・
🐤痛くならない動き方のお話。
先日の埼玉栄高校体操部の先生から嬉しいご報告。
「あれ以来、腰痛い軍団全員練習できています。教えてもらったケア継続させます!」と。良かった良かった♪
…逆に言うと、痛くなるように動いていたから分離してしまった、ですし、ケアや縮み戻しも出来ていなかったという事です。
道具の手入れしっかり‼️です。
・
🐤あひる解剖学動作研究部
【分離症】で動けない
コルセットを巻いてできる範囲で練習に参加していた選手。
前屈も後屈も痛くてできないと。
でも痛みなく動けますよ‼️
「痛くないっ❗️」と不思議な顔で何度も動いていたのが嬉しかったです♪
・
少し長くなりますが。
体操という凄い競技に限らず、日常生活の座る姿勢や立ち方、歩き方等の基本の動きと偏った+負荷の大きい筋トレ等が【腰痛】になり易いです。
体操に特化する迄もないですが、一度痛くなると、痛さから避けるシステムが発動して、歪みの連鎖が始まってしまい、二次被害三次被害に繋がる方が怖く、辛いです。
体操では、
❶ヘルニアやすべり症から分離症
❷分離症からヘルニア
に大別される特徴的な間違った使い方、癖があります。
❶は、出っ尻ギミで、どの反る時も腰でそる癖があり、椎間板がつぶれていきヘルニアに。その後反ると痛いものだから、痛さから逃げて逆に骨盤を後傾させて使うようになり分離症になるパターン。
❷は、姿勢の悪さからの骨盤後傾と、体操独特の「ふくむ」を間違えて骨盤後傾までしてしまい分離症になり、その後同様に痛みから逃げて、姿勢を前に移していき、すべり症やヘルニアになるパターン。
アドラー等も腰を潰しがちなので、使い方に要注意ですyo!
特に大胸筋が発達した体操選手は、姿勢をよくしようとさらに大胸筋で引っ張ろうとするので胸があがり、腰がつられて引っ張られ腰が痛くなるパターンにもなります。
❶❷どちらも、真っ直ぐの姿勢を通り越して両極に行ってしまいます。とほほ。
結果的に【真っ直ぐ】を知っていれば間違わずに済むことですが、ふくむトレーニングや、真っ直ぐと思っているトレーニングなどで、お腹を固め過ぎて腰に負担がきて、いつしかこのようなケースになることが多いです。
それを知っておいた方が良いと思います。
腰は長引きますし、いったん癖になると、毎回そこに陥り、どんどん分離とヘルニアの箇所が増えていきます。かなり痛いです。
でも、もしそうなったとしても、カラダの使い方で回避できていきますので、使い方を知りましょう‼️
【使い方】です!
・
ケアはどちらのタイプも、痛い腰で頑張れないので、太モモ前で頑張る事になるので、念入りにほぐします。
ローラーの様な面圧よりは、点圧+伸縮+筋肉同士の空間を空けの方法がオススメです。
筋肉の繊維に圧力、分断しないようにしましょう。
太モモは多くの筋肉の集合体です。それらを離す事がリリースになると思います。
・
前屈:お尻を後ろへ引いてしまったり、腹直筋(6バック)を固めると分離症に繋がります。
上半身も下半身も脱力させ、膝を曲げてもいいので、股関節を潰さずにおじぎしましょう。
後屈:腰で、や、お腹を出して反るのは絶対禁止‼️
背面の緊張をとる事から始めます。前面も胸の骨を後方へ行き過ぎない様に意識します。
個人差もあり、簡単に説明できないので詳しくはライブで。
・
ブログ参照(体操)
https://eigon.hatenablog.com/entry/2019/10/23/085817
・
実際、関わった選手ですが、成長期に分離症になった小中学生でも、栄養と動き方で、骨がくっつき回復出来ています。
(カルシウム、マグネシウム、ビタミンD等)そして成長ホルモンのために睡眠❗️
一つでも痛さを抱えて動く事は辛いですよね。でもやらなければいけないのが競技、らしいです💦
少しでも怪我にならずに回復させながら動く様な使い方とケアを‼️
happy day (*・◇・)♪
#あひる解剖学
#分離症
#ヘルニア
#痛くならない動き方で回復
#栄養睡眠適度な運動が健康の三要素
#体操
#新体操
#バレエ