eigonだって泳ぎたい あひる解剖学

あひる解剖学 hatta method  * BODY WORK

全ては基本のカラダから。

おはようございます。
あひる解剖学の時間です。
長文です。ご興味ある方どうぞー。

昨日は高2のバレエ女子ちゃん。夏にスカラでスペインに行くそう。沢山収穫がありますように!


◉脳とカラダのお勉強:全ては基本のカラダから。色々勘違いしがちなこと。

あるあるですが
・出っ尻
・固めて使っている
・片脚の時に軸足にカラダを寄りかかってしまう
・可動域が無いのではなく使い方が間違っているだけ
・ケアしていない

これらをきちんとすればすぐに変わることができます。

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可動域は間違った使い方で何度やっても壊しながらの練習になってしまうので、一旦立位ではない重力のかからない床でケアしたりストレッチをしたり準備をしてから、をオススメします。
ストレッチもポイントがずれているのだと思うし、ケアを殆どしてないようです。
本人曰く「週5日くらいレッスンですが、たまに休みが続くとカラダが柔らかくなってる時があります」と。笑
それは、固めて使っているからと、それが練習しないことで緩んだからに他なりません。わかっているのです。
筋肉が緩めばそれでいいことなので、ケアでもお風呂でも休むでも呼吸でも何でもいいのでやってねー。
それより固めないで使えれば一番良いのです。
いい意味で脱力するこです。気張る方がいいことだと勘違いしていたようです。気持ち、わかります。

こう考えて下さい。
絶妙なバランスでテントを張っている状態。
バレエはすっとこの状態をキープしながら色んな動きをします。
それを頑張ると勘違いしてしまうと固くなります。
どこかのロープが強すぎたり弱すぎたりしていないか?
軸のポールはもちろん一番強くなければなりませんがそれだけだと胴体もまいります。
そのためにアームスも下半身も有ります。
ただやはり大きく占める胴体が歪んでいてはもうどうにもなりません。歪みを悪くバランスをとりながらになるので。

出っ尻ちゃんは、
・胸が出る(呼吸ができない)
・肩を巻いてとめに入る(全てに力が入る)
アゴをひく (引き上げをとめる)
・ヒザを後ろに張る(反張膝で骨の変形に)
・腰痛になる(現にぎっくりに近いことを一度している)
・太ももでやるから太くなる
などに悪循環になる一方です。これではブレーキをして自転車をこぐことになりますよ。

このようなことになる前に、早い段階で軌道修正をしないと、毎回の練習が【固める歪みを進め、無理やりやる練習】になってしまいます。時間と労力がもったいない。

特にお尻の仙骨まわり、仙骨と腸骨の周辺には首から肩甲骨や肋骨から繋がる筋肉も沢山あります。もちろん背骨にも。ですから歪むことがこれらの筋肉を緊張させ、骨に負担かけることになることをまず知りましょう。
成長期は特にです。

バレエはターンアウトという特殊な使い方をしますが、開くことと勘違いしているのが殆どです。私もそう思ってました。
でも実は、上に伸びることがやはり最優先でしなければならないことで、お尻の小、中、大臀筋の使い方を使い分けることで、内転筋が自然と前に内旋します。それでお尻もつられてしまったようになるだけで、外からぎゅっとしたり、太ももを回したりすることではありません。ましてかかとを前にー、ではありません‼️

バレエを取り入れている審美系のスポーツでも間違わないように取り組みましょう。
 

からしてしまうと、必ずあちこち痛くなります。
カラダのことは中から使うように見直しましょう!

中から伸びることで、出っ尻さえも引き上げちゃいましょう!の勢いでお願いします〜!


開こうとしてしまうと、仙骨と腸骨の間、仙腸関節の辺りが痛くなりますから、数カ所点圧(ミニほぐれッチがおすすめ)してくださいね。
その後はラクにパッセも開脚もできます。
他にも脚の付け根まわり、腰などもー。(結局全身やるのが良いです)

なかなか自分ではクセや緊張部分、改善点はわからないものです。
参考になさって下さい。相談して下さい。


ではまたあひる解剖学でお会いしましょう。サイナラサイナラ、、。!(*・◇・)ノ

happy new week( ^∈∋^ )/