eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

左右差と坐骨神経痛 その2

なぜか暑い夏なのに、坐骨神経痛持ちが多いのです。クラスにもいっぱい来る。。。困ったちゃんです。冷えからも来るので冬のイメージですが。。。冷房も関係しているのと、表面はほてっていても、体の芯が冷えている状況もあります。これは冬からずっと引きずっていたりするので厄介です。
ストレッチや前屈をした時に、お尻らへんから太もも後ろ〜膝あたりがぴりりと痛いと感じる方は、ほぼ坐骨神経痛と疑っていいです。。単に硬くて痛いのとは全く感覚が違います。


勿論、坐骨神経痛の原因はいっぱいあり、腰からも来ている場合もあるし、下半身の捻りとか、お尻からなどなどさまざまです。
坐骨神経は腰や骨盤から足の先まで走っている神経です。
実は、この坐骨神経体の中で一番太く長い神経ですよ。。。
太ももの裏から膝に伸びそこから二股に別れつま先にまで伸びています。
つまりこの神経が通っている部分に痛みが出るということ。
神経自体が長いので、痛みがでる範囲もおのずと大きくなってしまうがさらに厄介さね〜。
当たり前ですが、神経は360度に存在しているので、(座骨神経ではないですが、大腿神経とかね。。。無数の神経があるわけです)足の後ろ側だけではなく、足の付け根前面とかにも痛みが出るケースもあります。私は両方(後ろと前)経験しています。今も若干左側の後ろに出ています。毎日格闘、ほぐして捻れと圧迫をとり痛みを無くして運動する、を繰り返しています。でもその、やっつける作業がなんだか毎日楽しいです。これでどうだ、みたいな事を毎回あの手この手でやってみて自分の体で実験しています。発見が沢山あります。(膝の内側靭帯も2年間格闘、もう仲良くなって愛おしいくらいです。故障から学ぶことはいっぱいだし、強くしてくれます。格闘家と呼んで。笑)


坐骨神経の原因は人によって様々な上に複雑にからまっていたりする故に、解決も難しいですが、坐骨神経痛といのうは、実は病名ではなく、何らかの原因で坐骨神経を圧迫して起こる症状全体を指しているだけのことなので、重く考えず、原因をひとつひとつクリアにすることに取り組んだ方がよさげ、、と私的には考えています。うまくおつきあいする、ということ。
まあ色んな原因はあるにせよ、結局腰周辺の筋肉疲労による血流障害と、ストレスによって起こる血流障害という見方が多いです。この「血流障害」と私は向かいあうことをおすすめしています。結局ほぐしですがね。

ただ、現代人は、昔に比べるとあきらかに運動不足で、筋力はどんどん落ちています。筋力低下よって筋肉疲労が起こり、老廃物質が多く出てきます。しかも加えて血行が悪いのでこの老廃物質が流れずに留まり、血管を閉じて血流障害を起こすという悪循環に、、、。運動しないから一層拍車をかけます。
週1回くらいの運動しかしない方なんか、これに陥ること多いんですよ。なるべく最低3日に一度軽い運動、心がけて下さいね。


あくまで坐骨神経痛の経験者の私的な解釈ですが、まずこの血流障害を無くすのがまず一番ですが、勿論、ほぐすと一時的に流れてラクになります。でも血流障害になっている、大元の歪みなり姿勢を変えないと、元の木阿弥。
だから、この歪みを治すことが最優先。
だって、だいたいが両足に同時に出ることは少なくて左右のどちらかに出るので、やはり左右差のある体の歪み、これを直さないとNGなわけです。重度の坐骨神経痛になると腰や足に激痛が走り、歩く事もできない状態になるから、今のうちに治そうね〜。結構深刻になりますぜ。ずきずき神経痛はストレスもたまりますよ〜〜。
過度にならない有酸素運動で毎日血行を流すのは、ろんもちいいですぜ。



で、まずです。仰向けになって左右のつま先どちらか開いているか見て下さい。
開いている方が右だとすると、反対側の左に坐骨神経痛が出やすいです。
右利きの方は左足にでやすいです。(あくまで統計的にです)
軸足になる方に出やすいです。
足首のねん挫、膝の故障などで(これは学生、小学生の頃に遡ってまでですよ!)どちらかの足の関節がルーズジョイントになったりするのも大いに関係しています。ねん挫した方の足と反対が坐骨神経痛になりやすい。
結局、負担になっている足側に坐骨神経痛が出るという事。
故障した箇所を無意識にかばう動作により、捻りが入ったりして、やがて、腰、肩甲骨、首。。。という風に歪みの連鎖が発生し、首は遠いからなかなか気づきませんが、実は昔のねん挫が長い時間かけて今の体の歪みを形成していたりします。無意識ってとこが厄介きわまりない。も〜〜〜〜、牛になっちゃうぞ〜。


ここでおべんちょ〜。

下半身すねの骨は2本ありんす。
内側についているのが太い「脛骨」。
外側についているのが細い「腓骨」。

余談ですが、よく、アスリートはこの2本の骨を感じられること大切!と言うんですよ!地面に足を着地させる時、不安定な状態で足を降ろすと、腓骨側に体重がかかり体のバランスが乱れてしまうから、ジャンプの着地や伸び上がる際に腓骨まわりの筋肉がやられて肉離れを起こすケースが多いのがこれです。

で、です。
この脛骨、腓骨まわりは、運動後は緩めてほぐしたいんですね。2本の間をなるべく離すようにして、2本の間のすねの筋肉を徹底的にほぐします。手のひらで回す様にとか、指圧でもOKです。ここが緊張していても、しゃがんでかかとがつかない人になります。


逆にこの間を締めると、運動時、歩行時、走行時安定して疲れなくなります。具体的には、膝の真下と足首らへんを締めるのが一番いいです。
昔の兵隊さんのゲートルってご存知ですか?

これ巻いているから長い距離歩けたり疲れが少なくてすみます。
ゲートルの巻き方で、きつめに巻く所と緩める所があるのですが、これがすなわち足首を保護し血液の降下を防ぐ事で徒歩での体力の消耗を減少させている、ゲートルの役目です。足首では血液が降下しすぎないように巻いているようですが、場所により巻きを緩めることで血流の阻害は極力避けているというから、すごいんです、ゲートル。
まあ〜今ある、圧力靴下もここからきていると思いますが。だから、昔の方の智慧ってすごいです。。ははあ〜〜〜〜。



100均一でこんなサポーターあります。きつめの。これと膝のサポーターをして、極力膝下をきつめに二重にしても、同じ様な効果がでるので、足首が弱い方は、運動時や歩く時にこういうことをすると安定するので、逆の足に負担がかからなくなるので、結果座骨神経痛の予防に繋がっていくんですね〜。


ふう〜〜〜。説明でここまでに至るのが一苦労。。。わっかるかな〜。
とにかく左右どちらかに負担かけない生活を考えないと坐骨神経痛は改善しないし、腰痛とかにならない姿勢、姿勢、姿勢でっせ〜〜〜!!S字のある、美しい姿勢です!S字ないと、運動してはいけません、って言っちゃうぞ〜〜〜!


で、ほぐしについては〜〜。まあ、徹底的に。。。ですが、写真付きの方がわかりやすいと思うのでまた作業をしてからにしますね。具体的にはお尻と太ももが主です。筋肉のほぐしのブログを読んでみて下さい。WSやレッスンに参加された方はもうおわかりですが、え?そこまでするんですか?のレベルです。
痛いということです。あはは。
土曜のWSに参加された方も、「ほぐす」ということが本当はどれだけのものなのかよ〜くわかりました。謝るからやめて…という感じでしたが。と。あはは。やめてとは、私がほぐす手をやめろ〜〜〜〜〜ということです。それくらい揉みほぐします。
でも私が悪いんじゃないからね〜〜〜。そこだけよろしく。



坐骨神経痛が、無い人も、運動したら、バレエやヨガやったら坐骨神経痛 になった、という人も多いので、間違って体使ったり、軸足で頑張ったりケアを怠るとすぐなりますから、気をつけてね!
毎日のほぐし、これが運動を楽しむ為にセットでなければなんですyo!
自分でほぐすのが面倒な方は、整体師と仲良くなろう、友達になろう、彼氏にしよう、結婚しよう、愛人にしよう、しつこい。。。。あとは、パートナーを調教しよう。。。はい。なんでもいいからほぐしてっ!



てなことで、わかって頂けましたでしょうか?
結局左右差があると、坐骨神経痛になるし、色んな歪みを連鎖させるということ、緩んでいる足は締めて使う事、使ったら徹底的にほぐすこと。。。そんなことを理解していただけ、実行、継続、お願い致します!


木曜日まで暑いらしい。。。ですね。今週も大汗かいて栄養とって睡眠して溌剌といきましょう!お盆の疲れをとってね〜〜〜!


〆(..) 今日の1枚  byボンボヤージュ

押してもだめなら引いてみな〜だねっ。自分が一歩ひいてみるのもいいかも。後ろにひくと、視界が広がるがな!




今日も愛をぷしゅぷしゅ〜〜いきまっせ (*^▽^)r鹵~<巛巛巛愛情スプレー 
きらきらhappyな一日を!(^◇^)/*:.。. .。.:☆・:*:゚*:.。. .。.:☆・:*:゚
愛と希望と祈りの日々を。。。。継続して絶え間なく。。。


●ご注意:このブログは、からだのことなど、(メンタル的なことも)一個人の私の経験の中で感じた事や学んだ事を書いていますが、決して絶対的なものでもなく、正しいかどうかもわかりません、断定しているものでもなく、強制するものでもなく、足りない事も多々あると思います。そこはご了承下さい。くれぐれも鵜呑みにしないで下さいね。もし実行しようとする場合、ブログの内容はご参考になって、無理は決してなさらず、ご自身の体の状態をご自身で判断し、ケガのない範囲で自己責任の範疇でお願い致します。また関連するブログや、そのことについての専門的な知識、情報も併せて調べたりして、より自分に合うものを活用するようご判断下さい。自分一人の頭で思いつく事を書いているので完全な説明ではないと思います。実際体を拝見しているわけでもなく、色々な方がおられるので、すべては標準化できないし、体の事は本当に自分の意のままにならないことが多いからです。くれぐれもケガのないようご注意をお願いします。ほんの少しでも皆様のお役に立つようになると嬉しいです。もののいい方も勢いで書いたりするし、時に楽しく、時にまじめに、時におふざけも入るし、どや顔に感じることもあるでしょう。表情や微妙な気持ちや考えも温度も文章の表し方が下手なので誤解をされる場合も多々あると思いますが、大目にみて下さい。あったり前ですが、悪意はまったくありません。