筋肉が強いと体は強いです。
腹筋・サイドの筋肉と一緒に動く＝インナーユニットで動くのが理想です〜!!!　６パックの腹直筋ではなく、奥の腹横筋、横隔膜、骨盤底筋、多裂筋ですね。
イラストの土管のようなピンクのコアのさらに奥のユニット（緑色）ってことです。
特に多裂筋が弱い方が多いので、そこを鍛えて、4つがバランス良く鍛えられるとすんばらしく体が動くようになります。
腹横筋と骨盤底筋は連携していますので、ここを鍛えると、尿漏れや空気漏れに効果が出ます。是非鍛えて下さいませ〜!!

いわゆるイメージの腹筋＝腹直筋は、ある意味耐えるだけの腹筋なので、動く時はあまり役に立たないし、逆に邪魔になる、、とさえ言っておきましょう。だから、部活や体育などでの腹筋は、変に形状記憶され、ボディトレーナー泣かせでもあります。笑
早くインナーのコアにシフトしましょう〜!!!
剣道の胴のかたいやつ、仮面ライダーのような腹筋は弾力ある動きはできませんよね？
あ、でも、見せる腹筋はそれはそれでいいです〜。はい。

ま〜一般の方はここまでしなくてもいいかもしれませんが、知っておくと日常の生活がラクですよ！体って意識一つで動きが変わります。是非それを感じてみてください！うわべの恋よりも深い愛を！（うわべの恋は怪我するぜ。なんのこっちゃ〜〜。笑）

体操の内村選手が、世界一にどうしたらなれるかと言うインタビューで

「世界一練習した人が世界一になる。ただし、正しい練習を世界一した、が大事」

と言ってます。
少しでもそれを実現するように、皆で研究しましょう〜!!!