eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

春のおしゃれは足元から。カラダも足元から。

おっはよございますぅ。


◉脳とカラダのお勉強:春のおしゃれは足元から。カラダも足元から。

春休みで地方からパーソナルレッスンにいらしてくれた体操をやっている女子。
ターンの回り方、つま先、有痛性外脛骨、軸が取れない、左右差...たくさん希望がありましたが、結局、

・足をしっかり修正、出荷時に戻す
・まっすぐ上に立つ
・体軸=真ん中を知る

ということで全て解決しました。
特に足は、成長期に骨の問題も出てくるのですが、歪んでいるのに、「できないから補強100回」、とかやらされる、という現状に納得いきません。ただただ歪みと間違ったカラダに形状記憶しているようなものですし、ますます骨が出るようなことになります。
(つま先立ちでしゃがんで、かかと落とす⇆つま先立ちを100回だそうです 汗)

出生児に300近くある骨が繋がっていき、成長期を経て206個になります。折りたたみ傘から、たたまない傘になるようなもの。
骨端線とか聞くと思いますが、=成長線=軟骨が骨へと変わっていく境目、なのです。その軟骨に少しずつカルシウムやリンなどが吸着して、このミネラル分が塗り固められることで硬くなり、丈夫な骨へと進化していきます。
だから、この成長期に、上から圧力をかけさせないでほしい。ちゃんと繋がっていくように。お願いします。

だから、この成長期に、上から圧力をかけさせないでほしい。ちゃんと繋がっていくように。お願いします。


立位では、足の形がアーチが落ちてもいないので、一見良いように見えましたが、ルルベ(つま先立ち)になると、途端に内側に倒れる癖がありました。シワがすごいですよね。
これは、まだ足の骨がちゃんとできていないし、やり方も間違い、上から圧力をかけて補強をした結果、潰されて、内側に流されてしまったのでしょう。
外側だと倒れますが、内側なら両足で支え合い、内容はめちゃくちゃでも、姿勢は保っているように見せることはできますから。
こんなの本当、ナンセンスです。
細かいとことまで見逃さずに、レクチャーしてほしいなと思います。
日々の「補強」も、なんとなくいつも通り「はい、100回〜」「お尻〆ろ〜」「太ももしめて〜」とか指示している、のだと思いますが〜。それが、多くの成長期の子たちの骨を変形させている、という落とし穴がある、ということも覚えておいてください。
回数より、質です!!!!!!補強がスポ根、もわかりますが、メンタルとカラダでは微妙なところです。ご一考ください。
女子はツマ先立ちが多いので、なおさら、気をつけてほしいです。
写真を見比べると素人でもわかると思います。こんなことをしていたら、もっと骨が出たり、変形したり、出たり、いづれ疲労骨折、になります。


バレエでは、立つために、100回補強、はしません。聞いたことありません。笑
でもちゃんとトーシューズで36回転フェッテなどできます。
それは、日々バーで、胴体の方のトレーニングをしているからです。
この子は、ジャンプさせたら、下に下がってジャンプしました。音がひどくしてました。上に伸びていない証拠です。
ふくむということも、固める、カラダを硬直させる、と勘違いしていると思います。そんな動き方を形状記憶したら、疲れて疲れて、本当身が持ちません。
それが足を痛める一番の原因だということも知る由もない....。

【胴体で動く】をしっかりトレーニングしましょう。そうすれば、足に負担は来ません。
骨を壊すような使い方や癖も軌道修正していきましょう。脳に新しい記憶を入れるだけで、大きく変わっていきます!
【足元】基礎部分がグラグラしていたら、立派なおうちが建つはずがありません。カラダも立つこともま、よく動くこともできません。



仙川も駅の桜も見頃です。スタジオへの道中は、菜の花と陽光桜、コブシの花が見事です。
ぜひ堪能ください。レッスンお待ちしております。
happy day :)