eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

北風と太陽 とお母さん。

ご注意:このブログは、からだのことなど、(メンタル的なことも)一個人の私の経験の中で感じた事や学んだ事を書いていますが、決して絶対的なものでもなく、正しいかどうかもわかりません、断定しているものでもなく、強制するものでもなく、足りない事も多々あると思います。そこはご了承下さい。くれぐれも鵜呑みにしないで下さいね。もし実行しようとする場合、ブログの内容はご参考になって、無理は決してなさらず、ご自身の体の状態をご自身で判断し、ケガのない範囲で自己責任の範疇でお願い致します。また関連するブログや、そのことについての専門的な知識、情報も併せて調べたりして、より自分に合うものを活用するようご判断下さい。自分一人の頭で思いつく事を書いているので完全な説明ではないと思います。実際体を拝見しているわけでもなく、色々な方がおられるので、すべては標準化できないし、体の事は本当に自分の意のままにならないことが多いからです。くれぐれもケガのないようご注意をお願いします。ほんの少しでも皆様のお役に立つようになると嬉しいです。もののいい方も勢いで書いたりするし、時に楽しく、時にまじめに、時におふざけも入るし、どや顔に感じることもあるでしょう。表情や微妙な気持ちや考えも温度も文章の表し方が下手なので誤解をされる場合も多々あると思いますが、大目にみて下さい。あったり前ですが、悪意はまったくありません。



先日の5/1の大阪のWSで、こういう質問がありました。
「先生は体は硬かったのですか?」
はい、そうなんです、硬かったし、今も通常は180度に開けませんよ。入念に準備してやっと180度近くになる感じです。毎日戻ります。でも何ミリかづつ一進一退を繰り返しながらこの数年いい感じです。あぐらは左がかなりあがっています。右は開いていますが、内側靭帯を故障してから開こうとすると痛いですが、うまくつきあって、2年目ですがようやく開いてきています。これも毎日観察しながら戻ってはケアし、を繰り返しています。
おそらく、私が柔らかい人だったら、こういうWSをしていないし、勉強もしなかったと思います。
私は割と学生時代足が速い方でしたが、わけもなく速かったので、そこにはあまり楽しみを見いだせず、陸上部には入らなかったです。そんなのと似てる気がします。だって何もしなくても何故か速いのでそれ以上なんかする気になれなかった。。。んだと思います。
柔らかい人は、柔らかいから、悩む事もないし、どうしたら柔らかくなるなんてことは考えないんじゃないかな〜。だって柔らかいんだもの。元々軟体人間のようなDNAをお持ちの方もいらしゃるし、努力でなった方もおられるし、幼少の時バレエとかなにかやった人は知らないうちに柔らかくなっているんでしょう。。
私の場合、硬いからなんとかしようと思ったし、体の事を知らないから知りたくなるし、探求したくなる。柔らかくなってやる、、と思う。はは。
でも今は、それより、「健康」とか「ぴんぴんころり」とか、自然の中で気持ちよく体を動かしたいとか、血液が流したい、とか汗をかきたい、とかそんな風に変わってきて、年齢もあると思いますが、気持ちよく、いい感じ〜にからだを動かすことにかなり比重がシフトしてきました。

少し話がずれますが、この質問してきた方はお母さんでもあり、話が弾む中で、自分自身は他人には色々言えたり優しく声をかけられますが、自分の子供にはなかなかうまくいかない、という話になり、
「母親は太陽でなければならない。向かい風ではなく、追い風でいてあげたいね」ということを話させて頂きました。毎回それは自分自身に向けても言っているんですが。
昨日母の日だったのをすっかり忘れていて、娘も風邪でダウンしていて何事も無かったので、私も出ていたので知らないうちに一日が過ぎてなんだかな〜でしたが、今母が上京していて電話で話す中でも、『母親』とはなんだろ〜とまたまた考えたりしました。答えは出ないけれど、母も母親で、私も一応母親で。それぞれだなとつくづくね。色んな母親が日本国中いるな〜と。しかも皆、ある意味死ぬまで母親初心者であるんですよね。これでいいということもなく、ここで母親終わりってこともなく。いつまでも終わりはない。母親になった以上いつまでも母親でいなければないんだなと。結構それは責任重大。。。とあらためて思ってしまった。。。
でも考えようによっちゃ〜〜母親皆がそれぞれの子供さんの太陽なら日本国中明るくていいやねっ。電力いらないくらい。。。笑  そうなるように努力しなきゃ。。
不思議なのは〜〜、少しくすりとしてしまったのですが、今朝日ニュースでGWの行楽地の迷子の特集をやっていて、子供ちゃんが皆、「ママ〜」と泣いていて、誰も「パパ〜」とは言わない。はは。だから、やはりお母さんは大役なんだよな〜って。肝に銘じて毎日反省して子供に向かい合うようにしたいと思いましたyo。。愛しい愛しい我が娘にne。母の日にそんなことを思いました。毎年、母の日は自分の母親への感謝とともに、自分の母親ぶりを反省、叱咤激励する日にします、と心に軽い決意をしました。来年には忘れているかもですがね〜。うひょ。



さて、本日のお題は、「北風と太陽」あのイソップ物語のお話からです。母親は太陽、から連想したもので。
レッスン中に、かたくなにりきんでいる方、ぷるぷるしている方を見ていると、北風に洋服をとられまいとして頑張ってる人やな、、、と思ったんです。肩甲骨にどんどん力みや怖さを隠していくので背中が丸くなる。力が入っていることにも気づいていないのが難ですよね。
もっと太陽の時みたいに解放して、気持ちよく伸ばせるといいですね。イメージしてくださいね。朝の海、日の出の太陽を浴びながら、波の音を聞きながら思いっきり背伸びをし、呼吸をし、心地よく体の隅々まで酸素を運ぶ。。。そんな風に動かしてくださいねん。
(またここで余談ですが、太陽に向かって呼吸する時、手のひらを向けますよね?甲を出す人は殆どいないと思います。無意識にそうしています。実は、手のひらは解剖学的に「表」です。手のひらを向けると体にす〜っと入ってきます。自然にやっている動作ですが、人間はそうやって自然にやっている行為の中で体にいいやり方を身につけています。だから、音楽を聞いたり、コンサートや講話を聞いたり行った時に膝の上に手のひらを上にのせて聞くとより音楽や話が入ってきますよ。是非試してみて下さい。人に会うときも手のひらを向けていくときっと色んな事がうまくいきます。と、思います。私もWSでなかなか前屈できない人には、私を手を合わせてもらって気を送りやる時もあります。不思議と深まります。5/1の大阪では見事にべた〜〜といって皆さん歓声をあげてくれましたが、皆さんの、がんばって。。。という心の応援も一緒になってぐぐぐっとね。「気」や「思い」の力は本当にすごいと思います。好きな人と手をつなぐのも、やはりそういう気の交換ができているからですよね。あ〜〜今すぐ誰かと手をつなぎたくなってきた〜〜。って今誰もいない。しょうがない、ダッフィぬいぐるみと結んでおきます。はは) 

もといっ。もちろん、この北風と太陽のお話の意味は。。。物事に対して厳罰で臨む態度と、寛容的に対応する態度の対比を表しているわけですが、まあ体的には、叱咤激励、ストイックトレーニングと充分なケアとでも置き換えましょう。どちらも必要です。いや、ストイック過ぎてもだめな時もありますんで、ストイッ子ちゃんぐらいにしておきましょ。ゆる〜くストイッ子ちゃん。それよりケアやほぐしの方が大事、大事ちゃん!



でもここで興味深いのは……なんです。実はこの北風と太陽の話には、もうひとつ別の話もあるんです、知ってました?
Wikipediaから引用すると、
「北風と太陽がした勝負は最初は旅人の帽子をとることだった。最初、太陽は燦燦と旅人を照り付けると、旅人はあまりにもの日差しで帽子をしっかりかぶり、決して脱がなかった。次に北風が力いっぱい吹くと、みごと簡単に帽子は吹き飛んでしまった。その次に行った勝負は旅人の上着を脱がす勝負だった。この勝負の結果は周知の如くである。
この別の話の教訓は、何事にも適切な手段が必要である、ということである。一方でうまくいったからといって、他方でもうまくいくとは限らない。その逆も然り。しっかり、結果を見据えて、手段を選ぶべきである。」
帽子の方は私は知りませんでした。北風だけが悪役みたいなイメージだけがありました。イソップ物語は実に深いですね。



レッスンにいらして下さるいろんな方とお話をしていると、本当に上記のようなことを感じます。体のことも然り、人生も然り。学生時代も色々あるでしょうが、殊の外、社会に出ると毎日、毎時間のように自分にふりかかってくる出来事の対処に人は翻弄されます。その度に、ストレスをためたり悩んだり、それが体を歪ます原因にもなるんですよね。
ストレスは物理学では、「物体に圧力をくわえる事で生じる歪み」なんです。まさにストレス=歪みです。
「何事にも適切な手段が必要である、ということである。一方でうまくいったからといって、他方でもうまくいくとは限らない。その逆も然り。しっかり、結果を見据えて、手段を選ぶべきである。」
私の理論は、日々バージョンアップしています。そのようにしたいと思っているので日々発見できるよう努力はしているつもりです。それは上記のようなことで、自分でうまくいったと思っても、ある人には合わないときもあり、どんどん違う手段を考えなければ、という課題を与えられます。
東京に高尾山というミシュランの★がついた山がありますが、そこは、登山するのに、1号路、2号路〜と色々道があるんですね。どれも景色、趣、きつさがあったりしてさまざまに楽しめます。だからさらにいいのだと思いますが。このように、体のことも、目標に対して、アプローチの仕方を、毎日同じ方法だけでなく自分流に工夫したり、違う仕方で試行錯誤することが大切です。その中で沢山の思わぬ発見があります。
(2008年に、WSを細々と始めてから、今に至るまで、本当にその連続です。3枚組の賛否両論のDVDも、今や私にとってはすごい昔の事で、もっとバージョンアップというか効率的になっている、と自分では思っていますが、結局、過去には戻れないし、言い訳もしたくないので、前に進むしかないわけですが、そういう意味においても、最新バージョンはブログでもレッスンでもご紹介していますが、直接にはかないませんので、ご興味ある方は一度いらしてみて下さいね。ライブは思わぬ化学反応があってほんまに楽しいですよ。)


で、結局何が今日は言いたいかといいうと、
・力まないイメージ
・アプローチの手段を何種類も持つ
・常にバージョンアップする新しい自分にしていく

ですかね。
自分に対しても、「できない」「かたい」「どうしようもない」というような言葉の向かい風ではなく、「やってみよう」「ファイト」「今日はどう?よろしく〜」みたいな追い風でお願いしますね。
時に太陽のように明るく、時に北風のように逞しく〜叱咤激励する、そんな風に人生に抑揚をつけて楽しくいきたいものです。


それにしても毎日昇る太陽。。。おてんとさまに感謝です!
生かされていて生きている。ちゃんと生きな〜〜〜。がんばろっ。
\(^O^)/ with my&your smile !! like a big sun!!

もう午後になってしまいましたが。。。
今日も愛をぷしゅぷしゅ〜〜〜いきまっせ (*^▽^)r鹵~<巛巛巛愛情スプレー 
きらきらhappyな一週間を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚
愛と希望と祈りの日々を。。。。継続して絶え間なく。。。


追伸:今日夕方某健康増進の会の講習会でしたが、担当者がぎっくり腰になって急遽中止に。。。皆さん、本当に「姿勢」とか気をつけて下さいね!!もう〜〜柔軟どこじゃないんだから。。。Hさん、お大事に!参加予定の皆さん、また次回お伺いしますので今日はすいません〜。それまでほぐしてほぐして待ってて下さいね!

追伸2:昨日、私が参加している異業種交流会で、facebookの勉強会に行って来ました。とても良かったです。mixitwitterとはまた違う特徴や、使い方によってはビジネスにも効果的ですし、人とも繋がっていけます。反面、やはり危ない事やこわい事もあり、そういうのも教えて頂けました。次回もお願いしたので、もしご興味のある方は、ご参加されてはどうでしょうか?
この異業種交流会は、フリーランスのためのECP(縁の下の力持ちプロジェクト)という会です。誰でも参加できます。
http://www.herobar.net/schedule.php?eid=00007