eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

『痛い』の捉え方について

私の理論は、HPのつたえたいこと、おもうことのBODY WORKについての所に書いていますが、
http://www.k5.dion.ne.jp/~eigon/thinking%202.html
殊に、「ほぐす」に重点を置いています。
私はレッスンに入る前に、私の理論や考え方をご理解して頂くために、HPや、参加のご案内メールにも必ず上記の事を熟読してほしいとお願いしています。知識が無いと間違った先入観や期待感だけでいらして頂いても身にならないからです。こちらは真剣なので参加者にも気持ちを律してほしい、という正直な気持ちもあります。本当に変わるんだ、という思いがないと、懐疑心ばかり強くなり、集中力も散漫になり、身に付かないまま終わってしまいます。そしてその次には、「この先生は私には合わなかった、だめだ」くらいな感想で終わり。
私のやっていることは、いわば生きて行く為の普遍的な事をしているので、その日、数時間の事で理解できることでもないし、四季があり異常気象な日本であれば殊に1年を通しての自分の体と向かい合って初めてわかることばかりです。加齢に伴う変化や体調、怪我、故障、病気、そんなものも勿論ありながらの中で、です。人間もなまものですから、物質的結論は出ないものだし、うまくつきあいながら楽しみながら自分の体と向き合って頂きたいのです。自分の体は自分でなんとかする以外にないのですから。
「なにをやってもだめ」というダイエットの決まり文句のようになってほしくないから、お話しているつもりなんですが、理解して頂かないと、それは本当に「粗大ゴミ」でしかありません。



で、殆どの初めて私のレッスンを受けて「ほぐす」事をやった方の第一声は 「痛いっ!」(しかめ面つき) です。しかも時として相当にです。

先日のブログにも「でもその痛さは、あなたの「体の悲鳴」だということを忘れないで下さいね!」と書きました。
これをまず通らないと、体を変える、自分を変える事はできないと思って下さい。

先日、パーソナルレッスンを受けた方が一言。
「こんなに痛いと来なくなりますよね」
来なくて結構です。いや、けんか腰ではありません。私へのいらない心配はしないでご自分の体に向かい合って下さい。痛い本質的な意味をわかっていません。
またバリでパーソナルレッスンを受けた方が一言。
「こんなに私は不健康で、放っておいたんですね」
よくぞ気づきました!

これだけのことなんです。ここにもう開きがあります。わかりますか?捉え方です。


何が言いたいのかというと、
What do you want me to do?
私に何をしてほしいのですか?どうなりたいのですか?
ですが。(へへ何気に英会話の練習)
「硬いんです、なんとかして下さい」
何百回と頂くメールの内容です。でも、なんとかして下さいに含まれる、他力本願的な気持ちがある以上多分自力ではNGなんだと思います。
敢えて今日はそこの所をちょいと言わせてもらいますね。

前屈などをして頂き、どこが痛いですか?という質問をWSの始めに必ずしますが、その痛い部分があなたの凝っている部分、縮んでいる部分なんです。だからそこをほぐせばいいだけのことです。もっと言うと、たまに、「心が痛い?」と冗談で言いますが、本当は、体が痛いって言っているんだよ!と言いたいんですyo。いい加減にしてくれよっ、くらいな程度で、です。早く気づいて早く楽にしてくれよと、あなたの体は言っているんです。そこにどうぞ、気づいて下さいね。何十年もほっといてほんまかわいそうやで〜。
私の趣味で痛がっている人を見るのが好きでWSを開いているのではありません。土曜の朝のレッスンでは、半分それを楽しんでいる感もありますが、それはまわりも優しさと、「洗礼だよ」、これであなたも私たちの仲間だね〜という応援の気持ちがあるということをご理解下さい。でも、これを知っている人と、知らない人では大いに人生が変わってしまうほどの大きい力であることを是非ご理解頂きたい。。。
一時の我慢で人生が切り開かれるほど体がラクになるのです。をいをい、ここの部分だけじゃ〜覚せい剤のすすめみたいじゃん。。。違う違う〜〜〜。゚(T^T)゚。゚
それも、毎日しないといけないので、面倒くさいかもしれませんが、歯を1週間磨かないで我慢できますか?筋肉だってそれは実は同じなんですよ。しかも、筋肉のおかげで日々歩いたり座ったり寝たりできていることにあまりに無意識になってしまっているということ。歯は、「虫歯の痛さ、治療の痛さ」をわかっているから必死こきます。でも介護される体になる、介護させてしまう、ということをいつも頭のどこかに置いて下さい、そうしたらやるでしょう?それくらい切羽詰まった気持ちになってくださいyo!
例えば、昨日のブログの様に、精神的に知識を得、すごい志を持っても、高い魂が身に付いた気になっても、「実践」しなければ所詮絵に描いた餅ですし、心も体も一体となって初めて成り立つということを肝に銘じて下さいね。

体が資本鍛えろ!心は資質+錬磨!  脂質とあれまはいらんで!(゚o゚C=(__;バキッ

なにしろです。
痛い!それは心が痛いんだということを、わかって下さい!


実は反省してもいます、私のやはり伝え方がだめなんだなと。なので、まあこのブログを読んでわかって頂くと嬉しいのですが、もしわからなくても、体を動かす事は続けて行って下さいね。私のWSやレッスンに出てすぐに目に見えて結果が出ないとしても、いや、いいわけのようですが、体の細胞レベルで必ず変化はあり、それを継続すれば中から変わって行くことを体で感じてくれれば、、、と切に願うだけです。

昨日、レッスン前に近くのスーパー銭湯に汗を流したくてちょいと行って来ました。そこに電気風呂があるんですが、そこの前でいろんなおばちゃん、若い方など入り交じってその電気風呂について話しているんです。しびれる、ここまでくるわ〜、すごいな〜、血液流れるんやね〜赤くなった〜なんてね。そんな風に顕著に現れたり感じたりするとわかりやすいのかもしれませんね。方法はなんでもいいと思います。何か、とにかく何か体に対して施す、手をかける、動かす、そういう事をやって下さいね。そうすると、自然治癒力が高まりますし、体の中が動き始めれば生活も変化します。そのことが一番大事だと思います。思考もどんどん変わるといいなと。


実は、「こんなに痛いと来なくなりますよね」という言葉に過剰過敏に反応して、このことをどう言えばわかってもらえるのか、2日考えていました。あまりうまく伝えられていないかもしれませんが、私の思う所はこんななんで、どういう感想をお持ちでも結構です、もし読んで頂けましたら嬉しいです。


痛いっは、どこまで続くんですか?という質問もありますが、生きて行く限り続きます。でも、痛いではなく、きっと痛気持ちいいになるはずなので、そうなったら、いいでしょ?ふふ♪
子供を産んだ方ならわかります。痛かったからこそ子供が愛おしいです。苦難の後の喜びは最高ですぜ!



今日もきらきらhappyな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚